コールダックの雪乃丞ちゃん(愛称:雪ちゃん)
たれ目がキュートなあひるさん♪
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前回はこちら⇒『私にとって絵を描くということ(1)』
毎日、たくさんのあひるの写真を見て癒されていました。
その中でも、特に大好きだったあひるさんがいました。
お年寄りの「おばあちゃん」あひる。
北京ダックなので、大きなサイズのあひるさん。
「にまっ」と笑ったようなくちばし、すごく目力のある目。
羽根もふっさふさのふぁっさふぁさで、まるでゴージャスな羽根のマントをまとっているような感じ…。
いつも前向きに元気なイメージの写真。
「なぁ~に、しょぼくれてるんだわさ?元気だすだわさ~!」
と、言われているような気がして、いつも励まされていました。
「このあひるさんのイラスト描きたいなぁ~!」
と思っていました。
ところが…
突然、そのあひるさんが、体調を崩して虹の橋を渡ってしまいました…。
亡骸は、いつものように「にまっ」と笑っていました。
悲しくて…
悲しくて…
こんなに突然、いなくなるなんて…
翌日も家にいる間中ずーっと泣いて、その次の日は休みだったので、朝からずーっと泣いてました。
写真を見ていて、ふと思い出しました。
「イラスト…描こうと思ってたのに…」
気づいたら、Illustratorを立ち上げて、写真をトレースしていました。
そうそう、このくちばしが特徴あって…
この目の形が特徴あるんだよね…
体の羽根はふぁっさふぁさだったよね…
ひとつひとつ、丁寧に、あひるさんの特徴をなぞっていく。
その作業に没頭するうちに、涙は止まっていました。
今まで、Illustratorは上手く使いこなせなくて、イライラして使っていたはずなのに、そんなことは、完全に頭から消えていました。
とにかく、ただただ、
このあひるさんの「この感じ、この雰囲気を表現したい!」
その一心で、使えそうな機能を無意識に探して使っていました。
そうやって…
ひとつひとつ、「こうだったね…」と形や感覚を確認していくことで
ひとつひとつ、悲しみが癒されていくような、不思議な感覚でした。
幼いころに、ただただ自分の中のイメージを表現するためだけに、夢中で絵を描いていたあの頃の感覚。
絵が「評価される」ことを意識し始めた中学生の頃以来、忘れていた感覚でした。
誰のためでもなく、ただ、自分の頭の中にあるイメージや感覚(触覚・臭覚)を絵に込めて表現する。
これが、「私にとって絵を描く」ということ。
そして、それがなによりも楽しいのです。
「あんたの好きなように描けばいいだわさ~」
大好きなあひるさんが、思い出させてくれたのかもしれません…。
そうやって、一枚のイラストができあがりました。
(※追悼用に描いたイラストとして飼い主さんに贈ったものですので、ここでは非公開とさせていただきます。)
でも、その時に思いました。
こんな悲しい形で描くよりも、
元気な時に描いた方が、飼い主さんも手放しで喜べる…
あひる飼いのみなさんが、TwitterにUPしているあひるさんの写真やコメントの交流が、私の毎日の楽しみの1つ。
恩返しも兼ねて、どんどんイラストを描こうと思いました。
今日の冒頭のイラストは、その第1弾です。
とってもキュートなたれ目のコールダックの雪ちゃん。どや顔してるところです。
ほんとに、たれ目なんですよ。かわゆい~( ´艸`)
ほぼ毎日数時間、あひるさんのイラストを描く時間をとっています。
絵を描く楽しみを取り戻して、本当に描いていて、とっても楽しいです(o^―^o)
そして、これが意外な影響があったのです。
次回に続きます。
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