暫定版【勝笠式目】
1-切字は発句のみ。
2-同字は間五句以上あける(=去嫌。五句去り)。
3-春、秋句は三~五句続ける。再び同じ季をくりかえすときは最低五句あける(五句去り)。
4-夏、冬句は一~三句まで。再び同じ季を繰り返すときは最低二句あける(二句去り)。
5-恋句は二~五句続ける。初折の表は避ける。最低三句はあける(三句去り)。前に出た恋句と同じような句は避ける。
6-月句は多少位置が前後しても良い。春夏秋冬どの月でも良い。
7-花句は極力定座を守る。正花なら可、必ずしも桜に限定しない。(ただし99句目は桜で)
(注:*正花(=花の句)は桜が基本だが、以下の夏冬秋雑の花も認められる。
例 夏…余花、花御堂、若葉の花など
秋…花火、花相撲、花灯籠など
冬…帰り花、餅花など
雑…花嫁、花婿、花鰹、花紅葉、作り花など
*浪の花、湯の花、火花、糀の花などは正花とは認めない。)
8-素秋(月句のない秋)、素春(花句のない春)はなるべく避ける。したがって他季の月が出た時は、同じ面(折りの半分。表か裏のページ)には秋は出さない。
9-字余り、字足らず、短句の下七の四三はなるべく避ける。
【句の付け方】林先生の覚書を参考に。
https://yukar.in/note/ckF7Li
随時進行表を確認しながら楽しく♪
(初折)
句番 折 句数 定座 句
1 初 表 発句 1 首傾ぐ寒の句会の鴉かな(冬)海牛
2 初 表 脇 2 黒き羽毛に星となる雪(冬) 山葵
3 初 表 第三 3 闇夜裂く最終便の窓灯り(雑)小鶴
4 初 表 4 4 閉じた絵本に朝陽差し込む(雑)楽水
5 初 表 5 5 衣更白馬の王子来るを待ち(夏)布褸
6 初 表 6 6 古着も混じり好みあれこれ(雑)牛
7 初 表 7 月 7 太鼓鳴り櫓輪になる盆の月(秋)鶴
8 初 表 8(折端) 8 妖かし逃れ芒騒がし(秋)山
9 初 裏 1(折立) 9 コスモスの揺れる河原に一人来て(秋)作
10 初 裏 2 10 流れゆく枝浮き沈む見ゆ(雑)桂
11 初 裏 3 11 雲追いて駆け登りしは無縁坂 (雑) 毬藻
12 初 裏 4 12 蝉時雨消す入道のこえ(夏)山
13 初 裏 5 13 青き山峠ひと息うまい水(雑)鶴
14 初 裏 6 14 頬に春風揺れるスカーフ(春)水
15 初 裏 7 15 颯爽と桜の路を美男美女(春)牛
16 初 裏 8 16 雲雀の声を聞く道祖神 (春)褸
17 初 裏 9 17 永き日を名曲喫茶で過ごしおり(春)摩衆
18 初 裏 10 月 18 月光淡く朧なる空(月)(春)桂
19 初 裏 11 19 影映しせせらぎ草を分けてゆき(雑)山
20 初 裏 12 20 黒髪なびく風の少女よ(雑)鶴
21 初 裏 13 花 21 雪洞に浮かぶ花嫁高島田(花)(雑)褸
22 初 裏 14(折端) 22 障子放てばけふ銀世界(冬)牛
さえずり派とはtwitter上に忽然と発生した謎のハッシュタグ(#saezuriha)。
それから一年後のある日、式目なしで初心者ばかりの『勝手に笠着連歌』がぽかりと誕生いたしました。
毎月1日、11日、21日に誰かが発句して、100韻まで詠んでいます。
勝手に笠着連歌には、ハッシュタグ#kkasagiをつければ誰でも自由に参加可能。飛び入り大歓迎。
輪廻、季戻り、観音開き、その他もろもろ失敗はあれど、気にせずにワイワイガヤガヤやってます。


