V表ブと:表ロを入れ替えてみる | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

V表ブと:表ロを入れ替えてみる

この記事は、07/10/29 のものです。

一応これは「提案」なので、バージョンは付けていません。正式な変更をすると
「永久に終わらない飛鳥」にますますなってしまうので。。。(^^;;

まあ、支持が多いようでしたら、正式版になってもいいと思います。

飛鳥21世紀-357改 (357のブロを入れ替え)

[シフト無し]
7,2,1,5,4,6,9,8,0,3,,,¥,.
「,ー,に,ぴ,%,-,・,と,は,ほ,」,¥
き,し,う,て,ぎ,ゆ,ん,い,か,た,ぶ,後
ば,け,じ,ろ,へ,ゃ,っ,ょ,ゅ,め,,


[左親指シフト]
{,[,],},゛,無,’,*,¥,/,+,^,|
ざ,え,ね,ぁ,ぅ,!,ぃ,よ,ふ,ぇ,),_
だ,ち,あ,り,ぉ,ず,る,す,ま,で,げ,逃
ぜ,ひ,せ,び,ヴ,や,が,、,。,?,/


[右親指シフト]
!,”,#,$,%,&,無,゜,>,<,=,_,¥
(,ぱ,れ,ぺ,&,ぢ,~,そ,こ,ぞ,ご,無
わ,お,な,ら,づ,ぬ,く,の,つ,さ,ぼ,後
ぷ,べ,み,ぐ,*,む,を,ど,も,ぽ,無


ディメリット 
0.2音漢音で多数派の「ろう」の方が左連打になる。
1.ロがVと左に来たことで、「オ段は右」の法則がもう一つ崩れる。
2.「だろう」の左右指対象連打が左三連打になる。
3.ブログの「ログ」でV表逆の連打が生じる。
4.「だろ」の他に、前世紀から伝統だった「キロ・ゼロ」の左右の指対称打鍵が左連打になる。
5.どうでもいいけど、ボクシング素人の亀田史郎氏の「しろう」も交互打鍵から左三連打に。

では、メリット

1.「いろいろ・そろそろ・ぞろぞろ・ぼろぼろ・ぽろぽろ・めろめろ・ころころ・どろどろ・
とろとろ・よろよろ・のろのろ」など、小指4連打を含む右四連打が交互打鍵になる。
ついでに「札幌」の「ぽろ」の同指連打も交互打鍵に。

2.よく使う「こころの・ところが」などの助詞付の右4連打が解消される。

と、項目の数的にはメリットの方が少ないように思えます。ここでディメリットについて考察を加えます。

まず0.で「ろう」の左連打が生じるがVDの表同士はそれほど悪い運指でないので我慢の範囲。
「ろん」の方は交互打鍵になることだし。

2ちゃんデータでは、「ろう」は155位の0.10%です。でも、漢語の少ない2ちゃん
なので、「だろう」が多く占めている模様。どっちにしろ千回に一回程度DVの表
同士の運指があることはそれほど問題にはならないはず。

また1.は、「どうせ覚えるときは一つのカナに一つの運動を対応させる脳内回路を作る」と
いう配列習得の現実を考えると、「五十音的な規則」に拘泥する必要性はそう大きくはない。

2.の「だろう」の左3連打は、左とはいえ運指的に悪くはない。それに一部の2チャンネラー
でもなければ、である体を使っても「だろう」をそう頻繁に使うことはない。

3.「ブログ」みたいなのが急に外から入ってきて、頻出語になってしまうのが日本語をカナ配列で打つ
ときののややこしいところ。英語の新語や日本語でも行段系だったら、こういう問題は生じない。

で「ブログ」の「ログ」は前世紀までは航空・船舶関係者かアマチュア無線やネット時代になってからも一部の人
しか使わなかった。特に一般人はその存在さえ知らない言葉。配列を作る際にも考慮する必要がない連接だった。
外来語以外の日本語では「ろぐ」の連接はそもそも存在さえしない。
「ぐろ」で「愚弄」があるくらいのもの。

しかし、今はおバカな芸能人やその辺のオバチャンネエチャンから小学生までブログをやっている時代。
「ブログ」が重要語なのは確か。ということで、「ログ」のV表逆の連打にどうしても耐えられない人
はこの変更を無理にする必要はない。

4.の「だろう・キロ・ゼロ・しろう(と)」の左連打もロが表の異指連打
なので、左連打でもそれほど打ち難くないしそもそも出現率が知れている。

と、つらつら総合的に考えるとメリットの項目にあるような連接が交互打鍵になる方が、出現率的にも有用
なようなんです。特に、擬態語擬音語が拷問的な同指四連打になることが避けられるのが大きいのです。

たとえたまにしか使わなくても余りにも悪い運指が何個もあるのは避けた方がいいと思うのです。
たとえ、もっとよく使う「だろう/ブログ」などが少々打ち難くなっても「絶対打ちたくない」ほどは
打ち難くはないのですから。。

大体「ラ行」は鬼門なんですね。「ら」でいっても「からから・きらきら・くらくら・けらけら」と
殆どの清音と繰り返しの連接を作りますから。でも、ラ行同士では「らろらろ・りろりろ・るろるろ」
とかの連接の擬態語などを作らないので、この法則性を今回の変更は利用したわけです。

左人差し指の「ひoへoてりらびぐへ」と「ろ」の連接は「テロリスト」とかはありますが、繰り返し
の擬音語・擬態語は超マイナーな「ぴろぴろ・ぺろぺろ・へろへろ」くらいしか作りませんし。

あと、オ段は「お・ろ」で他のオ段のカナと連接しやすいということもあります。
「おそ・おこ・おろ・おも・おど・およ・おぼ」のオ絡みと同様な事情なんです。
ですから、オ同様ロも、他のオ段と交互打鍵になる今回の変更は意味があります。

一方、「ぶ」は右小指の:表に持ってきたことで右小指の連打が幾つか防げます。

もともとブのような「濁音半濁音同士は連接しにくい」という法則性性があります。

標準指使いではP@;:/が飛鳥の小指領域になり、15個のカナ記号が載ります。
ここで清音は「たさほめ」のみになって後は「ぞごぇ)」でげほo?」です。
つまり、右小指領域は清音が少ないので濁音の「ぶ」を:表に持ってきても
濁音や記号や小文字との連接が起きにくいということになります。

ですから:表のブとは、「豚・多分・目分量・五分五分」とか、表同士で我慢の範囲の「多分」
を除くと、かなりマイナーな言葉でしか、:表絡みの同指連打の連接はできません。

でも、「五分五分」はかなりつらい。。。。(^^;;


と、「全てラッキー」はあり得ないのでこんな時間が掛かるんです。それがカナ並べの世界です。
だから、「これが飛鳥式の配列作りの欠点」とyfiさんは言ってます。

でも私に言わせれば、だから誰か一人が犠牲になって良いものを作ればいいんです。
その犠牲者が私ということは、これを読んでいる人には全てラッキーということなんですから。

今後飛鳥を使うことになる人にも。。。。

昨日TVでやってましたが、有機ELとかを明るく大画面にする技術を開発したどっかの大学の
研究者がいるそうです。まあ、寝ぼけて見てたので、正確には覚えてないんですが。。

また、長寿命や省エネにするにも、幾つものハードルがあったそうです。
13インチとかの小画面のものは既にソニーが実用化したみたいです。

で、あれはとても「困難」なので彼以外は本格的に挑戦する人がいなかったみたいです。
(とは番組では言ってなかったので、いても成功しなかった人は登場してないだけかも)

ですから、開発が「困難」なことは問題ではないのです。一人でも挑戦して成功すれば
使う人はハッピーなんです。ですから、「困難すぎて誰も挑戦できない」のでない
限りは、開発の「困難性」は本質的な問題ではないと思うんですよ。。>yfiさん

たとえ、「一人も成功しなかった」としても、それは「原理的なそのやり方の不可能性」
が証明されたわけで、全くの無意味とは言えません。永久機関のように。。

ということで、やはり問題は「困難」の問題ではなくて、開発費の有無なんですね。

何しろ有機ELの方は、大学のにあるテスト版の製造装置だけでも八億かかっていて、全体
では百億円を越える勢いの開発費です。でも、こっちはゼロというか、マイナスですからね。。

だから、配列開発では困難性とか犠牲とかが他の開発と違って問題になるんです。
あくまでも、こっちは無給のボランティアですから。

でも、TVが少々綺麗に映っても薄くなっても個人の生活が大して変わるわけではありません。
最初は感激しても、肝心なのは映る内容の方なんで、慣れたら特に気にすることもありません。

逆に私のように、昔は32インチだったものが今や拾ったも同様の14インチになっても
以前の環境が懐かしくなることもありません。

でも、TVを買う多くの人にはスペックはやはり大きな判断材料になります。
二十万とかの製品が何百万と売れることになり、大きなビジネスになって
数百億とか開発に掛けても元が取れるんです。

でも良い入力法が普及すれば、こっちだって何百万の人が、それも初期だけではなく毎秒
恩恵を受けるんですから、開発環境の彼我の差は本当に何とかしないといけない。。。

っと、老いの繰り言のようについつい繰り返しつつ去ってゆく今日この頃なのだ。。。。(;_;)