最近暑くてダラダラしております。
なので、自発的にお出かけなんて事もしてません。
(当然日々を浪費するだけの無為無策な生活を送っているのでブログネタもなく。。。)
この1カ月でイベントらしいイベントと言えば、『夜の托鉢』に行った事ですな。
場所はチェンマイの堀の西側にあるスワンドーク門からさらに西に行ったところにある
『ワットスワンドーク』
知り合いのタイ人夫妻に誘われて一緒に『夜の托鉢』イベントに参加しました。
というか、わたくし、誠に不信信者なものでして、誘われて軽くOKしたものの、その『イベント』
に、参加するに当たって必要な『御供えもの』(お坊さんに献上する托鉢用の品物)を用意
する必要がある事も分かってなく、全部そのタイ人夫妻に用意してもらった次第でした。
用意したお菓子
飲み物と合わせて2袋 約300B也
相方と二人で2袋約300B。結構高い参加費じゃのう。 などとはケチケチ在住日本人
の我ら二人の感想。。。
でも連れてきてもらったタイ人夫妻をはじめ、みんなこのレベルかそれ以上の品を献上()
すべく、用意しています。ちなみに奥さんの方の給料が月約7000Bで今回の費用が夫妻で300B。
チェンマイなのでバンコクなんかに比べて給料は安いのですが、大卒でもこのレベル
の月収というのは日本と比べて本当に安い。。。
その約4%程度の金額分を御供え物に使っちゃうのも感心。(私には出来ません。。。)
日本でならこんなイベントでサクッと1万円使っちゃう感覚か
(しかもこの手のイベントしょっちゅうあるそうです。ひぇー)
夜11時頃に行きましたが、メインイベントのお坊さんが托鉢の為に境内を練り歩くのは
12時過ぎかららしいです。(と聞いた時は泣きそう・°・(ノД`)・°・になりました。)
参加者は約1000人程度
この真ん中を坊さんが練り歩く予定
ちなみにこのイベント、何て名前か聞いてみたところ
『ใส่บาตวันพิเศษ』 サイバーッワンピセーッ
正式な名前ではなく、呼ぶならばこんな感じ?というニュアンスです。
(直訳するなら托鉢(をさせていただく)の特別な日かな)
メインイベントまで時間があるので、お寺名物(とわたしが勝手に考える)タダ飯に挑戦
案の定無料の炊き出しの『カオトム(おかゆ)』発見
昔、とあるお寺でお坊さんの食事を一緒に頂いた事があったのですが、完全な精進料理でした。
しかーし今回頂いたお粥は。。。
見難いですが肉入りなんです
これは一般向けなのでまあそういう事なのか しかしいいのか寺の中での殺生()は
(まあここで屠殺している訳ではないのですが。)
写真の通り、1杯の量は少なめなので、余計に食欲を増進するだけ。。。
『もう一杯ほしいなあ』と思うものの、もし『おかわり』がこちらの『常識』から逸脱していたら
こちらの『常識』をわきまえずに『おかわり』したら、みんなに白い目で見られるのではないか?
変人だと思われはしないか と、うじうじ。。。 小心者。。。
とそこに、横にいる相方も腹をすかせて『おかわり』を所望している様子。
これはチャンス すぐさま相方を御代りに派遣(相方はあまりそういう事に意を介さないのです)
なんの問題もなく『げっちゅー』してきて、特に冷たい視線も無し。
ふむ。
万全を期して 『わたしも【おかわり】を所望したしまする』と意気込んで2杯目をもらいに行くと
配膳してくれているおばちゃんから
『何杯食べてもいいのよ』
とのお言葉が。。。
なんか一連のやり取りと心理を読まれているようで余計に恥ずかしかったです。。。
走行しているうちにお経がはじまり
手を合わせてお祈りするタイ人のおねいさん
もし日本でこの手のイベントがあればおそらくその平均年齢は私の歳の倍以上。。
となるのは必至。しかしここタイでは老若男女が集まり、その平均年齢は非常に低い。
感心します。良い国やね。
そうこうしているうちに
行列の先頭 仏像の前にある鉢にお金を入れます
タンブンタンブン
坊さん練り歩きの図
当然、鉢はすぐ一杯になり
袋に詰め替えます
しかし、お坊さんによって違うのですが、もう鉢をひっくり返してドバーと移し替えちゃうあたり
なんだかタイの形式主義を垣間見たような気がしました。
(中には一つ一つ丁寧に移し替えているお坊さんもごく少数ながらいましたが。)
ゴミではありません
托鉢によって集まった大量のお菓子たち。
一連のイベントは午前2時ぐらいまでかかりました。
しかしみんなちゃんと明日仕事や学校いくのかな 絶対行かないでしょ。
お誘いいただいたタイ人夫妻から、
『来月もあるからまた来ようね』
う、うん。。。
もしよろしければご投票お願いいたしまする。m(_ _ )m