2008-04-26 18:36:39
ルールは捨てろ!「愛」を書け!・・・・・・・・・・・・・・
テーマ:ニューパラダイムブックのご紹介- 企画書のつくり方見せ方の技術 [スーパー・ラーニング1]/藤村 正宏
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「企画書」つくり方、見せ方の技術
藤村正宏:著 あさ出版
本書は企画書のつくり方の本ではありません。マーケティングの指南書です。
もともと、著者自身が集客施設のプランナーであり、マーケティングコンサルタントだからです。
この著作は、企画書というモノのつくり方ではなく、企画そのものとそれをどう表現するかという「考える能力」を磨いてくれます。
経営のために、私自身もさまざまな書物を読んでマーケティングを学んでいました。ある日、とある経営者団体でマーケティングの研修会が行われました。
その研修会で講師の話を聞いていると私の知っている話ばかり・・・・・・。
満員の会場は大いに受けて、感動の吐息の連続です。
このひとは、エクスペリエンス・マーケティングの本を書いているその人だ。と気付いたのは、講演が始まってからでした。
その講師こそ、今回紹介した著作の著者「藤村先生」なのです。
講演が終わって、感動の中全員が懇親会の会場に移動しました。
わたしは、何気なく2つの席が空いている丸い大テーブルに腰掛けて、藤村先生がほかのテーブルの聴講者と名刺交換されるのを目で追っていました。
会場にマイクが入り、皆がテーブルに着席したとき、そそくさと藤村先生も自分の席に座られたのですが、それがなんとも私の隣のもうひとつの空席だったのです。
食事をしながら、直接藤村先生を体感することができました。
聞いてみると同年生まれということもあって意気投合。
気がつくと名古屋での次の講演会をお願いしていました。
藤村先生の特異なところは、「マーケティングは、モノやサービスを買ってもらうこと」ではなく、モノやサービスによって得られる「体験」を売ろう。という考え方です。
エクスペリエンス=経験・体験・見聞・経験内容を売りましょう。と提唱していらっしゃるのです。
自分が扱っている商品やサービスが、お客様にどんな体験を提供しているのか、という視点から見てみようというマーケティングなのです。
ですから、ひと味も、ふた味も違いがあります。
このエクスペリエンス・マーケティングも、私から見ると「パラダイム・シフト」したマーケティングです。
考え方の超進化です。
著者は、断言します。
『進化する者だけが生き残る・・・・・・・・・・・・・・地球46億年の歴史を見たって、それは明らかです。
進化した者だけが、繁栄したのです。
進化し、生き残るためには、ともかく企画して企画書をつくってみることです。』
かの、進化論の提唱者ダーウィンも、
『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるわけでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。 <種の起源より>』
自分は、マーケティングに直接関わっていない。という社員のかたもいることでしょう。
しかし、「自分の考えを相手に伝える」ということは、どのような仕事でもとても大切で必要なことです。
どんなに良い考えや閃きを持っていても、それを伝えることに稚拙であったら、まったく意味がありません。
その意味でマーケティングの神髄=いかに伝えるのか。を学んでいくには、最適で具体的な書籍です。
ほんの少し、本文からご紹介しましょう。
『企画書の書き方の本などには、企画書の構成は「起承転結」をしっかり考えなければならないと書いてあるモノもあります。でも、これからの企画書は、それでは通用しません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「起承転結」でなかったら、どういうふうに構成すればいいのでしょうか?
日本の伝統芸能の中に、ヒントになる考え方があります。
日本オリジナルの方法で、現代社会のテンポの速さにはぴったりの考え方です。
それは、「序破急」です。
企画書は、「序破急」のテンポで展開させます。
「序・破・急」とは、世阿弥が伝えている能の基本理念です。
「あらゆる物事を通じて序破急ということがある・・・・・・・・・」
と世阿弥は「風姿花伝」のなかで言っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「風姿花伝」は、世界で最初に演技論を体系化した本で、能だけでなくさまざまな伝統芸能に影響を与えています。600年前の芸術論。それは、もう本当にすごい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「序」で、静かにゆっくり「事」が始まる。
「破」で、突然「事」が広がり、ドラマチックな展開になる。
「急」で、急速に完結していく。
という3段階になっています。
この構成を企画書に使うのです。』
















