こんばんは^^
幸せは家族の健康から♪と日々の食事について勉強中の竹内ようこです
昨日、自己紹介をしたので、今日からそう名乗ってみようと思います。
一昨日に引き続き、トランス脂肪酸の話題です。
トランス脂肪酸はカラダに悪い
でも、現代の食生活の中にはトランス脂肪酸が満ちあふれている
出来るだけ、摂取しないよう気をつけて欲しい
これだけ心にとめておいてもらえればいいのですが、
何がそんなに悪いの?どう影響するの?
と思われる方は、以下長文ですが参考にしてください^^
トランス脂肪酸は、その名前にあるように「脂肪酸」の一種です。
脂肪酸は、5大栄要素の1つ「脂質」の主な成分になります。
脂質と聞くと、脂肪をイメージしてあまりいいイメージがないと思いますが、
脂質はカラダを動かすためのエネルギー源であり、細胞膜の材料になる大切な栄養素です。
私たちのカラダは、約100兆個の細胞からできていて、その100兆個の細胞の膜の重要な成分が、脂質です。
ということは、カラダ全体の基本部分を担っている必要不可欠なものなんですね。
しかし、トランス脂肪酸は「脂肪酸」であっても、本来の脂肪酸の働きを全くしません。
本来のカラダに必要な必須脂肪酸から、人為的な化学変化で生じてしまった、自然界には存在しない人工脂肪酸だからです。
具体的にトランス脂肪酸が発生する過程を、マーガリンの製造方法から説明しますね。
マーガリンの原材料のほとんどは、植物性油脂です。
植物の油ですから、もともとは液体ですよね。
その液体の植物性油脂を、パンに塗れる固形に精製するために水素が添加されます。
水素が添加されることで、植物性油脂に含まれる必須脂肪酸の分子構造が変化し、トランス脂肪酸が発生するというわけです。
植物性油脂と水素、どちらも単体なら良いのですが、両者が結合することでそんな悪いものが生じてしまうなんて、マーガリンが考案された時は思いもよらなかったでしょう。
人工脂肪酸の、トランス脂肪酸。
一応は脂肪酸ですから、カラダも脂肪酸として細胞膜の材料として取り込みます。
ここが恐ろしいところです。
本来の必須脂肪酸であれば、細胞膜に取り込まれた後、細胞の内側と外側で酸素や栄養分などの物質のやりとりを行います。
しかし、トランス脂肪酸は細胞膜に取り込まれても、このような働きをしないだけでなく、必須脂肪酸の働きまで阻害してしまうのです。
これが、細胞レベルで起こるのですから、基本的な生命活動に支障をきたすということです。
もう1つ厄介な点が、自然界にはない分子構造なので、カラダの中で分解・代謝が難しいということです。
トランス脂肪酸の分解・代謝には、大切なビタミン・ミネラルをたくさん消費して、カラダに負担をかけることになります。
本当に悪いことづくしですね。
逆にいいところはないのか・・・?
ないんです。だって自然界に存在しない物質なんですもん!
私たちのカラダは、トランス脂肪酸を利用して生命活動を行うようには作られていません。
現在、日本では「摂取量が少ないから問題ない」と言っていますが、トランス脂肪酸は微量でも健康を脅かす有害物質です。
もう一度言います。
トランス脂肪酸は、「脂肪酸」という名前を名乗った「有害物質」です
最後、断言しちゃいました
いろんな考えがありますが、今の私が選択した結論です。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます
健康意識が高いとみました☆嬉しいです。
お休みなさい^^