2005-06-07 09:32:26

布川さんからの反論④

テーマ:読者からの批判
布川了さんの手紙には、また次のようなことが書いてありました。
 
世には皇国史観・唯物史観とか、さては司馬史観などといわれるものがある。お前は何だときかれれば、わたしは「事実史観」ですと答える。何よりも事実を知ること、その点では砂川さんからも学ぶことがあろうし、意見も交わしたいと思った。ところが「話し合いの必要はない」と拒否された。
だが、確かに鉱毒事件を田中正造の創作劇と断定しているとすれば、そして「自分はあくまで正しいと思っていらっしゃるようなので」と私のことを決めているようなので、とても困難な事だと知らされて残念でならない。
しかし、私の尊敬する田中正造の研究者からは、「このような本は、そのうち自然に淘汰されていくのではないでしょうか。事実認識の誤りもたくさんあります。それを指摘せざるを得ない布川さんのお気持ちもわかりますが、こんな人を相手に貴重な時間を浪費するのは無駄ではないかとさえ思います。騒げば騒ぐほど相手の思う壺ではないかと心配しています」と忠告があった。
とにかく、正誤表は読者のためにつけてもらいたい。
 
私は「正誤表などつける必要はありません」という返事を出しました。
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2005-04-05 08:42:46

布川さんからの反論③

テーマ:読者からの批判

この本への反論は布川さんのものだけですが、続きを紹介します。

 

「236頁に、現在の常識になっている<足尾鉱毒事件>は、脚本・演出・主役田中正造によるお芝居にちがいない、と砂川さんは書いている。しかしこれは、あまりにも見当違いの<考え>である。」

「これを<創作劇>としたとき、現実の足尾の荒廃・被害民の数度に及ぶ大押出し、川俣事件、予防工事、予防工事後も続いた鉱毒流下に苦しんだ太田市毛里田地区他の鉱毒溜、根絶運動。調停成立等々を、砂川さんは何と説明するのだろうか。これだけは砂川さんにぜひとも撤回することを切に望むものである」

 

田中正造大学の関係者にも、討論を呼びかけたのですが、音沙汰がありません。このブログを活発にしたいと思いますので、皆さん、どうか遠慮なくコメントを入れてください。

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2005-03-23 15:48:49

布川了さんからの反論②

テーマ:読者からの批判
布川了さんからは反論の手紙が二度来ました。今回はそのうちから、二点紹介します。

1.私は『直訴は必要だったか』に「天皇直訴は足尾事件の解決にほとんど影響を与えなかった」と書きましたが(24頁)、彼は次のように反論しました。

「遊水池案、勅令→鉱毒調査委員会、そして河川改修工事→被害地鎮静化となるからです」

2.また私は、庭田源八の「鉱毒地鳥獣虫魚被害実記」につき「明治12~13年頃までは、(川魚が)百貫以上獲れました。・・・・・・只今にては鉱毒被害のため一切取れません」とあるが、「この時期に被害が発生するはずは無い」から、この記録は嘘だと書きました(34頁)。これに対して布川さんは次のように反論しました。

「源八が<百貫も獲れた>というのは、砂川の言う<この時期>に相当する。被害がひどくなったのは、この実記をまとめた明治30年頃である。実記を読み取り違えている」

このやりとりを、皆さんはどう思いますか。コメントをどうぞ。
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2005-03-14 12:17:52

布川了さんからの反論

テーマ:読者からの批判
群馬県館林市の布川了さんから、

「本を読んで色々課題があると考えさせられましたので、愚見を申し上げることにしました。ぜひ一度私共被害地においで下さい。話し合いができればよいと願います」

というお手紙をいただきました(昨年12月10日)。私はお断りしました。言いたいことは全て書いてしまったからです。
布川さんには、この事件についての多くの著書があります。どちらかが正しいかは、両方の本を読んだ人たちに判断をゆだねればいいと思うのです。
布川さんも言いたいことがあれば、どうかこのブログを反論の場に使ってください。それを読んで皆さんは、何が正しく何が正しくないかを自分の頭で考えてください。
いずれにせよ、教科書の間違いは放置すべきでないと、私は考えます。
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