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生命保険の契約時に気をつけることは?

2006-09-05 00:13:18
テーマ:生命保険

生命保険の契約時に気をつけることは?


保険契約の登場人物
保険の加入を検討する際、まずは誰が保険に入るのか、つまりは誰の保険なのかをはっきりさせてから設計書などを作ってもらい検討しますね。そして、契約の段階になった時にさらに決めなくてはならないことがあります。その保険は誰が契約して保険料を支払うのか、その保険金が支払われる場合には誰が受け取るのか、ということです。生命保険を契約する際の登場人物はこの3人になります。

契約者 保険会社と契約を結び、保険料支払義務を負う人。契約内容変更の請求権などの権利も持つ。
被保険者 生命保険の対象となる人。この人の生死や入院などに対して保険金や給付金が支払われる。
保険金受取人 保険金や給付金を受取ることを契約者から指名された人。

通常、契約者=被保険者、保険金受取人=配偶者や家族 となっているでしょう。この場合、契約者は死亡保険金受取人に自分以外の家族などを指名しますが、満期保険金等生きている時に受取る保険金や給付金の受取人は自分自身(=契約者)にすることができます。なお最近では受取人を他人にすることは原則認められていません。

そして、契約者と満期保険金の受取人が違う場合など、この組み合わせが変わってくると税金面に影響を及ぼしますので注意が必要です。(税金については、「保険に関する税金はどうなっているの?」で説明しています)


契約にあたっての注意事項
生命保険契約の流れは次のようになっています。

1. 保険内容の検討
保障内容や保険料等について保険会社から提示される「保険設計書」をもとに十分検討、理解をします。

【チェックポイント】
必要な保障内容と主契約、特約の種類はマッチしているか?
受取れる保険金や給付金の額は適切か?
必要な保障が必要な期間カバーしているか?
保険料は将来にわたっても無理のない保険料か?
保険料の払込期間は適切か?
2. 契約について重要な事項の説明
加入する保険が決まったら、契約の申し込みをする前に保険会社(営業職員や代理店)から「ご契約のしおり」を受取り、契約に際し重要な事項について説明を受けます。不明な点などは必ず説明を求めましょう。

3. 契約申し込み
申込書に「契約者」と「被保険者」がそれぞれ自署、捺印をします。「保険金受取人」を申込書に明記します。また約款受領印欄がありますので、約款(通常ご契約のしおりと合本されている)を受取っていれば押印します。

【チェックポイント】
必要な保障内容と主契約、特約の種類はマッチしているか?
受取れる保険金や給付金の額は適切か?
必要な保障が必要な期間カバーしているか?
保険料は将来にわたっても無理のない保険料か?
保険料の払込期間は適切か?
※告知(診査)
健康状態や既往症について、告知書に書かれている質問に答えます。保障内容や保険種類によっては保険会社の指定する医師による診査が必要な場合もあります。告知に偽りがあった場合、保険金や給付金が受取れない、契約を解除されるということもあるので、ありのままに告知することが大切です。

※第1回保険料の払込 1回目の保険料の払込を行います。保険会社は契約の申込みに対し審査を行い、承諾した場合「告知(診査)日」「第1回保険料払込日」のいずれか遅い日から保障が開始されます。

4. 契約成立・保険証券の受領


申し込んでしまった保険を撤回するには
契約の申し込みをしてしまったけれども、納得がいかない、違う保険に変えたいなど申し込み直後に撤回したい場合は「クーリングオフ制度」を利用することができます。第1回保険料充当金領収書の交付日もしくは申込日のいずれか遅いからその日を含めて8日以内であれば、申し込みを撤回でき保険料は返還されます。この制度を利用して撤回する場合には、撤回の旨を書面(ハガキや封書)で保険会社へ郵送します。

なお、契約にあたって医師による診査を受けた場合、保険期間が1年以内の契約の場合、および生命保険会社の営業所などの場所で申し込みをした場合などは、この制度を利用することはできません。

 

生命保険

保険の必要保障額は?

2006-09-05 00:12:08
テーマ:生命保険

保険の必要保障額は?


生命保険の「必要保障額」とは?
生命保険の適切な加入法は、ひと言で言うなら「その人のリスクに合わせて入る」ことです。具体的には、生命保険でカバーできるリスクのうち、被保険者が亡くなった時の経済的リスクに備える「死亡保障」と、被保険者が病気やケガで入院した時の経済的リスクに備える「入院保障」の2つにおいて、なるべく過不足なく、適切に加入することです。

そのためには、公的保障や貯蓄などで不足する死亡保障や入院保障を算出、あるいは目安額を検討する必要があります。この「公的保障や貯蓄などでは不足する分」が民間の保険で備えるべき保障額、つまりは「必要保障額」なのです。

必要保障額は、個々のライフステージによって異なります。自分にとっての必要保障額を見極めることは、保険に新たに入る際にも、見直しをする際にも、とても大事なことです。また、時間の経過やライフステージの変化によっても必要保障額が変化することも忘れてはいけません。


必要保障額の目安は?
まずは、死亡保障と入院保障について、保障額の目安を示しておきます。ただし、これはあくまでも目安にすぎませんので、個々の状況において調整が必要です。

▼必要保障額の目安
年収300万から800万円程度の場合。相続対策が必要な場合はこの限りでない。
※親に残したい分は適宜プラス。貯蓄があれば保障を減らせます。
※子どもは1人の場合。1人増えるごとに年齢・進路に応じて500万~1500万円プラス。
※子どもは1人の場合。1人増えるごとに300万~500万円程度プラス。

 

ステージ 職業 妻は? 住まい 死亡保障※ 入院保障
(日額)
シングル 会社員・公務員 - - 300万~500万円 5000円程度
自由業・自営業 - - 300万~1000万円 1万円程度
DINKS 会社員・公務員 - - 1000万~2000万円 5000円程度
自由業・自営業 フルタイム勤務 - 1500万~2500万円 1万円程度
  専業主婦・パート 持ち家 2000万~3000万円★ 
賃貸 3000万~4000万円★

遺族厚生年金があるであろうことを見込んでのもの。また、マイホームの有無は、死亡後の住居費に影響を与えるため、保障額にも差が出ます。住宅ローンを返済中でも、団体信用生命に加入していれば死亡時には残債が相殺されます。子どもがいる場合は、妻の死亡も大きなリスク。妻が亡くなっても男性には遺族基礎年金は支払われないうえ、育児を1人で負ってはそれまでのような生活は送れないであろうからです。そうした個々の状況を反映して必要保障額を算出するためにも、きちんと計算することをお勧めします。

▼保険で備える金額
〔被保険者死亡後にかかるお金〕-〔準備できるお金〕=〔保険で備えるお金〕

被保険者死亡後にかかるお金
遺族の生活費  年(    )万円×(  )年間=
※家族ありの場合。現在の生活費の7~8割。子供独立後は2~3割減で計算 (    )万円
遺族の住宅費 年(    )万円×(  )年間=
※家族ありの場合。家賃、固定資産税など。
団体信用生命に入っている人はローンは消滅 (    )万円
子どもの教育費 (    )万円
死亡整理代 (    )万円
その他の支出や親などに残したい分 (    )万円
合計 (    )万円

準備できるお金
死亡退職金 (    )万円
遺族年金
※遺族基礎年金は18歳未満の子1人102万3100円、2人125万1700円
※遺族厚生年金=標準報酬月額×1.74
※妻が亡くなった場合、夫は遺族基礎年金は受け取れない (    )万円
今の貯蓄額 (    )万円
収入予想 年(    )万円×(  )年間 = (    )万円
合計  (    )万円


入院保障の必要保障額
入院保障の必要保障額は不確定要素が多く、計算で明確に出せるものではありません(詳しくは「医療保険とがん保険の役割は?」で説明しています)。

上に提示した入院保障の目安はあくまでも目安ですので、各自で調整が必要です。会社員は病気で休んでも有給休暇給もあるし、それが切れた後も給与の6割の傷病手当金が最長1年半もらえるなど福利厚生が充実しているため、自営業に比べて保障を低めにしてあります。逆に自営業は、入院で収入がストップする可能性もあり、所得補償もかねて少し厚めの入院保障になっています。また、幼い子供のいる家庭ほど、入院時に余分なコストがかかると考えられるため、入院保障も高くしてあります。目安を参考に、自分の状況にあわせて調整を加え、入院時の必要保障額を決めましょう。

入院保障は、保険だけに頼らず、貯蓄と2本立てで備えることが大事。自己負担が増える傾向にあるので、きちんと「予備費」として生活費の半年分以上の貯蓄をすることも大事です。

 

生命保険

保険料と配当金の仕組みは?

2006-09-05 00:11:16
テーマ:生命保険

保険料と配当金の仕組みは?


保険料は3つの予定率から計算される
年齢や加入する時期が違うと保険料が異なってきます。また同じ保障内容でも保険会社によって異なる場合があります。では保険料はどのように計算されているのでしょうか。
保険料は将来の保険金の支払いに充てる「純保険料」と保険事業を運営するための「付加保険料」の2つで構成されています。そして、純保険料は「予定死亡率」「予定利率」という予定率から、付加保険料は「予定事業比率」という予定率から計算されています。それぞれの予定率が変動することにより保険料も変動します。

 

 

主契約の種類
1. 払込の期間
保険料の払込の期間には保険期間の全期間にわたって払い込む「全期払込」と、保険期間よりも短い期間で払込を終了する「短期払込」があります。

 

 

2.保険料の払込回数
保険料を何回に分けて支払うかにより、次のような払込方法があります。

月払 毎月保険料を支払う
半年払 半年ごとに保険料を支払う
年払 一年ごとに保険料を支払う
一時払 加入時に保険期間の全保険料を一時に支払う

保険料をまとめて支払うと、保険会社の定める利率で割り引かれますので、月払いより半年払い、半年払より年払保険料の方が保険料合計額を少なくすることができます。

なお、払込時期が来ていない将来の保険料の全部(または一部)をあらかじめまとめて支払う「前納」という方法もあります。加入時に保険会社に一括して支払うという点では「一時払い」と同様ですが、前納の場合は保険会社が保険料を預かり、支払時期が到来した時点で保険料に充てることになります。


配当金って何?
保険料は3つの予定率を基に算定されていますが、結果は予定率の通りになるとは限りません。予定率と実際との差によって剰余金が生じた場合、これは契約者全体のものという考え方から契約者に還元されます。これを配当金とよんでいます。
ただし、保険には有配当保険と無配当保険があり、無配当保険の場合には配当金はありません。また、有配当保険の中には次の2つの種類の保険があります。

毎年配当タイプ 毎月保険料を支払う
5年ごと利差配当付保険 半年ごとに保険料を支払う


配当金の受取方法
有配当保険の場合、配当金の受取り方には次の4つの方法があり、契約時に選択します。

積立(据置) 配当金を契約が消滅するまで(もしくは契約者から請求があるまで)、保険会社に積立てておく方法。途中で引き出すことも可能。所定の利息がつく。
保険金買増 配当金を一時払い保険料として保険の買い増しにあて、保険金を増額していく方法。
相殺 保険料から配当金を差し引く方法。
現金支払 配当金を現金で受け取る方法。

生命保険

主契約と特約って何?

2006-09-05 00:08:58
テーマ:生命保険

主契約と特約って何?


保険は「主契約」と「特約」で構成されている
一つの生命保険に加入すると、その保険からは死亡保険金が支払われたり、入院した場合には入院給付金が支払われたりします。このように多くの保険には複数の保障が備わっていますが、これらの保障のうちどれか一つが主になっており、そこにオプションとして保障を付け加えることにより保障内容を拡充しています。この主になる保障を「主契約」、オプションで追加している保障を「特約」と呼んでいます。

 


「特約」はあくまでもベースとなる「主契約」に付加するものですから、保障期間は主契約を超えることはできません。また、主契約がなくなれば特約も消滅します。入院保障や死亡保険である定期保険などは特約で付保することも主契約として入ることも可能ですが、特約で付保する場合には期間は適切か、主契約が消滅する可能性はないか、等を検討する必要があるでしょう。なお、保険料は一般的に特約の方が安くなります。


主契約の種類
それぞれの保険会社からたくさんの保険が発売されていますが、死亡保障は次の3つが基本形となっており、いずれかが主契約になっているケースが多く見られます。

1. 終身保険
契約した死亡保障額が一生涯続きます。死亡時に死亡保険金が支払われますので満期はありません。ただし、貯蓄性のある保険ですので解約することにより解約返戻金を受取ることもできます。保険料支払い方法は終身払いと短期払い(60歳までなど)があり、短期払いの場合には、保険料支払い期間終了後、蓄積分を利用して年金や介護保障に移行できる場合もあります。

 

 

2. 定期保険
10年、60歳までのように一定期間の死亡保障で、契約期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われます。契約満了時の満期金はなく、一般に掛捨てと呼ばれる保険で、安い保険料で大きな保障を得ることが可能です。保険期間満了後はその時点での健康状態に関わりなく更新(自動更新)することができますが、保険料は更新時の年齢で再計算されます。定期保険の変形で、死亡保険金が分割して支払われる「収入保障保険」、死亡保障額が年々少なくなる「逓減定期保険」などがあります。

 

 

3. 養老保険
定期保険同様、一定期間の死亡保障で、契約期間中に死亡した場合に死亡保険金が支払われます。満期時に生存していた場合には死亡保険金額と同額の満期保険金が支払われる貯蓄性の高い保険です。

 


上記以外に、老後の生活準備のための「個人年金保険」、入院したり手術をした場合給付金が受け取れる「医療保険」が主契約となっている場合もあります。


特約の種類
各保険会社により、また主契約の種類により付加できる特約は異なりますが、一般的には、「一定期間の死亡保障を大きくするもの(定期保険特約等)」、「入院や手術等病気、ケガに備えるもの(疾病・災害入院特約、通院特約、成人病特約、女性疾病特約等)」、「不慮の事故等による死亡・障害状態に備えるもの(災害割増特約、傷害特約)」などがあります。

主契約の内容によって付加できる金額に制限がある場合もありますから、特約に重点を置く場合には希望の保障が得られるのかどうかの注意が必要です。また死亡保障には一般に「リビングニーズ特約」が付加されています。余命6カ月以内と判断された場合には死亡保険金の一部または全部が生前に受け取れるというもので、特約保険料がかからないという点で他の特約とは異なっています。

生命保険

生命保険ってどんなもの?

2006-09-04 23:59:40
テーマ:生命保険

生命保険ってどんなもの?

万一の場合の経済的サポート
なぜ生命保険に入るのか、と聞かれれば万一に備えて、と多くの方が答えるでしょう。もう少し具体的に考えてみると、みなさんそれぞれに人生の設計や、目標、夢を持っているでしょうが、一方で病気になったり、事故にあったり、家族が死亡したりという様々なリスクも存在します。そしてそのリスクにより経済的な損失を負ったために、目標や夢を断念してしまうということがないよう経済面からサポートしてくれるもの、それが生命保険です。

多くの人が同じようなリスクを持っているため、生命保険はお互いに助け合う精神(相互扶助の精神)で成り立っています。つまり大勢の人々がそれぞれにお金を出し合って、大きな共有財産をつくり、仲間に万一のことがあった場合にはその中からお金を支払い経済的にサポートする、という仕組みです。若い人も高齢者も同じ負担では、高齢者の方が死亡率が高いため早くお金が支払われ、若い人はなかなかもらえないという不公平が生じてしまいますが、生命保険会社では死亡率から年齢ごとに一定の保険料を算出し、公平に運営することで多くの契約者の保障を引き受けているのです。


生命保険がカバーするもの
生命保険は主に次の3つのリスクに対しての経済的サポートと考えられます。

1. 死亡のリスク
日々の生活を支える人に万一のことがあった場合の遺族の生活費やお子様の教育費などに対する備えで、公的保障だけでは不足する部分について死亡保障を中心に備えます。

2. 病気やケガのリスク
病気やケガによる手術や入院は、医療費の負担のみならず、一家の働き手の場合には収入減に繋がったり、主婦の場合でも家事や育児に影響が出ることもあるでしょう。健康保険だけでは不足する部分について医療保険などで備えます。

3. 長生きのリスク
年々平均寿命が延び、高齢者の割合も高まる傾向の時代。老後の生活時間は思った以上に長いものです。さらに公的年金の行く末も不透明である現在、老後生活資金準備には自助努力が不可欠。個人年金保険などを利用して準備します。


保険は四角、貯蓄は三角
保険は決してリスクに対して万能ではありません。保障範囲には制限があります。あらゆるリスクに対しての経済的サポートが可能なものは貯蓄です。しかしながら、十分な貯蓄が準備できていない段階で一家の働き手を失うようなことがあったら、遺族の生活は立ち行かなくなってしまいます。また、あらゆるリスクに対しての資金を準備する、というのは簡単なことではありません。

例として養老保険と預貯金を比較してみましょう。養老保険は契約から一定期間の間に万一のことがあればその時点で死亡保険金が支払われます。満期まで生存していた場合には満期保険金が支払われます。つまり、保障機能と貯蓄機能を兼ね備えたものと言えます。預貯金だとそれまでに積立てられた元利合計額しか手元に残りませんが、生命保険では契約した時点から、払込んだ保険料の多少に関係なく約束された保障額を即座に受取ることができるため、「保険は四角、貯蓄は三角」と言われています。


生命保険


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