ウェルエイジングの小径(1)~白洲次郎もエンディングノート?終活?~ | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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---ウェルエイジングの小径(こみち)(1)~白洲次郎氏のエンディングノート?終活?~--- 

 
→ウェルエイジングの小径(1)~白洲次郎氏のエンディングノート?終活?~
→ウェルエイジングの小径(2)~臓器提供意思表示カートもエンディング指示書!?~ 
→ウェルエイジングの小径(3)~アンチ!? ウェル!? 不老不死~  
→ウェルエイジングの小径(4)~健康余命とデスノート!?~
→ウェルエイジングの小径(5)~ぽっくり!? ぴんころ!? 叶わぬ身・・・~

→ウェルエイジングの小径(7)~えっ?「桜葬」は本居宣長さん!!~
→ウェルエイジングの小径(8)~「教養」「教育」の差が!?~
→ウェルエイジングの小径(9)~聖人たちの「終焉」観~ 
→ウェルエイジングの小径(10)~巡礼の荷・・・~ 
→ウェルエイジングの小径(11)~終活フェスタ2014~

エンディングノート」と接する機会がありました。
終活ノート」とか
人生ノート」とも呼ばれています。

書店でも販売されていますが、WEBで入手できます。

→エンディングノート(by nifty)

「遺言」のように法的効力はありません

考えれば、これまでも、先人達は、「伝えたいこと」を「遺言」に盛り込んできました。

「兄弟仲良く」とか・・・。
「あの思い出の品はあの人に渡してほしい」とか・・・。
「お世話になりました。ありがとう。」とか・・・。
「あの時代の中でこう考えていた」とか・・・。
「実はこうだったと」とか・・・。

分類すると、以下の内容になります。

①「事前指示書(遺産分割指示)」
②「事前指示書(没後の手続きや供養のあり方、その他)」
③「特定の相手へのお手紙(メッセージ)」
④「回顧録」
⑤「事実の書き置き」


①の「遺産分割」にかかわる「事前指示」は、正式な手順で書き置く必要があります。
普通方式遺言は、三種類。

a.自筆証書遺言
b.公正証書遺言
c.秘密証書遺言


いづれも長短(メリット、デメリット)がありますが、今すぐ、ペンと紙と印鑑があれば、
作成可能なのは、「a.自筆証書遺言」。
「a.」が「b.」「c.」の下書き(素案)にもなります。基本「a.」からスタートです。

a.は、押印、署名、日付、自筆、家裁検認が要件。
以下の写真で覚えましょう(笑)


和尚さん」と「和尚さんの座る肘掛椅子」(きょくろく曲禄といいます
「和尚の肘掛(ひじかけ)」  
「おしょうの ひじかけ」
(押印)しょ(署名)うのじ(日付)かけ(家裁検認)」

シンプルな自筆遺言の一例。

吉田茂の側近、白洲次郎さんの自筆遺言です。
では、自筆遺言の確認「おしょうのひじかけ」・・・・。
押印」、「署名」、「日付」、OKです。
家裁に検認」は不明(笑)

「葬式無用」「戒名不要」
これは、白洲次郎氏のオリジナルではないといいます。父親の文平氏の遺言の継承(真似)とか。

シンプルですが、
②「事前指示書(没後の手続きや供養のあり方、その他)」
です。

昨今のエンディングノートの雛型ではもう少し具体的に記載することを促しています。

まあ、長い短いではなく、伝わればこれでよいのかもしれません。

○○無用、不要」。これもエンディングメッセージ(ノート!?)の一例です。


そういえば、このあいだ、たまたま、これまで見過ごしていた「臓器提供意思表示カード」を
手にしました。・・・そういえば、これも、「事前指示書」です。
(つづく)
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