夜詣り・・・考(2)~霊感Get!?~ | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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■ 夜詣り・・・考(2)~霊感Get!?~--- 
 

 

 

ある寺院の奥の院、拝殿の格子に、夜詣りの効用についての張り紙がありました。(摂州 海照山正圓寺

 

 

→大阪市HP「大阪市指定文化財」 摂州 海照山正圓寺 仏画群1括
 

 

夜詣りすれば霊感が授かる」とのこと。
 

かなり、直接的で断定的です(笑)。
現代ではどの製造メーカーも製薬会社も金融機関も断定的な但し書きは許されません。(笑)
「必ず効きます」とか「どのような場合も安全です」「元本は保証」とか・・・。

 この社殿に張り紙のない頃、偶然、ここに、
夜詣りしたことがありました。

(かれこれ数十年前・・・お百度詣りを夜に2回・・・そのうち一度は雪の積もり日であったと・・・。何とも勇気のあったこと(笑) )

 

そういえば、「感がよくなったかも」と思うのは、単純な思考回路で影響されやすいからでしょう。きっと(笑)。フラセボ効果抜群体質です・・・。
あらゆる2択、4択で間違いにくくなったというのは、ご愛嬌です。(これも、おそらく思い込み勘違いでしょう。きっと。)

 
夜参りの根拠である「夜の方が神仏が活発である」との説は、どこから来ているのか確認できません。背景や根拠が知りたいところです。

歌川国芳の浮世絵。
夜参り八景」。都内各所で夜参り先があったようです。

 

 



 

 

「かやば町」「蔵前」「浅草寺」「一つ目」「神楽坂」「四日市」「まつさか」「衣紋坂」

 

の八か所。


2枚目の
茅場町の絵では、ほおづきを数珠のように編んでいます。見たことがありません。現在でもこのような物がところによってはあるのでしょうか。


8枚目の
衣紋坂の絵・・・。手に持っているのは、なんと、人形・・・2体。一体は、目隠し。
おお!これは「
丑の刻参り」。呪詛の準備を左手にもっています。

人形と箱と櫛。
櫛を咥えながら打ち付ける決め事(しきたり!?)。
想像ですが、箱の中身は、・・・。ロウソク、槌、釘?、相手の髪の毛など。

 

 

 

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衣紋坂」は、他の粋なお姐さん方にくらべると、怖い絵です。


 夜参りは、安全と防寒防備万全に、留意して、普通にお参りしましょう。
怖い夜参り(している姿)は、いただけません。


普通の夜参り組が、怖いいでたちの夜詣りが、万一出会うとトラウマを与えてしまいます。くれぐれも・・・(笑)

→ 夜詣り・・・考(1)~百夜は断り文句!?~
→ 夜詣り・・・考(2)~霊感Get!?~

 

 

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