草間彌生(くさまやよい)の展覧会に行ってきた。
東京の翻訳会社の社長がわざわざその展覧会で上映される映画を観るために来阪する、とおっしゃったので同行することに。
草間彌生という、人と作品は正直あまり知らなかった
昨日ニューヨークで活躍されていたデザイナー「石岡瑛子」さんが73歳で亡くなったという話には触れたが、草間さんもニューヨークが拠点だ。
しかも彼女は82歳、現在未だ毎日作品づくりに懸命だという。
真っ赤な水玉を作っているのはこの人か、と思うと震える。
会場に紹介されている彼女の「詩」もすごい。生命、自然、愛の言葉が詰まっている。
昭和4年、松本市生まれ、裕福な家庭の末娘として育ったという。その彼女が幼少より幻覚や幻聴に悩まされ、今で言う統合失調症を患っていた。
昭和32年に渡米。活動の中心をニューヨークに置き、ハプニングと称される過激なパフォーマンスも実行、ヴェネツィア・ビエンナーレにもゲリラ参加し、1960年代には「前衛の女王」の異名をとり、平和・反戦運動にも携わる。自作自演映画『草間の自己消滅』が第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞、第2回アン・アーバー映画祭で銀賞受賞。また、第2回メリーランド映画祭でも受賞。
彼女の作品は水玉(ドット)をモチーフに制作する事が多く、ドット・ペインティングとして、耳なし芳一が幽霊から身を守るために全身に経で埋め尽くした様に、彼女が恐怖する幻覚や幻聴から身を守るために、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くす儀式でもある、と言っている。
満席で映画は見ることはできなかったが、作品を観ているだけで宇宙にいるようだ。
ピカソ級の作品を会場に詰め寄せた老若男女が楽しんでいる。
魂の灯に触れることもできる。是非見に行ってほしい。
大阪中ノ島での展覧会は3月まで。
tp://www.nmao.go.jp/exhibition/index.html
以下は彼女の作品の一部だ。
http://www.google.co.jp/search?q=%E8%8D%89%E9%96%93%E5%BC%A5%E7%94%9F&hl=ja&prmd=imvnso&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=ZJIkT-zCNNGViAeK_YmaBA&sqi=2&ved=0CGEQsAQ&biw=1305&bih=551http://www.nmao.go.jp/exhibition/index.html
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彼女のイラストの入ったTシャツがユニクロでも手に入るらしい。
彼女の作品は全世界をめぐり、世界中の人たちをとりこにすることだろう。
彼女の作品は小さなリトグラフでも数十万円する。
彼女が売れない時代に嘆き苦しみ、認められて今がある。
下着でもTシャツでもパフォーマンスはいつも全開だ。
つらい日々を思い出すと、「描ける」だけで嬉しいという。
天才芸術家だって好きな絵を描き続けることはたやすいことではない。

