財団法人地球環境財団の『
第1回 エシカルアワード2011』におきまして優秀賞をいただきました。

エシカルとは、英語のethical(倫理的)のことですが、地球環境財団では「良心的」と位置づけ、地球・伝統・社会との共存共栄を基本とした“人・企業の生き方・ライフスタイル”に意識をおいたキーワードとして、普及拡大を図っております。
〔参考:エシカルアワードの審査基準〕
1) 地球 /自然 /環境への配慮が、対峙型の人間優先主義による「浅いエコ認識(Shallow Ecology)から融合型のいのち優先主義による「深いエコ認識(Deep Ecology)へシフトしているか否か。
2) 社会規範への配慮が、より人間らしく公明正大で、良心的であり、人の道に則して反することをしていないか否か。
3) 環境保全をはじめ、飢餓救済や貧困撲滅、弱者への配慮や差別 /格差の是正など、多岐に亘る地球的問題群の課題解決に寄与、貢献しているか否か。
その記念すべき第1回に、当社のこと、そして、ヘンプのことを評価していただきましたことに、改めて感謝申し上げます。率直に嬉しく思うとともに、今後、ヘンプ産業のひとりの担い手として普及拡大に貢献していけるよう努力してまいりたいと考えております。
■第1回エシカルアワード2011 受賞者発表ページ
http://www.ethical-japan.com/news/20111210b.html
『エシカルな素材』の代表格として、地球・人・文化・伝統・社会 に深い面をもつヘンプ素材を認知させていけるよう努めてまいります。

また最後に、表彰時にさせていただきました内容につきまして紹介させていただきます。率直な想いで綴りました。自分で紹介するのも何ですが、スライドと併せてご一読ください。
このたびは、第1回エシカルアワードへの入賞、まことにありがとうございます。
当社は、ヘンプという麻の専門メーカとして、ヘンプ製品の普及拡大に注力しております。ヘンプは、一言でいうと、『地球と人類を調和、相互発展できる唯一の植物』だと考えております。
つまり、栽培にあたって農薬や化学肥料がいらない自生力の強さや、3~4ヶ月ほどで3~5m程度まで伸びる成長力は地球環境への負荷を軽減させるだけでなく、今後人類が必要とする自然エネルギー資源の有力馬として、また温暖化や食料問題、また、砂漠化対策などの国家的問題すらも解決できる植物として世界中で注目されております。
また、このヘンプのもう一つの特筆すべき点は、その素材そのものがもつ天然の多機能性にあります。この機能性が、産業用品の原料として、とりわけ、人間の生活をより快適に・健康にさせる大きな可能性をもっております。「衣食住」に沿って簡単に紹介いたしますと、たとえば、「衣」については、吸汗速乾性、抗菌性、消臭性、強力性、紫外線カット性などの機能性が繊維・糸そのものに含まれ、人を快適な衣で包みこむことができます。また「食」については、ミネラル、ビタミン、食物繊維、必須アミノ酸、必須脂肪酸、さらには、抗酸化物質までも含まれ、人間が健康に長生きしていくための栄養分をバランスよく豊富に含んだ完全食品です。さらに「住」については、ヘンプは多孔質性に富んだ建築材料として用いられ、調湿性、断熱性、耐久性に富んだ1年中快適な住環境をつくることができます。
当社は、このヘンプを用いた製品の企画開発ならびに販売、そして、糸・生地などの服飾資材の供給、ならびに、「住環境」を中心にした工業原料の供給を行なっております。とりわけ、当社の背景会社となる中国アパレル企業グループのヤンガーでは、中国政府と連携したヘンプ糸の大規模な研究開発プロジェクトが年間数十億円の規模で展開しており、ヘンプの栽培から糸の専門工場の設立まで、更なる高品質なヘンプ糸を大規模生産すべくプロジェクトをすすめております。
さて、今回のエシカルアワード入賞を受けまして、より大勢の方々にヘンプという麻のことを知っていただく契機になればと願ってやみません。地球環境財団に関わる企業・組織におかれましては、地球・人の恒常的な相互発展を願う、まさにエシカルな方々が大勢いらっしゃるかと存じます。この機会に是非ヘンプのことを知っていただき、皆様の事業活動に取り入れられないかご検討賜りますと幸いです。
ヘンプは、実は縄文の時代より日本でも栽培・活用されてきた植物です。現在、法律、ならびに、担当官庁での理解がすすまず、日本国内での栽培が容易にできず、一部の伝統品を除いては、ほぼ海外より原料を輸入しないといけない状況となっております。当社といたしては、たとえ最初は海外原料でも、有用なヘンプ麻製品を数多く世に出し、その価値を世の方々に理解していただくことをつうじて、海外原料から日本原料での製品づくりにシフトしていけるよう働きかけをしていければと思っております。
最後になりますが、具体的なプロジェクトを紹介させていただきます。現在(株)kokusouの森山さん、伊勢田さんが推進されている千葉のエシカルなプロジェクトにおいて、麻素材を用いたエシカルハウスの建設をすすめておりを、当社も微力ながら協力しております。このスポットをまさに「衣食住」におけるヘンプ製品を実体験できる場、またこれから開発されるであろうヘンプ製品を実証実験できる場として活用していければとのご意向でもございますので、ご関心ある方は是非お問い合わせくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
このたびは、まことにありがとうございました。