2012年01月24日(火) 16時54分18秒

言葉の変化

テーマ:ふと思ったあれこれ
先日、「善し悪し」or「良し悪し」を「よしわるし」と読む人がいて
それは恥ずかしくないか?というような内容の記事を書いている人をみかけました。

で、その筆者は「よしわるし」なのか「よしあし」なのかについて、

「視聴者側から見て、どちらの場合により違和感を感じないかと考えると「よしあし」と言うべきだろう。」

と書いていました。

まず、「良し悪し」は通常、“よしわるし”ではなく“よしあし”と読みます。

そこを指摘したくなっちゃったのは仕方ないとして、
だったら「違和感を感じる」と書いてしまうのは、人の間違いを指摘している本人も日本語の使い方間違ってて、君の方がもっと恥ずかしいだろう!
という結果になってやしないか?

と、余計なお世話以外のなにものでもない心配をしてみました。

「違和感」というのは、「違和を感じる」ということなので、
「違和感を感じる」ではなく「違和感を覚える」とか「違和感がある」という言い方がきっと正しいと思います。

が、しかし、

そんなことはたくさんあって、

例えば「重複」。

これは“ちょうふく”と読みます。

が、あちこちの打ち合わせや会議や抗議の場で耳にするのはほとんどが
“じゅうふく”です。

もう“重複”で定着しつつあるので、それでいいのかもしれません。

言葉は人に何かを伝える手段なので、
今更“ちょうふく”と発音して「は?」と思われるよりも
“じゅうふく”と発音して多くの人に違和感を持たれない方がいいのかもしれない。
(私は今後も“ちょうふく”と言いますけどね。)

それ以外にも変化した言葉や言いまわしってたくさんありますよね。

「よろしかったでしょうか?」

これをはじめて耳にし始めたのは6~7年前だったように思います。
現在のことを尋ねているのになんでいきなり過去形なのか、
私の違和感は、っっっぱなかったです。

はい、次に

「○○の方は□□のかたちになります。」

ってやつ。

例えば、
「お会計の方は先に済ませていただくかたちになります。」
とかそんな感じ。

私、その時たまたまものすごく不機嫌だったこともあり、
ついいらっとしてしまい

「お会計の方って、あと何の方があるんですか?形って丸いの?四角いの?なにそれ?」

って言ってしまったことがあります。(若かったんです、許して下さい。)

「お会計を先にお願いします。」

って言えばいいんじゃないのかと。
あなたが(もしくはお店として)私にそうして欲しいのに、
○○の方とか、□□のかたちとか、
ずばっと言わないで責任転嫁しているみたいでいらっとしたのでした。

そうそう、責任転嫁といえばこれも、

“せきにんてんかん”

て言う人多いですね。

“せきにんてんか”ですよ。


でもね、間違っていることを片っぱしから指摘して揚げ足とるようなことをするより、
言葉なんて伝わればいいので、
もっと建設的なことに時間や労力を使った方がいいのかもしれません。

だって、
平安時代の日本語と現代の日本語、
意味が全然変わっちゃったものたくさんありますよ。
興味のある人は調べてみて下さい。



※ただ個人的には、
「良し悪し」を“よしわるし”って言ったり、
「責任転嫁」を“せきにんてんかん”って言ったりするような人には
申し訳ないけど尊敬の念を抱けないし、
ましてや恋愛なんてちょっとりーむーです。
このこだわりが取れたときに、再婚できるかもしれないなとは思います。

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