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2012年02月14日 11時45分30秒

東京タワー

テーマ:邦画

「東京タワー」(2004年)



監督:源孝志

出演:岡田准一、黒木瞳、寺島しのぶ、松本潤、岸谷吾朗、余貴美子

あらすじ:21歳の大学生・透は20歳年上のリッチな人妻・詩史に恋をしている。二人は何度も体を重ね、甘美な時間を過ごしている。一方、透の友人の耕二は、同年代の彼女のほかに刺激を求め、35歳の主婦と遊びの関係を楽しんでいる。彼らの恋愛の陰には、傷ついている人もいる。それぞれが冷静でなくなり、だんだん大人の対応ができなくなっていく。



「オカンとオトン」の東京タワーじゃありません。


年上の女性に一生懸命ついていこうとする透と、女を知り尽くしたような大人ぶってる耕二。

昔、江國香織の原作を読んだときは若い男の恋物語の印象が強かったが、今見てみると中年にさしかかった女の話だと感じた。


いい仕事をしている夫のおかげでお金持ちの妻、平凡な主婦、自力で人生を切り開いたシングルマザーの女性編集者、娘の同級生とわいせつ行為をする母親(←最近AKBメンバーの母もやりました)。

仕事、子供、金持ち、普通、未婚、既婚。

女にもいろんな人生がある。

でも、立場は違えど今は同じく中年の女。


わたしの年齢ではまだ大差ないけど、20年もすればだいぶ違うんだろーなー。


「恋はするものじゃなくて堕ちるもの」

透君はそんな甘美なセリフをささやいていても、現実は甘くない。

詩史の夫は「堕ちればいいってもんじゃない」と、透君相手に怒りをぶつけてしまう。

大人のパーティー会場で、場違いな抱擁をする透と詩史。

若者のバーにエプロン姿で乗り込み、女子大生を殴る主婦。


崩れていく大人がとても面白かった。



ところで東京タワーといえば、ロマンチックを盛り上げるアイテム、または高度経済成長の象徴として、よく映画に登場します。

これからはスカイツリーになるのね。

スカイツリーは今後、どういうアイテムとして映画に登場するのかな。

2012年02月13日 01時28分14秒

ドラゴン・タトゥーの女

テーマ:洋画
「ドラゴン・タトゥーの女」(2011年、アメリカ)


監督:デヴィット・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ
あらすじ:ジャーナリストのミカエルは、大物実業家の告発記事を書いて訴えられ、敗訴し休職中。大財閥ヴァンゲル家の家族史を執筆してほしいと、元会長から依頼を受ける。家族史編纂の裏には、40年前に起きた少女ハリエット・ヴァンゲル失踪事件の真相を探る任務があった。ミカエルの助手には、有能な調査員で天才ハッカーの痩せた女リスベットが協力することになった。調査により忌まわしい真実が浮かび上がってくる。


スウェーデン発のベストセラー小説をハリウッドが映画化した作品。数年前にスウェーデン版映画も公開されています。
ネタバレの危険があるので、鑑賞予定の方は読まないほうがいいと思います。


この映画には物語がいくつも盛り込まれていた。
ハリエット失踪の真相究明、過去に起きた連続女性猟奇殺人事件、不正に立ち向かうジャーナリストの物語、人付き合いの苦手な女性の恋愛物語。
少なくとも4つ。
約3時間と長いものの、飽きずに楽しめました。

しかし物語に集中できるまで時間がかかりました。
ヴァンゲルさんだのヴェンネルさんだの、スウェーデン系の名前になじみがなく覚えられず、登場人物がいっぱいいて、似たような顔が多いので混乱していました。
冒頭30分はうとうと。夫に聞いたら同じく居眠りしていた。

肩にドラゴン柄タトゥーのある女リスベットは、顔はやつれ青白く、ピアスに脱色した眉毛…と人を寄せ付けない雰囲気。
自分をレイプした後見人の男には、腹に「レイプ魔のブタ野郎」と書いた傷をつけ辱めるなど、攻撃的で激しい一面もある。
クールな怖い人かと思いきや、女性らしくかわいい一面が垣間見える。
タイトルになるほどの女性だからよほどすごい女なのかと思えば、超人的なところはなく意外と普通の人に近い。

わたしのなかでは、正直ダニエル・クレイグとのラブシーンはいらなかったわ( ̄ー ̄;
モザイクがかかる映画を久々に見たよ。
特にその後、「もっと触ってよ」とベッドの上でいちゃつきながらハッキングするシーンなど、なんかヤダ。もっとかっこいいままでいてほしかったよ。
リスベットが折れそうに細くて華奢なのに、ムキムキのおっさんに抱かれるなんてっ(ノДT)あえぎ声も激しいし。セクシー姉ちゃんならまだしも。
ダニエル・クレイグはスティーブ・マックイーン似とも言われ、渋くてよい俳優なんですけどね。

ほか全体的に、レイプ、強姦、近親相姦などセックスにまつわる話が多い。残虐でグロイ。
そもそも原作が、性的虐待を受けたり、痛めつけられて男を憎む女をテーマにしているらしい。

観客には、中学生と小学生の子供と父母という仲良し家族や、大学生の初々しいカップルなどがいた。
話題作だから見にきちゃったのでしょう・・・(ノДT)
わたしだったら、親や多感な年頃の子供が隣にいたら冷や汗。



↓オープニングかっこいい。デビット・フィンチャーの映画は無機質なものにドアップで迫るオープニングが多い気がする。
2012年02月10日 20時12分41秒

推定無罪

テーマ:洋画

「推定無罪」(1990年、アメリカ)



監督:アラン・J・パクラ

出演:ハリソン・フォード、ブライアン・デネヒー、ラウル・ジュリア

あらすじ:美人検事補が殺害された。優秀な検察官のラスティは、妻子がありながら被害女性と不倫の関係にあったため、容疑者として逮捕され裁判にかけられる。事件を調べていく中で、被害女性が複数の法曹関係者の愛人だったことが判明する。ラスティは有罪?無罪?真犯人はほかにいるのか?



日本で裁判員裁判が始まる前、冤罪事件や冤罪を扱った映画が増えたこともあり、裁判には「推定無罪の原則」があるのだと知る。

勉強のためには「推定無罪」という映画を見るようにすすめられたりもした。


でも、これはそういう裁判の勉強になる映画じゃない!

これはこわーい女の映画。


被害女性は卵管をしばって妊娠できないようにする手術まで受けてたとは。

どんだけセックスがしたい女なんだ!


有能な検事どうしの争いだったり、一人の女と愛人関係にあった男たちの争いだったりが表にあり、法廷ドラマに見える。

けど怖い女の戦いの物語。

あーおそろしい。


不倫という罪を犯した男が殺人犯の疑いをかけられ、法廷に立たされ、人生の大ピンチを経験する。正義の検察官なのに、事件の真実を墓場まで持っていく苦しい罪を背負う。

これほどの仕返しはないよね。フフフ。


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