夏出し品種の植菌開始 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

今日も暑い一日でした。
玉切りから帰った息子くんはひどく疲れた様子でした。
陽射しが強く、顔は赤く日焼けしてました。
まだ、梅の花が残ってるのに、熱中症対策も考えないといけないみたいです。
お疲れ様。


椎茸栽培場ではなば採りした後、夏出し品種「与一丸」の植菌を始めました。
伐採現場から持ち帰った中径木に成型駒を植菌します。
穴あけ機「一気」で穴を開けています。
レバーを下げると4つ(本来は6連ですが、4連で使用しています。)のドリルが下がり穴を開けます。





まっすぐな原木だけなら作業はし易く早いです。
実際はまっすぐな中径木だけ選ってたら、木が集まりません。
だから、機械にかかる程度の曲がった原木もあります。

「一気」はドリルが振れるようになっていて、曲がった木にも対応できるようになっています。
今日の原木には曲がった木が多かったので、一気の使用状況を動画に撮って見ました。
穴を開ける開始地点、レバーを下げる前のドリル位置の確認をしっかりすれば、結構曲がった木にも対応できますよ。







成型駒はこんな駒です。

シイタケ菌が回ったのこ屑菌を成型し、発泡スチロールのふたが付いています。


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これを開いた穴に押し込みます。
木の種駒は金槌でたたきますが、成型駒は金槌が入らないんですよ。
成型駒の植菌はこちら押


成型駒は木の種駒に比べ単価がやや高くなりますが、菌周りが早いのが特徴です。
ただ、乾燥には弱いのでしっかり仮伏せする方がいいですね。


天気がよくなば採りがない時は山で駒打ちです。
なば採りがあるときは空いた時間に成型駒を打つようにしています。


明日はどんな天気だろ?

おやすみなさい。。。(θωθ)/~