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ピナトゥボ山

テーマ:フィリピン
2012-04-27 20:37:33

今回もフィリピンから投稿させていただきます。

 

今回はスービックから少し離れた場所なのですが、ピナトゥボ山についてご紹介します。

1991年に20世紀でも最大規模の噴火を起こしたピナトゥボ山ですが、現在は観光地と しても整備されており、スービックのあるサンバレス州の隣、パンパンガ州からは日帰りのトレッキングコースも開設されており、乾季にはエコツアーで多くの 観光客を集めているようです。実際にここから登った知人に尋ねてみると、道は整備されていないものの、ある程度までは車での移動が可能で、勾配はきついものの片道2時間弱で山頂の火山湖まで到達できるそうです。

 

この話を聞いて、私はそんなに簡単に登れるルートができたのかと驚いたのですが、私も実は8年ほど前にピナトゥボ山登頂を試みたことがありました。昔の話になりますが、今回は私が登ろうとした際の写真をご紹介させていただきます。

当時の私は前職で以前もご紹介したアエタ族と関わっており、彼らの山中の村に滞在することが多かったのですが、ここはサンバレス州のサンマルセリーノという行政区の中にあり、ピナトゥボ山からは10数キロ離れた程度の場所にありました。このように比較的近い場所に滞在 することが多かったのですが、自然の中の精霊を信仰するアエタ族にとってはピナトゥボは精霊の長が住むという聖地であり気軽に足を向けるという場所ではな く、また、噴火後に大きく地形が変わったことから山への道も無く、なかなかピナトゥボに向かう機会はありませんでした。

しかし、私が帰国を考えていた頃に、やはり一度は登ってみたいと友人たちに話したところ、噴火当時は幼く、ピナトゥボに登ったことが無いアエタ族の青年が15人ほど集まり、23日で登ってみようということになりました。誰も正確なルートは分かっていなかったのですが、まあ何とかなるだろうという軽いノリでの出発です。



アサヒコーポレーションのECO・BLOG   アサヒコーポレーションのECO・BLOG

最初はこういった景色を楽しみながら火山灰の砂漠をひたすら歩く道のりでした。


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しかし、徐々に道と呼べるようなものもなくなり、まずはこんな崖の谷間を進みます。写真で見にくいのですが、赤い印をつけたのは落石で、崖の上に不安定に乗っています。


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次の難関はこんな崖でした。とても素手では登れなかったのですが、友人数名がどこからか竹を運んできて即席の梯子を作成、どうにか登りきることができました。


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しかし、極めつけはこの斜面です。ほとんど垂直に近い場所ですが、赤い印をつけたところを2人が登っています。木でも生えていればまだ足場が取れますが、表面を草が覆っているのみで、草もつかむと抜けるような場所でした。ここは私も含めてほとんどが脱落、迂回して進むことになりました。


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そんなこんなで1日半進んだのですが、結果としてはピナトゥボに到達できず、引き返すことになりました。

原因は単純に道を間違えたことです。帰宅してから地図で調べたのですが、少し間違えたと言うようなレベルではなく、途中までは比較的正確に進んでいたのですが、ある地点からほぼ90度逆の方向に直進していました。10数キロのはずがおかしいと皆が考え始めた頃、突然遠くに海際を走る国道が見え、そこで間違いに気づきました。進路の修正を試み更に1日かけて進んだのですが、まず準備していた食料が無くなり、それでも友人が狩りをして野鳥を取ってきたのですが15人分の食料には程遠く、とうとう断念して村に戻ることとなりました。

 

かなり昔の話になってしまいましたが、最近登った知人の話を聞いて懐かしく思ったため、今回ここでご紹介させていただきました。当時一緒に登った友人に2ヶ月ほど前に会った際、今度こそは確実なルートを見つけたとも話していましたので、またいつか挑戦したいとも考えています。

 

Subic Amino

門井

スービックの聖週間

テーマ:フィリピン
2012-04-20 20:45:17

Subic Amino Hightech Corporationの門井です。今回はフィリピンのスービックから投稿させていただきます。

 

日本ではそろそろゴールデンウィークという時期ですが、こちらフィリピンでは、4月の1週目に聖週間が終わったところです。この聖週間はキリスト教の聖枝祭から復活大祭までの1週間の総称で、キリスト教徒が大多数を占めるこのフィリピンでは3月末から4月頭にかけてのこの時期は毎年5日間から1週間程の祝日が続きます。このスービック特別経済区の中では見られないのですが、近隣の町では、毎年この時期に多くの男性がキリストの受難を模して、十字架を背負ったり、鉄条網で自身の背中を打ちながら町を練り歩く様子を目にします。フィリピンの人々にとってはクリスマスと同等に重要な祝日になっているのです。

 

また、この聖週間には1年間で最大の大型連休という側面もあり、観光地であるこのスービックも大勢の人々で賑わっていました。多くの観光客にとっては、水族館やサファリが人気のスポットだと思いますが、今年はこれとは別に珍しい施設がスービックに寄港していました。






アサヒコーポレーションのECO・BLOG アサヒコーポレーションのECO・BLOG




内部は写真を撮っていいのか迷って結局記録していませんでしたので、この写真だけだと一般的な客船としか見えないと思います。

実はこの船は内部に大きな書店を設置している本の船なのです。

キリスト教系の団体が運営しており、下記のホームページアドレスに詳細が記載されています。


http://www.gbaships.org/


世界中の人々に知識・支援・希望をもたらすことが目的とのことで、これまでに160カ国を回っているのだそうです。

 

写真でご紹介できずに申し訳ないのですが、船内に入ると英語の書籍やCDが大量に販売されており、価格もフィリピン国内の書店と比べて安く抑えられていました。フィリピンでも書籍は多く販売されているのですが、外国の書籍は物価からすると決して安いものではありません。特に、子供向けの外国製のキャラクターグッズは高価なのですが、この船には子供向けのそういったグッズや絵本も扱っており、大勢の子供たちで賑わっていました。

 

また、書店で働いている人々はほとんどがボランティアで、世界中から集まっているそうです。お会いすることはできなかったのですが、日本人も数人乗船されているとのことでした。こういったボランティアが中心となり、常時250人~400人程の船員やボランティアが乗船し、世界を回り続けているとのことでした。現在はスービックでの書籍販売を終了し、船の整備が行われていますが、次はインドネシア・タイ・カンボジアと東南アジアを回っていく予定のようです。

 

こちらでは珍しいイベントでしたので、今回ご紹介させていただきました。

 



スービックの観光シーズン

テーマ:フィリピン
2011-12-26 14:54:01

Subic Aminoの門井です。今回もフィリピンから投稿させていただきます。

先週末でクリスマスが終わりましたが、このクリスマス前後から12日頃がスービックへの観光客のピークシーズンで、先週後半から多くのフィリピン人観光客で賑わいを見せています。以前にも少し紹介しましたが、スービックフリーポートゾーン内の観光の売りは豊富な自然です。この自然を生かしたサファリパークと水族館がスービックで最も人気のある施設となっていますが、その他にもビーチや沈船ダイビング、アエタ族によるジャングルツアー等も盛況のようです。

 

そんなスービックの観光地の中で、最近私が久しぶりに行ってみた場所がここ、マングローブパークです。


アサヒコーポレーションのECO・BLOG-マングローブ1




アサヒコーポレーションのECO・BLOG-マングローブ2

スービックの中心から車で15分程の海際にある施設で、板張りの遊歩道からマングローブ林を見学することができます。フィリピンではエビの養殖等による開発でマングローブが減少しているという環境問題が見られますが、スービックでは森林保護が徹底されており、ここに限らず、フリーポートゾーン内の河口付近に多く自生している姿が見られます。以前は他にも遊歩道があったのですが閉鎖されており、現在残っているのはこの施設だけのようです。

全長15分ほどの小さな場所ですので、ここだけを目的にとはいきませんが、少しのんびりと散歩したいという時には訪ねてみてはどうでしょうか。


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