2009-10-31 12:08:04

12月商戦を乗り切るための条件

テーマ:惣菜(中食)の街角

来週から11月に入り、歳末商戦がスタートし、

いよいよ1年の最大のヤマ場が近づいて来ましたが、中食に関連する皆さん準備は如何でしょうか。

家具販売店のニトリが年末を前に400品目の値下げを発表し、デフレの進行は拡大しています。


物価指数や家計平均可処分所得は10年前の1997年と比べ11%も減少しているとの事、

調理食品・惣菜の家計消費支出金額は2004年から減少に転じ、

2008年は-4.6%(全国勤労者平均)と大きくダウンしています。


あくまで平均値ですが2009年もこの傾向は変わっておりません。


デフレと可処分所得の減少が進む中、

業態は違いますがユニクロやニトリなど売上、利益を伸ばしている企業があります。


そのことについてはいろいろ言われていますが、ただ価格が安いからだけでなく

同業他社の商品に比べ価格以上に品質を高めていることが要因になっているようです。


要は商品価値が上がっていることですね。


そこで皆さんの店舗で販売している惣菜は1年、2年前に比べて商品価値のアップを図っているでしょうか。


コロッケ、フライなどの揚げ物の多くは冷凍食品の仕入れでしょうが、

価格は変わらないが味・品質の見直しはされているでしょうか。


仕入れ商品が昨年と変わらないとすれば消費者から離れていることが予想されます。


又、店内製造の米飯や寿司もデフレで価格帯は下がり傾向ですが、

各価格帯での商品に付加価値を付けているでしょうか。


原材料は輸入品であればこの円高で価格は下がっていますし、国産品は輸入品との競合で相場を上げることは出来ません。


全体的には原材料コストの値下り分を商品価値のアップにつなげなければ

販売点数は伸びていないのではないでしょうか。


又、原材料の値下りがなかったとしても、製造コストダウンを図るために

人時生産性アップを2%・3%でも改善する工夫をしているでしょうか。


そして、製造コストダウンを商品に還元し、商品価値のアップを毎年図っていかなければ売れない時代になっているのです。

それが出来ないと、安く販売するしか方法はないのです。


そのどちらの方法を選択するか、方針を決め進んでいくことが求められています。


大手企業は原料コストダウンの方向に進みますが、中小は難しい面が沢山あります。


しかし、小売業の生産性は製造業に比べこの10年改善していないために改善の余地は大きく、

中小小売店・スーパーは本気になれば製造コストダウンにチャンスがあります。


来年以降、景気が少し改善してきても消費者は昨年と変わらない価値の商品を同価格で買うことは期待できません。

より低価格で、より質の高い商品を求めるのではないでしょうか。


今年のクリスマス、年末はより自店の得意な商品に絞込み、数量を売り込む工夫が大切と考えます。


目新しい商品を探すことはあまり必要ないのではないでしょうか。


自店の強い商品をより強化することが求められています。


この関連情報は - http://www.asahi-kikaku.net

2009-10-23 09:58:03

食品販売の専門店、中小型店に期待

テーマ:惣菜(中食)の街角

中部地方を地盤とする総合スーパーのユニーが伊藤忠商事と商品調達、物流や出店事業で

協力関係を強化し、出資を受ける方向で提携。


現在のデフレ経済がまだまだ続くと予想する中で、価格競争力を維持する必要性が求められることが

スーパー各社の経営を圧迫している。


不景気でも生きるために不可欠な食品を主力とする食品スーパーも例外ではなくなった。


2009年上期の小売業各社の業績は食品スーパーを含め全体が苦戦をする中、

衣料専門のユニクロやしまむら、家具関連のニトリ、靴のABCマートなど食品以外の企業で好調さが目立つ。


上記企業は食品以上に需要が萎む業界の中で、売上を伸ばしている要因は何か。


そこには強い商品開発力と販売力がある。


店舗間競合が全国化する中で、自社の得意とする商品群に絞って商品開発と販売を強化することで

市場での優位性を作り出していることが要因ではないか。


食品小売り業の中でのシェアーはスーパーが優位を占めているが、

食品専門店で見れば、青果の九州屋、鮮魚の中島商店、惣菜のRF1や柿安ダイニングなど強い専門店はあるが、

企業の多店舗化はあまり進んでいない。


食品小売り店は商品鮮度や安全性、地域性などの与件や、最終的には食品素材の販売は各家庭の調理方法によって

商品の価値感は変わる要素があるため、食品専門店の規模拡大は大変難しいかも知れないが、不可能ということにはならない。


食品専門店がより強くなるために


・仕入れルートの開発

 これは生産者との直パイプを確保し、生産者と共により原材料、商品の改善を進めることが必要になってくる。

 尚、素材・原材料については一つのこだわりが必要で、それが自店のこだわり・特徴になってくる。


・商品加工、調理技術のレベルアップ

 工業化製品はメーカーにお任せする必要はあるが、生鮮・惣菜は自店において大手小売り店に負けない

 製造技術を磨くことが必要になる。

 ここで味・品質・価格の商品力が他社と異質化出来ることが大切になる。


・単品大量販売の実施

 自店の主力商品について、良い素材を使用し良い商品を製造しものを大量に売り切ることが出来る事が重要で、

 単品大量販売はアイテムの絞込みが必須にあり、自店の特徴ある商品に絞り込んだ中で単品を売り込む。


・消費者に知らせる努力

 自社のこだわり(原材料・素材、製造・調理方法)について消費者に知ってもらう努力がないと自店の商品は育たない。


 これは企業の方針として、そして商品一品一品についてそのこだわりをPRすることが必要になってくる。


これらのことを実現していくためには総合販売店では無理があり、

アイテムが絞り込まれた専門店・中小型販売店にこそチャンスはある。


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2009-10-17 10:09:25

デフレ時代に勝ち抜く中小スーパー・小売り店

テーマ:惣菜(中食)の街角

総務省統計による2008年の家計消費支出は名目で238兆円、

1995年は233兆円とこの13年間はほぼ横ばいの0成長となっている。


その中でも携帯電話による通信費は伸びており、その分、物の消費は減少しているが、

楽天を代表するネット販売は毎年2ケタ成長をしているから、

店舗販売はそれ以上に縮小してきている。


店舗販売の中では、各業態においてアパレル販売のユニクロ、家電販売のヤマダ電気、家具・インテリア販売のニトリ、など専門店の「一人勝ち」企業が出て来ている反面、

その影響を受けて百貨店や総合スーパーの業績は下降線に入っている。


その他、コンビニやドラッグストア、食品スーパーは過去伸びてきたが、今は伸び悩んでいる。


国内の人口減少・高齢化のもと消費市場は成熟化していく中、この傾向は増大していくのだろうか。

ローカルスーパーや中小の小売店はいかにして生き残って行けるか、未来は暗いのか。


いや、大手専門店だけが流通市場を独占することにはならない。


成熟する市場の中で消費者は均一化した商品やサービスより、

個性的な自分に見合った実質的なサービスを求めてくるようになる。


このようなきめ細かいサービスはローカルに育った店に求められる有利な武器となると思う。


以前より小判鮫商法として、大手スーパーの隣で商品やサービスを差別化して商売をしている店はあった。

この差別化商法は大手には出来ない一人一人のお客様に対して商品とサービスを提供してきた。


そのポイントは


・商品の品揃えは、より品質重視のこだわり商品を主力に手頃な価格で販売する。


・こだわり商品はお客様にこだわり理由を分かりやすく見えるように案内する。


・一部のNB商品の価格は市場に合わせるが価格訴求はしない。


・個人客に対して特定なポイントサービスと情報を提供し、私の店としての意識を持ってもらう。


・従って、お客様とのコミュニケーションツールを大切にして定期的な情報交換を行う。



現在、消費者の価値観は経済環境の影響で少しずつ価格面にシフトしているが、

商品やサービスに対し求める要求も上がっている。


この消費者が求める高度化・細分化する商品やサービスを追求していくところに中小・小売店の道がある。


この消費不況の中で、¥250弁当など安売りで価格競争に対抗する手段を取っている店もあるが、

低価格を実現するために原料費や人件費を削っても限界は見えている。


将来に継続する為の商品や店づくりを見直さなければならない。


この関連情報は - http://www.asahi-kikaku.net

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