3月の阿佐ヶ谷市民講座は第四木曜日となります。(通常第三木曜日)

 

テーマ:「治安維持法」と「共謀罪」

講師:荻野富士夫

(小樽商科大学特任教授)

(阿佐ヶ谷市民講座呼びかけ人)

とき:2017年3月23日(木)

ところ:劇団展望(詳細下記)

 

●今国会で安倍政権は、「共謀罪」の構成要件を盛り込んだ「テロ等準備罪」の新設を目指しています。過去3回にわたり廃案に追い込まれた「共謀罪」を、なぜまた装いを変えて復活させようとしているのでしょうか。戦争をできる国としての国内治安政策として、戦前の「治安維持法」を軸とした戦時司法体制への回帰が目論まれているのではないでしょうか。
このような治安立法が成立したなら、どんな事態が生まれるのか、私たちは戦前の「治安維持法」体制を徹底的に学ぶ必要があります。なぜ制定され、どのように運用され、どのような結果をもたらしたのか、長年、治安法制の歴史を研究されてきた荻野さんにお話を伺います。

 

《 荻野富士夫(おぎの ふじお)さんのプロフイール 》
 ●1953年、埼玉県生まれ。1975年早稲田大学文学部卒業。同文学部助手を経て、現職。著書に「特高警察体制史」(せきた書房)、「戦後治安体制の確立」(岩波書店)、「治安維持法関係資料集」(新日本出版社)、「特高警察」(岩波書店)、「『戦意』の推移」(校倉書房)、「北洋漁業と海軍」(校倉書房)など多数

 

■主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
■参加費 800円(学生400円)
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205 直通Tel 090-8080-6860
■メール asagayashiminkouza@yahoo.co.jp
■ブログ http://ameblo.jp/asagaya-kouza

 

 

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2017年2月  阿佐ヶ谷市民講座のご案内

とき:2月16日(木)18時30分~
ところ:劇団展望(詳細下記)

テーマ:福島原発訴訟の意義

被曝と帰還の強制と闘う!
  -3.11から6年目の福島の現実-

■講師  村田 弘 さん
  (福島原発かながわ訴訟団・団長)

●福島原発事故から6年目。事故はなんら収束しておらず、いまだ9万人もの人が避難生活を余儀なくされているのに、国は子供も含めた福島県民にのみ、年間20ミりシーベ ルトの被曝量を適用し、2017年3月には避難指示を一斉に解除して住宅の無償提供や補助を打ち切り、帰還を強制しようとしています。
●こうした暴政に、自らも避難生活を強いられている講師の村田弘さんは、国と東電を相手にその責任を問い、損害賠償を求める福島原発訴訟を闘い続けてきました。
「根本は、どれだけの大きな事故が起きたのか反省していないこと。ごまかして問題を小さくし、再稼働していく大方針がある。放射線被害にふたをするのは、原発事故に続く第2の犯罪。訴訟を通して、被害があることをつきつけ、言い続けることが大事だ」「2017年は、賠償打ち切りで避難を強制し、『事故はなかった』ことにしようとする安倍暴政との正念場を迎える。事故から丸6年、もう一度原点に立ち返って、原発を問う時を迎えている」と原発訴訟の意義を語る村田さんに、福島の現実を語っていただき、共に考えたいと思います。
                                                                              
《 村田 弘(むらた ひろむ)さんのプロフイール》
 ●元朝日新聞社の記者。定年退職後、故郷の南相馬市小高区で農耕生活を営んでいたところ、福島第一原発事故により、避難を余儀なくされた。
 ●現在は、家族とともに横浜市に避難している。国と東電の責任を明らかにし、生活とふるさとを奪われた損害の回復を求める「福島原発かながわ訴訟原告団」の団長
   として、横浜地裁で闘っている。
 

■主催    阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
■参加費 1000円(学生500円)
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
●地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分
        ●JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩8分
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205(阿佐ヶ谷市民講座実行委員会)
    ●直通電話: 090-8080-6860
■メール asagayashiminkouza@yahoo.co.jp ■ブログ http://ameblo.jp/asagaya-kouza

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とき:12月15日(木) 18時30分~

ところ:劇団「展望」(詳細下記)

 

「津久井やまゆり園」
障害者大量殺傷事件について考える


■講師 西角純志さん
(「津久井やまゆり園」元職員、専修大学兼任講師)

●相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた大量殺人事件。安倍政権は「防犯強化と警備訓練」「措置入院対策」を打ち出すなど、この事件を「精神障害者が起こした治安」に切り縮め、事件の本質を押し隠すキャンペーンを進めている。
植松容疑者は、ナチスの「優生思想」に傾倒し、「障害者の安楽死を国が認めてくれないので、自分がやるしかないと思った」と犯行の動機を表明している。事件の背景には、障害者への偏見を公言してはばからない政府中枢や、ヘイトクライムを容認している現在の社会体制があり、更に深刻な事態が継起するのではないかと懸念される。
●事件の起きた津久井やまゆり園は、かつては神奈川県でも模範的な施設であったが、県 の民営化政策により、非正規職化が進み、本来の介護労働の姿が揺らいでいたと言われている。大学で《アウシュヴィッツを思考する》という講義を行っている西角さんは、2001年から2005年までこの施設に勤務した経験を持つ。なぜこの施設から植松容疑者が生み出されたのか、私たちに必要な視点はなにか、「内なる優生思想」をキーワードに語っていただきます。
                                                                              
《西角純志(にしかど じゅんじ)さんのプロフイール 》   

●1965年山口県生まれ。中央大学経済学部卒。東海大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。ドイツ・ベルリン・フンボルト大学、チェコ・ブルノ・マサリク大学客員研究員などを経て、現在、専修大学兼任講師。政治学博士(明治大学)。                                 
●主要著作:『移動する理論―ルカーチの思想』(御茶の水書房、2011年)、『批評理論と社会理論 (叢書アレテイア14)』(共著、御茶の水書房、2011年)、『現代社会思想の海図』(共著、法律文化社、2014年)、「青い芝の会と〈否定的なるもの〉 ―〈語り得ぬもの〉からの問い」『危機からの脱出』 所収(共著、御茶の水書房、2010年)、 「沈黙の叫び―絵画と現代思想」『アリーナ』(第13号、中部大学総合学術研究院、2012年)、「《内なる優生思想》と福音―語られないシグナル」『アソシエ21―ニューズレター』(2008年、10月)。「津久井やまゆり園の悲劇-<内なる優生思想>に抗して」『現代思想』(2016年、10月)他多数。

 


■主催    阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
■参加費 1000円(学生500円)  
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
●地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分

●JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩8分
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205(阿佐ヶ谷市民講座実行委員会)
●直通電話: 090-8080-6860
■メール:asagayashiminkouza@yahoo.co.jp /■ブログ:http://ameblo.jp/asagaya-kouza
 

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とき:11月17日(木) 18時30分~

ところ:劇団展望(詳細下記)

 

戦後「象徴天皇制」とは?その本質を問う!
ー 「天皇退位希望声明」(8月8日)が意味するもの ー


■講師 伊藤 晃さん(近代史研究者)

●今年8月8日、テレビで天皇アキヒトが「生前退位の意向」を表明するビデオメッセージが放 映された。特にこのメッセージで重視すべきは、天皇アキヒトが現憲法の「象徴天皇制」の意義とその存続を何度も強調していることです。
●これをめぐって安倍内閣は、巧妙に改憲の意図を絡めながら、皇室典範に手をつけず特別措置法で対応する方向で動きを開始しています。他方で、共産党まで含めた全野党が、この天皇メッセージを容認すると共に、マスコミを使った現天皇と戦後象徴天皇制を美化する論調の報道が強められています。
●しかし、はたしてそうなのか? いま戦前の天皇制と天皇ヒロヒトの果たした戦争犯罪の事実が次々と明らかになってきている中で、一体戦前の天皇制とは何んだったのか? それと 戦後の「象徴天皇制」とは根本的違いはあるのか? そもそも「戦後象徴天皇制」の本質 とは何か? このことが今こそ鋭く問われなければなりません。
その問題に早くから強い問題意識をもって研究してきた伊藤晃さんにお話を伺い、改憲問題の動きともからめながらみなさんで考えたいと思います。
                                                                              
《伊藤 晃(いとう あきら)さんのプロフイール 》  
・1941年、北海道生まれ。東京教育大で日本史学を学ぶ。その後千葉工業大学に勤務。 
日本社会主義思想史・社会運動史・天皇制論を研究。  
・現在、日本近代史研究者として、国鉄闘争呼びかけ人や労働講座や各地での講演など広く
活躍中。著書に、「天皇制と社会主義」(インパクト出版会)、「転向と天皇制 日本共産主義運動の1930年代」(勁草書房)、「『国民の天皇』論の系譜 象徴天皇制への道」(社会評論社) など多数。

 

■主催    阿佐ヶ谷市民講座実行委員会   
■参加費 1000円(学生500円)                                         
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)                     
●地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分                           
        ●JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩8分     
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205(阿佐ヶ谷市民講座実行委員会)
    ●直通電話: 090-8080-6860                             │
■メール:asagayashiminkouza@yahoo.co.jp /■ブログ:http://ameblo.jp/asagaya-kouza

                              

とき:10月20日(木曜日)午後6時半

ところ:劇団展望

 

テーマ:

「非正規が闘って勝った!」

講師: 吉本伸幸さん (東京西部ユニオン執行委員長・鈴コン分会書記長)

 

●いま全世界で新自由主義がゆきづまり、戦争と貧困、労働法制改悪による非正規化と解雇による生活破壊攻撃が吹き荒れ、それに反対する労働者の一大決起が始まっています。今年11月6日~12日には、韓国の民主労総と日本の動労千葉などの組合によって、韓国と日本で、全世界100万人の歴史的な労働者大集会が呼びかけられ、かちとられようとしています。まさに歴史を変える全世界の労働者の大反撃の開始です。
●そんな情勢の中で、5年間にわたる不屈の闘いを経て、ついに解雇撤回=職場復帰を勝ちとるという画期的な勝利をかちとった「鈴コン」という少数の非正規組合があります。
こんな奇跡とも言える勝利をいかにして勝ちとることができたのか? 筆舌に尽くせぬ大変な闘いであったにもかかわらず、「闘うことは楽しい! 組合をつくって闘うことが社会を変える力です。まだまだ闘いはこれからです!」と明るく、そして力強く語る講師の吉本さんに、どうしてそんな勝利を実現することができたのか? その勝利のカギと核心は何か?についてお話しをうかがい、これからの私たちの闘いのあり方と方向性などについてみなさんと一緒に考えたいと思います。

 

《吉本伸幸(よしもと・のぶゆき)さんのプロフイール》
●1959年宮崎県生まれ。ダンプの運転手をやりながら、建交労傘下の労働組合運動を経験。
●2003年鈴木コンクリート工業(生コン会社)に入社。現在、東京西部ユニオン委員長。
一から闘う労働組合を立ち上げるため尽力。打たれ強く底抜けに明るい性格の持ち主。鈴コン分会では書記長をつとめる。本「非正規が闘って、勝った!」(東京西部ユニオン編集/出版最前線)

 

■主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
■参加費 1000円(学生500円)
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205 直通Tel 090-8080-6860
■メール asagayashiminkouza@yahoo.co.jp
■ブログ http://ameblo.jp/asagaya-kouza

 丸浜江里子さん(都留文化大学非常勤講師)の新著の紹介 

 

今年2月、丸浜江里子さん(都留文化大学非常勤講師)の新著、「ほうしゃの雨はもういらないー原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用」(凱風社)という本が出版されましたのでご紹介します。

尚、今年7月21日に当講座に丸浜さんを講師でお招きし、「広がる被曝 広島・長崎・ビキニ・福島へとつながるカラクリ― ビキニ事件と原水禁署名運動が教えること ―」というタイトルでご講演をしていただきました(本ブログ、7月講座のお知らせを参照)。本書の内容を軸に、実に貴重な内容をわかりやすく話して下さり、多くの参加者から感動した旨の感想が寄せられました。

  本書は、まさに当講座での講演タイトルにあるように、「広島・長崎・ビキニ・福島へとつながるカラクリ」の本質を暴き出し、原爆と原発、そして福島と沖縄を考えるうえで必読とも言える本です。是非とも一読されることをお勧めいたします。

 

 『ほうしゃの雨はもういらないー原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用』」

(丸浜江里子著/凱風社・定価1300円+税)

 

 

■<本の表紙のそでより>

[ビキニ事件から、核実験「ノー」の声が上がり、署名運動が始まり、全国で3200万筆の署名が集まり、翌年、原水禁世界大会が開かれたことは、日本発の輝かしい反核運動の嚆矢である。しかし、この時期、コインの裏側のように核の「平和利用」の動きが始まった。なぜ、「禁止」を求める運動と「利用」が同時期に始まったのか。・・・・それに答えるためには米国の核戦略と日本の核開発の歴史をたどる必要がある。広島、長崎、ビキニから福島につながるカラクリは何なのか。核兵器が使用されてから七〇年、核に翻弄されたこの七〇年の中で、ポッと光を放つ初期原水爆禁止署名運動と核の「平和利用」の歴史をふり返り、現在を考えたい。(「はじめに」より)]

 

■<本の帯より>

[私たちは3.11を超えられるだろうか。「命は宝」で結集した60年前の民衆運動の知恵にそれを説くカギがあるかもしれない。

犠牲を生み出しながら、それが無いかのように突き進んでゆくこの国の政治風景。希望は?

核の恐怖を葬り、「安全神話」で偽装する凶器の構造を解体するのは「嫌なものは嫌だ」という抗議の声と、その主役を担う無数の民衆の力だ。]

 

■<7月21日、当講座の案内チラシより>

●「広島・長崎に原爆を落とされ、ビキニ事件では国民的な反対運動が広がったのに、なぜ原発が54基も造られ、原発事故がおこったのですか?」。3・11福島原発事故以降、 講師の丸浜さんが多くの方から何度も訊かれた質問です。これは私たちの多くも感じている問いです。その問いに丸浜さんは真剣に向き合い、「広島、長崎、ビキニから福島につながるカラクリは何だろう?」と、3・11福島と向き合いながら追求してきました。

●その解答が、今年2月に出版された「ほうしゃの雨はもういらないー原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用」(凱風社)という新著で語られています。そして、ビキニ事件を契機に日本全土に広がった空前の原水禁署名運動とほぼ同時期に始まった「原子力の平和利用」の動きを追い、何故「禁止」を求める運動と「利用」が同時期に進んだのかを追求する中で、アメリカの核戦略と日米軍事同盟、さらにその一環の沖縄問題に迫っています。 そしてこのアメリカの戦略と一体で、その強化のために3・11福島を無かったものにしようとする安倍政権を厳しく批判すると共に、今後の運動の方向性についても多くの示唆を提示してくれています。

8月はお休みです。 9月の阿佐ヶ谷市民講座ご案内


恒例 講演と朗読と映像によるトークショー

 山田洋次監督の映画を徹底解剖する!


■講師  白井佳夫さん 

(映画評論家・「阿佐ヶ谷市民講座」呼びかけ人)
■特別出演・朗読
        林 陽子さん (女優・「劇団展望」主宰)

白井真木さん (女優・プロダクション「タンク」)


●「男はつらいよ」シリーズ全48本をはじめ、それ以前の「馬鹿」シリーズ喜劇や、「家族」「遙か なる山の呼び声」などのドラマ作品をふくめて、この「国民的映画作家」の全貌を徹底的に分析し、その虚と実を浮かびあがらせていきます!
●そして彼の全作品と「無法松の一生」(戦中版)との意外なつながりを証明し、問題の所在を 明らかにしていきます。
●「中央公論」「文芸春秋」「破防法研究」などに白井佳夫さんが書き継いできた山田洋次論の 集大成が今、雑誌「序局」に「白井佳夫の現代映画論講座」として連載されています。そのうち の何章かを二人の女優さんが朗読し、それが映画描写と共に展開され、白井さんの講演につ ながっていくユニークな秋の夜の現代日本の歪曲構造を分析していくトークショーです。


《白井佳夫(しらいよしお)さんのプロフイール》
●映画評論家。1932年生まれ。元「キネマ旬報」編集長。
●映画「無法松の一生」を上映しながら検閲の愚かさを説くパフォーマンスで全国巡演
●著書に「白井佳夫の映画の本」「二十四時間の映画」「日本映画黄金伝説」「黒白映像・日本映画礼賛」
「銀幕の大スタアたちの微笑(8人のスタアたちとの対談)」 など多数。
「阿佐ヶ谷市民講座」呼びかけ人。


■主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
■参加費 1000円(学生500円)
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205 直通Tel 090-8080-6860
■メール asagayashiminkouza@yahoo.co.jp
■ブログ http://ameblo.jp/asagaya-kouza

阿佐ヶ谷市民講座 7月のご案内


広がる被曝

「広島・長崎・ビキニ・福島へとつながるカラクリ」


― ビキニ事件と原水禁署名運動が教えること ―


■講師 丸浜江里子さん
(都留文科大学非常勤講師)

◆7月21日木曜日 ところ:劇団展望


●「広島・長崎に原爆を落とされ、ビキニ事件では国民的な反対運動が広がったのに、なぜ原発が54基も造られ、原発事故がおこったのですか?」。3・11福島原発事故以降、 講師の丸浜さんが多くの方から何度も訊かれた質問です。これは私たちの多くも感じている問いです。その問いに丸浜さんは真剣に向き合い、「広島、長崎、ビキニから福島につながるカラクリは何だろう?」と、3・11福島と向き合いながら追求してきました。
●その解答が、今年2月に出版された「ほうしゃの雨はもういらないー原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用」(凱風社)という新著で語られています。そして、ビキニ事件を契機に日本全土に広がった空前の原水禁署名運動とほぼ同時期に始まった「原子力の平和利用」の動きを追い、何故「禁止」を求める運動と「利用」が同時期に進んだのかを追求する中で、アメリカの核戦略と日米軍事同盟、さらにその一環の沖縄問題に迫っています。 そしてこのアメリカの戦略と一体で、その強化のために3・11福島を無かったものにしようとする安倍政権を厳しく批判すると共に、今後の運動の方向性についても多くの示唆を提示してくれています。丸浜さんのお話を伺い、共に一緒に考えたいと思います。

《丸浜江里子(まるはま・えりこ)さんのプロフイール》 │
●1951年、千葉県生まれ。都留文科大学非常勤講師。明治学院大学国際平和研究所研究委員。横浜市立大学文理学部、明治大学大学院文学研究科卒。東京の公立中学校社会科教員を退職後、杉並区の教科書問題で住民運動に参加。原水禁署名運動の研究で「第一回平塚らいてう賞奨励賞受賞(2006年)
●「原水禁署名運動の誕生―東京・杉並の住民パワーと水脈」(凱風社)、「ほうしゃの雨はもういらない―原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用」(凱風社)、他。



■主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会 /■参加費 1000円(学生500円)

■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)

●地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分、 ●JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩8分(地図は裏面に)
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205(阿佐ヶ谷市民講座実行委員会)│
●直通電話: 090-8080-6860 │
■メール:
asagayashiminkouza@yahoo.co.jp /■ブログ:http://ameblo.jp/asagaya-kouza

阿佐ヶ谷市民講座事務局よりお知らせ


 青井未帆さん(学習院大学大学院法務研究科教授)の新著の紹介 



今年2月、当講座の呼びかけ人の青井未帆さんの新著・「憲法と政治」という本が、岩波書店から岩波新書として出版されましたのでご紹介します。

多くの憲法学者から違憲だと指摘され、多くの人々が強く反対した安保戦争法を強行採決。再び戦争できる国家に向かってつき進んでいる現安倍政権の今の政治に対する鋭い批判と私たちへの提言の書です。是非一読されることをお勧めします。




◆ 『憲法と政治』(青井未帆著/岩波新書・定価840円+税)


■<表紙のそでより>
[私たちは「政治が憲法を強引に乗り越える」さまを目撃した――。安保・外交政策の転換、さらには「改憲機運」の醸成がどのように進められてきたかをていねいに検証し、国会・内閣法制局・裁判所の責務にも言及。立憲主義にたった法の論理を鍛え、平和の問題を権力の適切な統制と結びつけて考える必要を訴える、熱い警世の書。]



■<本の帯より>

[本書では、「憲法と政治」をテーマに、平和の問題を実力の統制という観点から考えた。政治が憲法を乗り越えんとするかのような「いま」を切り取ろうとしたものである。

2014年7月1日の集団的自衛権を行使容認する閣議決定以後、政治と憲法の関係や、国家のもつ実力の統制の問題は、これまでとはまったく違う局面に至っている。私たちはそのことを意識しながら、必要に応じて新たな議論を切り拓いてゆかなければならないと考える。(本書「あとがき」より) 


以上













阿佐ヶ谷市民講座6月のご案内


とき:6月16日(木曜日) 午後6時半開始~午後9時まで

ところ:劇団展望(詳細下記)


テーマ:沖縄戦後史が育んだもの

― 辺野古新基地建設反対の力 ―


■講師 戸邉秀明さん
(東京経済大学准教授・沖縄近現代史)

「いま沖縄では、『そんなに重要ならば本土が基地を引き取ってほしい』と、『県外移設』論が噴き出している。敵対性をあえて強調するぎりぎりのところで発せられた、本土の私たちへの警告であり、新たな関係性の希求でもある」(『朝日新聞』2012年5月13日、「ニュースの本棚 沖縄復帰40年(戸邉秀明さんが選ぶ3冊)」)
戦後の日本は、米軍基地を沖縄に集中させてきた歴史を持ちます。さらにいま、沖縄島北部の辺野古では、耐用年数100~200年という最新鋭の基地が日本政府によって建設されようとしています。犠牲と負担のさらなる押しつけに対して、沖縄では今日も反対運動が繰り広げられ、疑問と批判の声は日本本土の私たちにも突きつけられています。
では本土の我々に求められているのは何でしょうか? 戸邉秀明さんはこれまで、沖縄現代史を日米安保体制と日本社会の変質、沖縄と本土との歴史認識の断絶などの観点から考察されて来ましたが、本講座では、辺野古闘争の新段階をふまえて、沖縄戦後史を理解するための新たな視点を提示してもらいます。それによって、私たちの歴史認識をさらに深めたいと思います。

<戸邉秀明(とべひであき)さんのプロフイール>
●1974年生まれ。早稲田大学大学院史学(日本史)専攻修了。

現在、東京経済大学准教授。研究分野は沖縄現代史。
●主な論文に「沖縄戦の記憶が今日によびかけるもの」(『記憶と認識の中のアジア太平洋戦
争』岩波書店、2015年)など。昨年11月、沖縄の戦後史の独自性を無視した管官房長官の
発言に対して、本土の沖縄現代史研究者4名によって「戦後沖縄・歴史認識アピール」を起
草・発表(『世界』2016年1月号掲載)。


■主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
■参加費 1000円(学生500円)
■会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
●地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分
●JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩8分 │
■連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205(阿佐ヶ谷市民講座実行委員会)
●直通電話: 090-8080-6860 │
■メール:asagayashiminkouza@yahoo.co.jp /■ブログ:http://ameblo.jp/asagaya-kouza