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2007年06月03日 12時51分51秒

【日本対モンテネグロ戦】 結果に一喜一憂せずに長い目で!

テーマ:サッカー日本代表ニュース・コラム

◆2007年6月1日 
◆国際親善試合「キリンカップ2007~ALL FOR 2010!~」 
◆スタジアム:エコパスタジアム(日本・静岡)

日本 2-0 モンテネグロ


試合の序盤、日本はある程度パスを回しながらもチャンスを作れませんでした。
モンテネグロが様子見、という感じで守備を固めているという事もありますが、日本は相手の深い位置に来た時のパスに焦りが見え、容易にパスカットされていました。
スペースが無いせいもありますが、パスの受ける選手が動けていませんでした。
そんな中、中澤のゴールで先制しました。
モンテネグロはショートコーナーで、しかもDFの中澤が後方から走りこんできた為に、あらかじめマークにつけませんでした。

ショートコーナーからの得点で、流れの中からの得点がほしい、思っていたところ、駒野の縦へのクロスに高原がダイレクトで合わせて追加点。
その少し前に駒野の縦へのクロスにダイレクトで合わせるプレイを試みており(この時はうまく合わず)、2度目で上手くタイミングが合いました。
モンテネグロは一度そのプレーを見ているのにもかかわらず、対応が送れ、守りきれませんでした。
前半の中盤から、右サイド駒野のクロスという攻撃パターンが、ある程度チャンスを作れるようになってきました。とはいえ、ひとつのパターンのみです。
逆に言うと、モンテネグロ守備陣は、日本の攻撃がひとつのパターンなのにも関らず、マーク、プレスが甘い、という事です。


ハーフタイムにオシム監督から「足元のボールを狙われているので、スペースに出せ」という意味の指示が出ました。
その効果があったのか、多少はボールが早めに回るようになりました。
そして、遠藤から逆サイドの駒野にふり、切り込んでシュートする、という良いプレーが出ました。オシム監督から「切れ込んでいくプレーをしていけ」という意味の指示が出ていたようです。
オシム監督は途中交代で水野を右サイドに入れ、攻撃のパターンを増やしました。
水野はスピードのあるドリブルで切り込み、クロスを上げいくつかチャンスを作りました。

試合は日本の2-0で終了しました。


結果だけ見ると、「完勝」といったところですが、日本はまだまだ成長途中です。
それは試合中のオシム監督の指示が物語っています。


「足元のボールを狙われているので、スペースに出せ」(という意味の指示)
・・・これは、まだまだ動けていない
、という事です。ボールを貰う人間は、常に動いて相手にボールをとらせない努力をしなければいけませんが、それがまだまだできていません。
相手にボールを取らせないためのプレーをして、ダイレクトパスというのもありますが、これについても、試みてはいるものの、何度も失敗していました。

「足元のボールを狙われているので、スペースに出せ」(という意味の指示)
・・「良かった」とされるプレーに、駒野と水野のサイド攻撃がありますが、これについてもまだまだ改善の余地があります。
相手守備陣を崩せていないので、もっと両サイド広く使い、深く切り込む事が必要だと思いますし、オシム監督もそれを求めていると思います。


という訳で、今の日本代表はまだまだ成長途中であると言えます。
ですから、結果に一喜一憂し「勝った」「負けた」と騒がずに、内容を見て、課題を常に挙げながらも暖かく見守っていただければと思います。

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