【イノセント・ヴィーナス】 #5話 連弾# を見た。 | Mix Fruit Strategy

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近未来アクションアニメ【イノセント・ヴィーナス】5話の あらすじ と 感想 と。



◆あらすじ◆
千倉周三に会う為、南総に向かう丈・仁・沙那を乗せたコンテナ
(ごらも張り付いていたっけ)。

辿り着いた畑で囲まれる丈。
泥棒だとお思われた丈は攻撃される。
軽くかわし相手がさらなる攻撃をしようとした時に謎の男が現れた。

先生と呼ばれた男は千倉周三であった。

千倉周三が沙那を見つめるその目は優しかった…。



(歌・CM)



ファントムの司令室で先日の「いしん」の件を報告するレニー。
仁・丈・司馬が協力するとは思っていなかった…。
そんな言い訳、もう次は通じない。ヴィーナスの奪還を厳命するドレイクだった。


帰りの通路でスティーブはレニーに問う。
「副指令…あの時…何故(虎二への弾を)外したのです?副指令の腕で外すなんて珍しい…」
「ヘリが安定しなかっただけよ!」
「それだけですか?」
「どういう意味?」
「いえ、ならいいんです。」



レヴィナスの中でも、気力を持つ若者達が自然と集まってできた道場があった。
そして沙那は、初めて会うはずの道場主・千倉周三からある事実を聞くことに…。

「千倉周三は沙那のお祖父ちゃんだ。君のお父さんのことをよく知っている」と。

「パパを?」沙那の弾くピアノを見守る父を思い出す。

「私は頼まれたんです。登戸博士に沙那を守ってくれと。」

「仁・パパを…パパのことを知っていたの?どうして今まで黙って…」

「隠すつもりはなかった…ただ…」


道場の地下にある秘密の研究室に案内する千倉周三。
遺伝子工学の研究者であったことを告白した。
沙那の父親ほどではなかったらしいが…。
色々なことを知って疲れた沙那は、書斎で休む事になった。



仁と千倉周三との会話
あなたは、沙那の亡くなった母の父親。
登戸と会ったのは少し前、博士が殺されたあの事件の前。
事件とは物取りであり、研究室はあらされていなかったこと。
登戸の研究<バルカンプロジェクト>のこと。
その研究を望んでいたのは我が国だけではないこと。
あの事件は物取りとは考えられないこと。



その頃、ごらは道場の人に見つかってポイっとされた(笑)

丈に因縁をつける道場生だったが、
丈の瞳を見つめ、振り上げた木刀の構えを解くのだった。


目覚めた沙那は、部屋にピアノがあることに気がつく。



( C M )



周三に、ファントムに居た事を明かす仁。
ファントムにいることを利用し登戸博士に近づいたと告白した。
博士は殺される少し前から沙那を国外に脱出させようとしていたこと。
仁の目的の為に、その意思を引き継いだ事。
成功したら協力して欲しいと登戸に伝えた事。
博士は殺されたが亡命計画が実行された事。
沙那を確保し安堵したその時
仁の裏切を知ったファントム司令が攻撃してきたこと…。
「君を必ず守る。脱出だ!沙那!!」
登戸の死で得られなくなった情報を求め、ここに来たと。


鶴沢仁…仁の本名だ。
周三に鶴沢松陰の息子と見破られた。
目的が復讐だと看破した周三だったが、

登戸の研究資料を自由に見ても良いと言う。
完全に信用はしていないが、沙那の恩人だから…と。
「だがな、

 悪い事は言わん。

  復讐などと馬鹿な事は考えない方が身の為だ。

   いずれ自分の足元を掬われるだけだ。」

と…。


沙那の弾くピアノの音色に仁と周三は引き寄せられる。
前から弾きたがっていたピアノ。



その夜、
黙っていた事を沙那に謝罪する仁。
政治家だった父を尊敬していた。
そんな政治家としては真っ直ぐすぎた父は、
敵の策略で失脚させられて自殺した…と。

「僕は父を追い込んだやつらをどうしても許せないんだ!」


「仁…

 沙那が役にたつの?

  沙那に何かあるんでしょ?

   何かあるから…みんな沙那を追いかけてるんでしょ?

    そのくらいわかるもん!

     もし、それ…仁の役に立つなら…私」
「ありがとう…

 でもね…

  君を巻き込むことじゃないんだ…

   気持ちだけで嬉しいよ…」


盗み聞きしていたごら。
沙那に石を投げつけられる。

逃げ出したごらは、丈に聞く。
「誰に復讐しようってんだ?」
「知らん…。

 誰だっていい…。

  仁がヤルと言ったら俺もヤル。

   それだけだ」



翌朝
登戸の研究を調べる仁。


「ここにはないのか?」

そう思う仁に沙那のピアノの音色が聞こえた。

隣に座りピアノを弾く仁…。
連弾する2人。

そして沙那は音程が狂っている鍵盤に気がついた…


昨日の曲を弾いてくれ、と頼む仁に応えピアノを弾く沙那。
その曲の連弾をする仁。


沙那の何かがおかしい。

倒れた沙那


このピアノに隠されているのは?



そしてファントムは仁のトレーラーを発見した。
丈・仁とファントムの戦いは再び訪れるだろう。





次回「暴走」




◆感想・雑感◆
今回は仁と沙那とその家族のことがメインだった。

仁の過去・沙那の父親・沙那と千倉周三との関係…。
色々なことが詰め込まれた話だった。



丈は殆ど活躍する機会がなかったのが残念だ。



新しいキーワード
<バルカンプロジェクト>
これが、今後のキーになっていくのだろうか。



そして沙那に隠された秘密や丈の涙の訳など、
まだまだ未解明のことも多いが、
なかなか面白くなってきた。


邪推すると考えられる事は

仁に従うという丈…
ありうるのは、

【仁の父親に恩義】
【仁に助けられた恩義】
のどちらかの可能性もある。

沙那の父親が遺伝子工学の博士だったということ…

沙那の遺伝子はいじられている可能性も出てきた。

まぁ、私の妄想なので、あまり気にしないで読み流して欲しい。




レニーが虎二を撃てなかった理由を問い質すスティーブだが、
それは野暮な質問だ。
虎二を忘れられないからに決まっているだろうに(笑)



千倉周三が仁に言う

「復讐などと馬鹿な事は考えない方が身の為だ。」

というセリフは作品に込められたメッセージなのかもしれない。

例え親の敵を討ったとしても、

その仇だった人の家族などから狙われる可能性があるから。

憎しみの連鎖。

それは悲しみと新たな憎しみを生むだけなのだ。


仁と沙那が連弾した最初の曲って練習曲だったかな?
ブルグミラーだかチェルニーの教本の曲で練習した記憶があるけど、
私の記憶ではもっとテンポが早かったような記憶も…。
ピアノは小学生の時に習っただけなので残念ながら明確には覚えていない。
記憶が…私はボケてしまったのか?。
バイエルが終った後に練習したのは確かだが…うむ~。

知っている方いましたら教えて欲しい。



そして2週間も放送が中断される。

公式ホームページを見ると8話で終るという可能性も高い。

せめて13話、1クールでやって欲しいと思うのだが、

詰め込みすぎ注意報が鳴り響いている。


先日までやっていたデモンベインのような

消化不良アニメにならなければいいのだが…。

(デモンベインの原作は面白いのに残念!)



イノセント・ヴィーナス公式サイト

blog内関連記事: 1話感想 2話感想 3話感想 4話感想


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