ハングル 「言葉と声」
韓国ドラマ・映画、K-POPで
よく聞く言葉に
말(マル、言葉)
と
소리(ソリ、音・声)
があります。
どちらも「喉」(のど)というか「口」から発する
関係から同じような意味で使われますね!
今回は
소리(ソリ、音・声)
についてよく聞く言葉をあげて行きます。
소리(ソリ、音・声)
には、だいたい以下の4つの意味があります。
①音
②声、鳴き声
③世論・うわさ
④話・言葉
みなさんはだいたい「ソリ」と言うと①~④
のイメージがあると思います。
큰소리(クンソリ)
と言えば
・・・
直訳して「大きな声」ですが、そこから「怒鳴り声」や
しいては「大言・大口」(でかいことを言うこと)の
意味までになりますね。
큰소리(クンソリ、①大声②大口)
を分解すると
크(다)+ㄴ(クダ+ニウン、形容詞:大きい+連体形用)
で
소리(ソリ、音・声)
にかかる現在連体形の表現で「大きな声」になります。
(→形容詞の連体形
参照)
큰소리 뻔뻔히(クンソリ ポンポンニ)
と言うと「大きな口をたたいて、厚かましい」表現に
使われます。
목소리(モクソリ)
と言えば単純に「(人の)声」の事を言いますね!
목(モク)
は「首・喉(のど)」のことをいいます。
작은 소리(チャグン ソリ)
と言えば、「小さな声・音」ですから「小言」(こごと)
の意味で使われそうですが、
でも実際は
잔소리(チャンソリ、小言)
という言葉がありますから、お気をつけ下さいませ~!\_(・ω・`)
작은(チャグン)
は、
작(다)+은(チャクタ+ウン、形容詞:小さい+連体形用)
で、やはり「ソリ」にかかる現在連体形の表現になります。
①の意味の例とすると
천둥소리(チョンドゥンソリ、雷鳴)
がいい例です。
천둥(チョンドゥン、雷)
で、「雷」(かみなり)の音ですから「雷鳴」(らいめい)
になります。
천둥소리(チョンドゥンソリ、雷鳴)
と言えば、朝鮮時代劇「ホ・ギュン 朝鮮王朝を揺るがした男」
の原題です。
ホ・ギュンは、「ホン・ギルドン」の作者で有名です。
★追伸1:
日本語でよく「そりが合わない」と言いますが、
これは、
日本刀と鞘(さや)の反り(そり)具合が合わないと
刀が収まらないというところから
人間関係が合わないというときに使われる言葉です。
ですから、残念ながらハングルの「ソリ」とは語源が
違うようです。
★追伸2:
「クンソリ」(大声)とか「ソリチョバ~」(声を出してみて~)
という歌詞を聞きたい方はここにあります。
どこにその歌詞が出て来るかは探して見て下さいね!
やっぱり、私の好きな「コヨーテ」のこの歌です。
↓↓↓↓↓↓
★追伸3:
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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