「ポッコリおなか」「ぷるぷる二の腕」「たれ尻」などの体の“たるみ”。
解消するにはなんといってもダイエット!
・・・と思いがちだがここに大きな落とし穴が!
実は、たるみを引き起こす大きな原因は「筋肉の衰え」
特に、ダイエットを意識するあまり、筋肉の「質」が悪くなることが大問題。
痩せているのに、ゆるんだ筋肉のせいでハリのないたるんだ体型になってしまうことも!
そこで、筋肉のハリを取り戻す生活習慣を徹底検証!
知られざる「筋肉とたるみ」の真実を解明!
たるんだ女性の筋肉を特殊な画像解析法で調べてみると、白いツブツブのようなものが見つかりました。
この白いツブこそ、私たちの体をプニョプニョにしちゃう“たるみ物質”=「EMCL」です。
EMCLは「筋細胞外脂肪」といって、筋肉の繊維の間に増えていく特殊な脂肪。
実はこれ、牛肉の“霜降り”と全く同じものです。
EMCLが筋肉に混じった“霜降り状態”になると、筋肉のハリが低下。
そして、皮膚や皮下脂肪の重さをささえられなくなり、ダラリと垂れ下がってしまうのです。
筋肉が霜降りになるメカニズムとは・・・
新しい筋肉ができる時に、その素(もと)となるのが、筋衛星細胞と呼ばれる“筋肉の赤ちゃん細胞”。
筋衛星細胞が筋肉になるには、筋肉を伸び縮みさせる動き
(機械的伸展刺激)によって分泌される“成長因子”が欠かせません。
ところが運動不足など“筋肉の伸び縮み”をおこたっていると。。。
筋衛星細胞が筋肉に成長できないばかりか、なんと脂肪細胞に変身してしまうのです!!
さらに、無理なダイエット(食事制限)も筋肉の霜降り化を促進する危険性があります。
問題なのは「たんぱく質不足」。
たんぱく質が足りないと、筋肉がやせ細っていく上に、
“成長因子”の分泌も減少するため、筋肉の霜降り化につながるのです。
簡単!たるみに効く生活習慣
ではどうやってたるみを防げばよいのか?
鍵となるのが毎日の「歩き方」です。
大手下着メーカーの研究によると、20代の頃の体型を維持した人(たるまなかった人)は、
体型が変化した人(たるんだ人)と比較して平均7㎝ほど歩幅が広いとわかりました。
大股歩きを1年間続けた介入実験でも、ヒップの高さが3㎝あがったり、
ポッコリ出たおなかがまっすぐになったりするなどの成果がでています。
歩幅を広げる事で筋肉が大きく伸び縮みするようになるのはもちろんのこと、
歩幅が狭い時と比較して、太ももやお尻、腹筋などより多くの筋肉が使われるようになるのです!
即効!たるみ解消のスロー筋トレ
短期間で確実にたるみ解消を目指したい!という人にオススメなのが「スロー筋トレ」。
通常の筋トレとくらべてゆっくり行うため、負荷が軽くて済み、高齢者にはもちろん、
腰痛やヒザが痛い人にも行いやすい方法です。
負荷は軽いですが、筋肉の成長にかかせない“成長ホルモン(成長因子)”が
たくさん分泌されるのでトレーニング効果は通常の筋トレに見劣りしません。
番組で、たるみに悩む女性に「腕立てふせ」、「腹筋」、「ススクワット」の
3種類のスロー筋トレをためしてもらったところ、3週間で
おなかが4.7㎝、ウエストが3.2㎝細くなるなどの効果がありました。
(※腰痛・ヒザ痛・高血圧など、不安がある方は、医師やトレーナーに相談してから行ってください。)
ヒップアップに効く!スロースクワット

- 足は肩幅程度、つま先はやや外向きにして立つ。
- そのまま4~5秒ほどかけてゆっくりとお尻を下ろしていく。
※できれば、ももが床と平行になるくらいまで下ろす。
※ひざがつま先よりも前に出ないように、できるだけおしりを後ろにひく。
- ゆっくりと立ち上がる。ひざは伸ばしきらず、少し曲げた状態で止める。
- 2~3を10回繰り返す。
※動いている時に息をはき、動きをとめた時に息をすう。
(2)おなかと腰まわりに効く!スロー腹筋

- あおむけに寝て、ひざを立てる。かかとはなるべくお尻に近づける。
- ゆっくりと4~5秒かけて、体がまっすぐになる高さまでお尻を持ち上げる。
- お尻を床面につく直前までおろす。床にお尻をつけない。
- 2~3を10回繰り返す。
※動いている時に息をはき、動きをとめた時に息をすう。
ぷるぷる二の腕よサラバ!スロー腕立て伏せ

- 両手両ひざを床につく。
- ゆっくり体を沈めていき4~5秒ほどかけて鼻をぎりぎりまで近づける。
- ゆっくりと体を持ち上げる。
※このとき、ひじを伸ばしきって力を抜いてしまわないようにする。
- 2~3を10回繰り返す。
※動いている時に息をはき、動きをとめた時に息を吸う。