皆さま、おはようございます!

 

前回のブログで、球磨川第一橋梁の最寄り駅である

肥薩線・鎌瀬駅のことを書きました。

肥薩線・鎌瀬駅

球磨川第一橋梁は明治39年に建造されたトラス橋で、

創世記はドイツの技術で建設が進められた九州では珍しい

米国・アメリカンブリッジ社製の橋梁でしたが、

実は東北にはそれよりも古いトラス橋が存在するのですよ。

製造年はなんと、今から130年も前の明治20年!

国内最古の現役トラス橋です。

しかも同形の橋梁が2基もあるのですよね。

 

1基は山形鉄道フラワー長井線にある最上川橋梁

d11264/山形鉄道・最上川橋梁

 

そしてもう1基が

一級河川の最上川に架けられた左沢線の最上川橋梁で、

共に、明治20年に木曽川に架けられた東海道本線の橋梁を

大正12年に現在地に移設したモノでしたの。

左沢線・羽前長崎駅

この日は左沢線の最上川橋梁もじっくりと眺めてきましたが、

そのネタは次回のブログで挙げることにしまして…

 

最上川橋梁の左沢線側の最寄り駅がコチラでした。

左沢線・羽前長崎駅

左沢線・羽前長崎(うぜんながさき)駅です!

左沢線が開通した大正10年に開設された駅でした。

駅名の由来は、開設当時は長崎町の玄関口だったかららしい。

長崎町は昭和29年に合併し、

現在は中山町の「大字」になってしまったみたいですね。

 

駅前に立つ観光案内にも最上川橋梁のことが記されてましたけど、

意外にあっさりめでした。

左沢線・羽前長崎駅

左沢線・羽前長崎駅

ここが日本最古の現役のトラス橋であること、

もっとアピールしてもいいと思いません?

この橋の存在ってマジでスゴイのですよ!

 

羽前長崎駅は大正10年に開設された駅で

長らく、開業当時から使われていた古い木造駅舎が残ってましたが

JRに移行後に現在のモノの建て替えられたようです。

駅舎の中には出札窓口らしきモノは見当たらず。

てっきり無人駅だとばかり思ってたのですけど…

左沢線・羽前長崎駅

左沢線・羽前長崎駅

ネットの情報によれば羽前長崎駅は簡易委託駅らしく。

それではどこで切符が売られているが謎でしたけど、

構内を見渡したら、その答えが見つかりました。

…っていうか本当にビックリ!

 

こちらはホームに進入するための跨線橋。

左沢線・羽前長崎駅

 

駅の構内を眺めながらホームに入ります。すると…

左沢線・羽前長崎駅

 

反対側にもうひとつ駅舎があるじゃないの!

左沢線・羽前長崎駅

ここで切符を売ってたんだ。

自分は羽前長崎駅を甘く見ていて

片田舎(寒河江の皆さまごめんなさい)にある

小さな駅と思っていたのですが、

実は、寒河江市の市街地西部にあり、

1日の乗車客数が400人近くもある左沢線の主要駅だったのです。

最初に駅舎を見た東側は国鉄時代に駅舎があった側で

当時はここで切符を売っていたようですけど、

新たに西側駅舎を建築した際に切符売り場を西側に移設したため、

本来駅舎があった側は無人駅のような仕様に変わったそうですよ。

 

西側駅舎から見た駅前風景です。

左沢線・羽前長崎駅

周りは田んぼですけど確かに奥に住宅地が広がっていますよね。

羽前長崎駅の発展ぶり、手ごわいわ!

 

それでは、羽前長崎駅は何もかもが新しくなってしまい、

趣味的に見て面白みに欠ける駅になったかと思ったら

全然そうじゃありませんの。

注目はホームにある待合室ですぜ☆

左沢線・羽前長崎駅

 

この待合室、羽前長崎駅で唯一残る

開業当時から使われていたる建物なのですよ。

それを示す建物財産標が貼られてました。

左沢線・羽前長崎駅

最近は駅舎だけではなく、ホームの待合室や上屋、

別棟の駅便などの更新が進行中のJR東日本エリアです。

建てられてから間もなく100周年を迎えるこの待合室、

いつ建て替えされてもおかしくはありませんよね。

 

なお、この単式ホームは以前は

島式ホームとして使われていたモノでした。

線路配置にも注目くださいませ。

左沢線・羽前長崎駅

 

こうして羽前長崎駅を見た後に

最上川棟梁に向かいましたが、その前に…

左沢線・羽前長崎駅

羽前長崎駅の南隣は羽前金沢駅で、

左沢線を更に北に向かいますと羽前高松駅もあります。

左沢線の列車に乗るたびに

全国を旅している気分に浸っているのは自分だけでしょうかね?

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