皆さま、おばんです!
一昨年の冬、大糸線の南小谷(みなみおたり)駅を訪れました。
南小谷駅は臨時快速「リゾートビューふるさと」の終着駅で、
始発の長野駅から、これに乗ってやって来ましたよ。
この日、自分が信州入りしたのは忘年会が目的でして、
合流予定のお仲間さんたちは一足早く白馬駅に着き、
近くのゲレンデでスキーを楽しんでいるとのことでした。
白馬駅でリゾートふるさとを下車すれば
お仲間さんたちと一緒にスキーが楽しめたのですけど、
なんせ自分はスポーツ音痴。
誘いを断り、そのまま終点まで来ちゃいました。
さぁ、いよいよ終点ですよ。
南小谷駅に到着~!
列車は定刻より15分ほど遅れ、午後1時ちょうどに南小谷駅に到着しました。
宴会会場の白馬まで戻るには
1時間半後に発車する特急「あずさ」が便利ですけど、
たった12キロの距離を特急列車で移動するのは本望じゃありません。
まして、今回の旅は移動に青春18きっぷを使っているのに
「あずさ」のために990円使うとか…今の僕には理解できない。
そこで、次の普通列車が発車するまでの3時間を利用して
南小谷駅周辺を探索することにしました。
この位あれば、余裕で街を一周出来ますでしょう。
まずは駅前に立つ観光案内を見ます。
南小谷駅は小谷村の中心にある駅で、
村には小谷温泉や奉納(ぶのう)温泉、栂池温泉などの温泉地のほか、
白馬スキー場などの観光地もあるようですね。
ざっと見た感じ、どこも駅から歩いて行けそうな距離ではなさそう。
それにしても、この日の寒さと来たら。
駅前を流れる姫川を眺めてただけでも、全身が凍り付きそうです。
スキーを楽しむには最高の天気なんだろうな。
やっぱり駅に戻るか!?
いやいやいや、せっかく南小谷駅に来たのだし、
何よりも列車が発車するまで3時間もあります。
その時間を駅で過ごすなんて、時間が勿体なさ過ぎますって。
…ということで街探索を続行。
南小谷駅の南側にある踏切から構内を眺めました。
右が3時間後に発車する普通列車、
さすがにこの時刻は車内を開放はしていないようですね。
踏切を先ほど乗車したリゾートビューふるさとが通過しました。
折り返し列車が発車するまでの間、信濃森上駅で退避しているそうですよ。
くっそ寒い~!!!
あまりの寒さに耐えきれず、Uターンして歩く向きを再び駅方向へ。
駅前にあるお土産屋さんでお昼ご飯を調達。
「当店一番の売れ筋商品です」
と言われて差し出されたカップラーメンにお湯を注いで
南小谷駅まで戻って来ちゃいました。
信州の寒さ、本当にヤバいですって。
それ以前に、厚着をしてこなかった自分にも問題がありますけど。
南小谷駅の待合室で、カップラーメンをすすりながら時間を過ごしました。
ここの待合室のスゴイところは、冷暖房が完備の上に、
奥には靴を脱いでくつろげるお座敷スペースまであるのです。
さっきまでの寒さがまるで嘘のように感じましたもんね。
その後は知らぬ間にウトウトしていたようで…
外の騒がしさに気付き目を覚ましたら普通列車の改札が始まってました。
自分、寝すぎ!
南小谷駅は相対式&島式ホームによる2面3線構造です。
南小谷駅はJR東日本とJR西日本の境界駅で、
JR西日本が管轄する南小谷駅から北側は非電化区間です。
この2社の境界駅はここが唯一だとか。
ホームには、子供の背丈以上の高さの雪だるまがありました。
信州の冬をなめんなよって感じですね。
その後は普通列車に乗車し、お仲間さんたちと合流出来ましたが…
小谷村では冬の楽しみ方が多様にあったようで。
時間の過ごし方をやはり間違ってました。
↑(松本駅方面)
豊科駅
柏矢町駅
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神城駅
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南小谷駅(平成26年12月29日)