皆さま、おはようございます!
前回は上越線・土合(どあい)駅の
地上にある上り線ホーム探索のことを書きましたが、
今回はこの駅最大の見せ場、地下にある下り線ホームまで歩いてみますよ。
(前回分はこちらです)
【まったり駅探訪】上越線・土合駅に行ってきました(プロローグ編)。
上の看板にもあります通り、下り線ホームに辿り着くまでには
486段の階段を下らないとならないんです。
これこそが、土合駅が日本一のモグラ駅と呼ばれる所以ですの。
でも、本当に10分かかるのかしら?
進んでみましょ。
改札を出て左折すると、下り線ホームに繋がる通路が見えてきます。
ラッチが4カ所もありますが土合は無人駅からね、念のため。
それにしても狭い通路だわ。
前日に土合駅のことをネットで調べたら、
心霊スポットっぽいことが書かれていたんですけど、
もし、夜に灯りの無いこの通路を歩けって命令されたら
土下座して許しを乞うかもしれません。
まだ通路が続きます。
ここ、駅の外から見える丸屋根のだったんだ!
通路はまだまだ続きます。
(後でわかったことですが、通路の総延長は143メートルだそうで)
ちなみに、通路のこの部分は湯檜曽川に架ってるので、
それにしてもゴールが見えない。
まぁ、でもここは下り階段ですので、
重力にまかせてポンポンポンとスキップすれば、
それなりの速さでホームまで辿り着けますのよ。
ちょっと足がもつれ気味な46歳の春。
ちなみに階段を下る箇所の所用時間は約7分ぐらい。
途中でスキップしたことを考慮すると、やはり10近くはかかるかも。
有人駅時代に、列車の発車10分前に改札が閉め切られたことは
十分納得出来ました。
季節によっては登山客が休まれているらしいですけど、
さすがに黄金週間中の昼間、この日は誰もいませんでしたよ。
新清水トンネル内に設けられた土合駅下り線ホームですが、
トンネル内に主本線と待避線があり
その待避線側にホームがあったのです。
ところが平成10年に待避線の撤去工事が行われまして、
併せてホームも主本線側に移設、
旧ホームを残したまま施工したために
現在、土合駅を通過する定期の旅客列車は1日5往復。
上越新幹線開通以前の昭和55年には
37往復もの列車がここを往来しておりました。
待避線の撤去はやみなしかもしれませんね。
ホームのチェックも終えたところで地上の駅舎に戻りますか。
出口が遠すぎます。
階段の脇の水がちょろちょろ流れているところ、
将来、エスカレーターが設置される予定地だそうです。
まぁ、今後も造られることはなさそうですが。
階段にはホームから数えた段数が振られておりました。ゆっくりと階段を上がったのですが、
ボディーブローのように、地味に足腰に響いてきます。
早く有酸素運動にピリオドを打ちたいっす。
運動直後、すぐに座ると痔になるという都市伝説がありますので、
立ったまま休憩。まだ270段目ですか、そうですか。
いやまだ、143メートルの通路が残ってました。
こんな土合駅ですが、楽しかったか、辛かったかと聞かれたら…
連休中だったこともあったんでしょうけど、
ツーリング中、ドライブ中の大勢の皆さんが土合駅に訪れ、
長い階段を楽しんでおられました。
本当は列車で土合駅に訪れたいトコだったんですけど、
列車本数が少なくて、階段を楽しめるチャンスが少なくて…
土合駅から歩いて20分の谷川岳ロープウェイも楽しみたいので、
その時こそは絶対に列車で訪れますよ!
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