皆さま、おばんです!

 

リゾートしらかみ2号の乗車記も今回が最後です。

長く付き合わせちゃいましたね~

(前回まではこちらから)

快速「リゾートしらかみ2号」(橅編成 青森駅→秋田駅)に乗ってみた(その1)

快速「リゾートしらかみ2号」(橅編成 青森駅→秋田駅)に乗ってみた(その2)

 

鰺ヶ沢駅を発車して、次に停車するのが千畳敷駅でした。

この駅がまたすごいんすってe11210/リゾートしらかみ

 

まずはこちらの千畳敷駅ですが、

駅前に景勝地・千畳敷海岸がありまして、

15分間の停車時間で海岸を散歩することが出来ちゃうんですよ。e11211/リゾートしらかみe11213/リゾートしらかみ

 

当然ですけど、乗客のほとんどが海岸に降りられます。e11214/リゾートしらかみ

千畳敷海岸(深浦千畳敷とも呼ばれているらしい)ですが、

1792年に起きた地震により、隆起して出来た岩畳状の海岸でして、

その美観から国定公園にもなっているそうな。

 

その最寄駅に設置されたのが

昭和29年に開業した千畳敷仮乗降場で、

臨時乗降場を経て、昭和62年に晴れて駅に昇格したそうです。e11212/リゾートしらかみ

 

ちなみに千畳敷駅に停車する「リゾートしらかみ」は2・3号だけ。

その他の列車はすべて通過しちゃいますの。

だから「リゾートしらかみ2号」に乗車したら、

千畳敷を楽しまなきゃ絶対に損した気分になっちゃいますからね。e11215/リゾートしらかみ

なお、千畳敷駅を発車する5分前には列車が警笛を鳴らして知らせてくれます。

心置きなく千畳敷を楽しんじゃいましょう!

 

午前10時58分、千畳敷駅の次は深浦駅に停車します。

ここで「リゾートしらかみ1号」と列車交換です。e11217/リゾートしらかみ

 

深浦駅構内で、転車台跡を発見!e11218/リゾートしらかみ

 

列車での旅ではなかなか下車しにくい場所にある深浦駅ですけど、

いつかゆっくりと駅を眺めたいですね。

深浦駅の停車時間はわずか3分で、

先に到着していたリゾしら1号と同時刻に深浦駅を発ちました。e11219/リゾートしらかみ

 

深浦駅を発車すると、ここでまたもやお楽しみイベントが発生します。

ボックスシートにいらっしゃる方は先頭車両に急げ~!

 

深浦駅から先に数カ所のトンネルが続くのですが、

ここでは室内灯に代わり、

「ファンタジーライト」なるものが点灯されるんです。

これがまた、いいムードなんすよ。e1121a/リゾートしらかみ

車内からは「うおっ!」という、どよめきが聞こえてきました。

なお、ファンタジーライトが楽しめるのはわずか5分です。

居眠りなんかしてたら後悔必至ですからね。

 

午前11時14分駅前にハチロクが保存されているウェスパ椿山駅に停車。e1121b/リゾートしらかみ

黄金崎不老ふ死温泉の最寄駅です。

個人的にですが、今もっとも行ってみたい温泉地でした。

 

午前11時25分十二湖駅に到着。e1121c/リゾートしらかみ

大勢のお客様が降りられました。

「リゾートしらかみ」の編成名にもなった青池やブナ林は、

十二湖駅が最寄り駅らしい。

写真に写るマイクロバスが青池観光への無料送迎バスだそうで、

観光を終えて戻ってくる頃に、

「リゾートしらかみ4号」が十二湖駅に到着するそうです。

時間さえあれば、自分も行ってみたかったな…

 

e1121d/リゾートしらかみ

 

午後0時12分能代駅に到着。

ここで「リゾートしらかみ3号」と列車交換しました。e1121e/リゾートしらかみ

 

さぁ、ここまで来れば「リゾートしらかみ」の旅もラストスパートですよ。

午後0時24分、五能線と奥羽本線の分岐駅である

東能代駅に到着しました。e1121f/リゾートしらかみ

本日3回目の運転方向の切替のために6分間停車、

のちに電化区間の奥羽本線を南下。

 

午後1時31分、

ついに終着の秋田駅に到着しました!e1121g/リゾートしらかみ

マジで長かったです…

5時間半も「リゾートしらかみ」に乗っちゃいましたよ。

 

実際に「リゾしら」に乗車して気づいたんですけど、

青森駅‐秋田駅間を通しで乗車する方の大半は鉄道ファンらしく、

一般的には複数列車を利用して、

五能線沿線の観光スポットを数カ所回るのがトレンドのようですよ。

そういえば、鰺ヶ沢駅から乗車した農協の団体さんも、

十二湖駅で下車したようですしね。

 

上下合わせて6本が運転される「リゾートしらかみ」ですが、

停車駅もイベントも、列車によりまるっきり違います。

今回は2号に乗車しましたけど、津軽弁の「語りべ」実演が楽しめちゃう4号や、

日本海に沈む夕陽が楽しめる6号もいつかは乗ってみたいですよね。

 

どうせ、そんな日に限って、

天候が大荒れになるんでしょうけど…ふんだ!


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