April 11, 2005

ランチは・・・ごん

テーマ:ことばと文化
まだ夫が日本語学習をあきらめていなかった頃は
日本の童話を一緒に読んであげたりしたものだ
(あきらめた理由はこちらから)


そんな時代もあったなんて、今となっては懐かしい思い出だ

「ごんぎつね」を一緒に読んでいた頃を思い出す

ある日、いつものように会社から帰ると
迎えに来てくれた彼がこう聞いた

「今日のランチは何を食べましたか?」

「んー、サンドイッチ」

「誰と食べましたか?」

「一人でだよ」

「そうですか、ごんでしたか」

「へっ? 何、ごんって」





「ひとりぼっちのごんぎつねですね」



ああっ、そうだった
今、ひとりぼっちのごんぎつねの話を読んでいたんだよね

それ以来、我が家では
一人でごはんを食べることを

ごんする

と言っている

著者: 新美 南吉
タイトル: ごんぎつね


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March 30, 2005

夫婦だけのピジン語

テーマ:ことばと文化
夫は日本語もそこそこ話せるので

「家では何語でしゃべってるの?」

とよく聞かれる。


答えは

「ちゃんぽん」


言語学的に言えば、それは夫婦間で長年培われてきたピジン語である。


なんでこんなことになってしまったのか?


話せば長くなるのだが、要するにお互いにとって楽なほうへ楽なほうへと流されてしまった結果である。


第三者が私たちの会話を聞くと時々ついて来れない。


英語の中にいきなり日本語の動詞が-ingや-edなどの活用形で登場してしまうからだ。

ちょっとどいて、you're Jamma(ジャマ)-ring!(ちゃんとr-化までしている)

ってな具合である。


こーんないい加減な私たち夫婦間のピジン語にも応用言語学的見地からすればちゃんとした法則が存在するのだ。

すなわち

1.同一の意味の単語が二つある場合、言いやすい方が優先される。
(日本でだって「チリ紙とって」っていうより「ティッシュとって」って言うほうがラク)

2.その言語にしかないようなどんぴしゃりの便利な表現は例え違う言語でしゃべってる最中でも優先使用される。
(「That's もったいない!」とか 「あんた、アノイよ(You're annoying!)」など)

3.公衆の面前で言うのがはばかられるような単語(特にシモネタ系)はカムフラージュのため必殺改造変形されて使用される。
(ちょっと例を書くのはやめとく・・・)

4.相手が理解するようになると、きちんと発音するための努力をしなくなる。よって発音はどんどん劣化していく
(私の場合 What? という時いちいち「ホワット?」などと言わずに「わ?」になる)


この夫婦間のピジン語使用は怠け者にはとっても居心地がいいのだが、

双方の言語能力が著しく退化していくという恐るべき性質があるので他人にはおすすめできない。

いや、この変な習慣、つくづく止めたいとは思ってるのだ。

どこかのブログで読んだが曜日ごとに話す言葉を切り替えるカップルがいるそうだ。

「よし、週末は日本語オンリーね!」

と意気込んだがダメだった。もう後戻りはできない・・・

もう海外生活も8年目になるのに、いまだに注文しても一度で聞き取れてもらえないことがある。

「職場ではみんな私の言ってることちゃんとわかるのに何故?」

それは私の英語が上達したからではなくて、周りの同僚が私の英語に慣れてきたからだ

と最近自覚するようになってきた。


何年海外に住んでも英語の上達しない日本人。

それは私のこと。


著者: 村上 雅人
タイトル: 日本人英語で大丈夫―たった2つ直せば
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March 10, 2005

彼の日本語 爆笑語録

テーマ:ことばと文化
彼のみょーなボキャブラ を書いてしまったので、ついでにみょーな日本語文法も紹介しておこうと思う。

10年間も一緒に暮らしていたら相当な数の爆笑語録にめぐりあっているのだが、あいにくノートに書き留めてなかったので強烈だったやつしか覚えていない。

しかし、語学学習者の間違いの揚げ足をとって笑い者にするのはあまり趣味の良いものではない。
特に本人の前で思いっきり爆笑しちゃったら、傷ついてやる気を失くしちゃうから気をつけないとね。

このことについては私は深~く反省している。

昔、お箸が転げ落ちるのもおかしな年頃だった頃、確かアメリカ人の英語の先生が「子牛」のことを

「うしこ」

と言った時、笑い上戸になって10分ぐらい立ち直れなかったことがある。

今思えば、たいへん申し訳ないことをした。

まあ、それからだいぶ成長した筈なのだが、やはり彼の日本語をほめて自信をつけさせて学習を励ますところまでは人間が出来ていなかった。
私があまりバカにするので、彼はもう日本語の勉強をあきらめてしまった・・・・

反省

彼はじじいになってから日本語を勉強し始めたので「丁寧ことば」しか習わなかった。

でも私と話す時くらいはちょっと男らしいことばを使ってみたかったらしい。

「俺」とか「~ゼ」とか「~ゾ」とか。

そして、ある時、挑戦してみた。



「行こうゾ!」


ごめん、やっぱり笑っちゃった。
笑うだけでなくて友達にも言いふらしちゃった。
そのあとしばらく友達同士で流行っちゃった。


またある時、彼がシャワーを浴びているとき、洗面所のドアを開けっ放しにして出て行ったことがあった。←これ、私のくせ
冷たい風が入って来て寒いので彼は私に向かって叫んだ。

「ドアを閉まってくださいませんか~。ドアを閉まってくださいませんか~」

もうすでに居間でくつろいでいて、また洗面所に戻るのがめんどくさかった私は思わず無視してしまった・・・

閉まって~・・・くださいませんか~~」(悲痛にひびく声)


ドアに頼んでもだめだよ~。


私ってやっぱりビッチーだな。


でも彼の方も日本人の奥様などから

Prease shit on the chair. (どうぞ椅子にクソしてさい)

なんて言われて陰で大爆笑してるからお互い様かな


著者: おおひなた ごう, 爆笑問題
タイトル: バクマン!


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March 09, 2005

彼の日本語ボキャブラ

テーマ:ことばと文化
彼はあまり日本語が上手とはいえない。
とりあえず私の家族と意思疎通できる程度で、レベルは中の下といったところ。

ところが、その少ない日本語語彙の中にみょーな専門用語が混じっている。
えっ、何じゃそりゃ? って感じでこっちがあせる。

彼の口から出てきてうなってしまったポキャブラ例

1 シャリメ
2 ヤシャ玉
3 過マンガン酸と重クローム酸

シャリメってなんじゃ? 私は知らなかったよ。
ヤスリの種類だそうだ。舎利目と書くらしい。

ヤシャ玉って夜叉のことじゃなくてね・・・
はんの木の実のこと。草木染めの染料として使う。

過マンガン酸と重クローム酸。
まあ、なんかの化学薬品っぽいなってことは推測できるけど・・・
こっちは化学染料と媒染として使うらしい
日本語で覚えてしまったので彼はこれを英語でなんというのか知らない
私の辞書には載ってなかった・・・

で、極めつけがショウジョウ

女の人物の作品があって「これ何?」って聞いた答えが

「ショージョー」

「えっ、少女のこと?」
(彼の発音間違いだと決め付けている)

「チガウ、ショージョー」

「まさか、処女のことか?」
(まだ発音間違いだと信じている)

「チガウ、ショージョー」

漢字で書くと「猩々」

知らなかった。そんなことばがあったなんて。

昔話に出てくる大酒飲んで寝ちゃうヤマンバの名前らしい。

皆さんはいくつ知ってました?


著者: 加納 喜光
タイトル: 知ってるようで知らない日本語辞典―目から鱗が落ちる言葉の蘊蓄
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