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April 29, 2005

卒業の辞

テーマ:結婚生活
突然ですが、今日で「アーティストの妻」を終了します。

今まで皆様からいただいたコメントは大きな励みとなりました。
本当にありがとうございます。

10年分の結婚生活を振り返る作業は本当は3月の結婚記念日までに終わらせる予定だったのだけど書いているうちにどんどんいろんな事を思い出しちゃって4月までずれ込んじゃいました。

こうやって集中的に結婚について書いてみる事でいろいろ気づく事、考えさせられる事、学ぶ事がありました。

まだまだ書ききれない事はいっぱいあるのだけれど、自分の心の整理はもうついているから
これ以上引き延ばさずに次のステージへ旅立つ事にします。

この作業を終えてみて、今まで以上に夫を愛しく感じています。

私も夫も不完全な人間だけど

という字が示すように

これからもお互い支えあいながら苦楽を共にして生きていきたいと思います。

生活の3分の1の時間を過ごす大切な愛する家族との関係を再考した「ダメ女@家庭編」は本日をもって終了。

来月からはやはり生活の3分の1の時間を費やしている仕事について再考する「ダメ女@職場編」に移行します。

せっかく読者登録していただいた読者様には大変申し訳ないのですが

ジャンルがビジネスに移行して内容も変わっちゃうし

文体も現実を反映してオヤジ恐妻風から猫かぶりイジケ女風に変わってかなり歯切れ悪くなりますから・・・

面白く書きたいとは思ってますが、歯切れの良さが気に入って登録して下さった方の期待には添えないかと思いますので

この機会に遠慮したり義理立てせずにどんどん解除しちゃって下さいね~。

あと、結婚ジャンルの過去記事のうち、この記事を含め、長く人様の目にさらしておく必要のない記事はそのうち削除するつもりです。
せっかく書いていただいたコメントも消えちゃいますけどご了承下さい(自分用にはプリントアウトして残しています)。

それでは私の成長の一過程におつきあい下さった皆様、本当にありがとう。
皆様に幸あれ。

 
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April 28, 2005

ロシアふたたび

テーマ:旅行

夫を無理矢理連れて行ったサンクトペテルブルグで、私たちは合流した友達と三人でピョートル帝夏の宮殿に行った。

その年(10年前)はソビエト時代は稼働していなかった噴水が復活したばかりだったので、ロシア人も含めてものすごい観光客がいた。

面白い噴水をたくさん見て歩いているうちに夫がトイレに行きたいと言い出したので、広い庭園の一角にあるこぎれいなカフェに入って一休みすることにした。


まっすぐトイレに向かう夫と入り口で別れ、友達と私は一足先に中に入って紅茶を注文した。

経済混乱さなかの新生ロシアのどたばたの中で、この瀟洒な空間は別世界のようだった。

「ねぇねぇ、ここ、すご~い、ちゃんとスティック・シュガーがあるよ。」

「ホントだ~、サービスも西側並じゃん。ずいぶんがんばってるよね。」

私たちがなんでこんな話をしてたかというと当時のロシアは極端な砂糖不足だったのだ。

ビジネスで日本に来たロシア人のお偉いさんが喫茶店でスティック・シュガーを見つけるや人目も構わずごっそり抜き出して背広のポケットに入れて持って帰るのを私は目撃していた。


そんな時代だったからスティック・シュガー完備の高級カフェ@ロシアは外貨獲得手段としての外国人観光客専用で一般ロシア人には敷居が高すぎる場所だった。


あれっ? 夫はまだ?

入り口の方を見てみると夫が見えた。

けどこっちに向かってくる気配なし。

私たちの場所がわからないのかな?

迎えに近づいてみると・・・


なんかモメてる?

でーんと腕を広げたロシア人のおばちゃんが夫を通せんぼしてた。

「このトイレはカフェの客専用なのよ!あんたみたいなロシア人が入れる場所じゃないのよ!」


漏れそうで必死な彼、ロシア語で何を言われてるのかわからず、とにかくおばちゃんの背後にあるトイレに駆け込もうとする。

おばちゃん、サッカーのゴールキーパーよろしく大きく腕を広げて彼の前に立ちはだかる。

彼、左から突破を試みる。

おばちゃんも左による。

彼、右に方向転換。

おばちゃんもすばやく右からタックル。

懸命におばちゃんを振り払おうともがく彼。

おばちゃんが金切り声を上げる。

「金払え~ この貧乏者の乱入者めが~!」


押し相撲はじまる・・・・

のこった、のこったのこったのこったのこった~


って行司やってる場合か?




「あの~、すみません。彼、私たちの連れですから・・・
もうちゃんとお金払って、ほら、あそこのテーブルで・・・」


やっとおばちゃんの手から抜けることが出来た彼・・・
大急ぎでトイレに駆け込んだ。


「はぁ~、もう一時はどうなることかと思ったよ~、英話通じないし・・・」



英語と日本語ちょっとしか話せないアングロサクソン系の夫。
みすぼらしい格好のせいか、またここでも ロシア国民に間違われてひどい待遇を受けた。

私が大好きなロシアにもう二度と一緒に旅行してくれそうもない。


あのおぞましくも笑えるもの・・・記念にビデオに撮っておきたかった。

著者: アンリ トロワイヤ, Henri Troyat, 工藤 庸子
タイトル: 大帝ピョートル

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April 26, 2005

私の彼は左利き♪

テーマ:アーティストの生き方
先日、男脳・女脳 について書いたので、ついでに右脳・左脳の話も書いておこうと思う。

右脳と左脳の働きをまとめるとだいたい以下のようになるらしい。

左脳 右脳
・右手の運動
・言語認識
・論理的思考
・時間連鎖的思考
・計算処理
・じっくり記憶
・顕在意識(意識脳)
・ストレス
・左手の運動
・直感・ひらめき
・芸術性・創造性
・音楽感覚
・空間構成
・瞬間(イメージ)記憶
・潜在意識(無意識脳)
・リラックス



アーティストでミュージシャンで左利きの感性豊かな夫は間違いなく右脳男だ。
これは別に驚くにあたらないし、やっぱりって感じだ。

問題は彼の左脳は半分も機能してないんじゃないかと思われること。

彼はネイティブのくせに英語のスペリングがあやふやで、よくネイティブでもない私にスペルを尋ねてくる。

ある日、夫がディーラーさんに書いたレターを何気なく読み返している時に私は唖然とした。
スペルミスや文法ミスが異常に多いのだ。

しかも本人ちゃんと2回も読み返したというのだ。
どこに目がついてるんだ?

早速スペルチェッカーをコンピューターにインストールしてやったが効果は半分だけ。
だって私が何回説明してやってもitsとit's とかhers とherの区別できてないし・・・
恥ずかしくってしょうがないので今では彼の書いた大事なメールやレターは出す前に必ず私がチェックしてやることになっている。


まあ、でも彼はまだましな部類らしい。
彼のアーティスト仲間のピーターなんて「文盲」なのだ。
先進国で文盲に会ったのは始めてだが、この国ではけっこう多いらしい。
とにかく文字が踊って見えちゃうそうで短い文章を読むにも異常に長い時間を要するらしい。

あの、催眠学者のミルトン・エリクソンの逸話にあるように3とmの違いがわかんねってやつだな。
まぁ最近の日本も「ンとソ」、「シとツ」の文盲化現象(と勝手に呼ぶ)が激しいから他国のことバカにしてもいられねーや。

ちなみにいくら「ンとソ」を逆に書いてみても左脳退化させるだけで右脳開発にはならないよ、きっと。

右脳開発のために私がおすすめするのは意識的に左手を使うようにすることだ。
そうすることで自分の「右脳」を活性化して「右脳」の内なる声を聞くことが出来る。

自分の「右脳」が考えてることと「左脳」が考えてることは全然違うそうで、それを知るためのいい心理学の実験があるらしい。

まず、右手で10個の質問を書きながら、同時にその答えを左手で書いてみる。
次に、左手で10個の質問を書きながら、同時にその答えを右手で書いてみる。
そして両方を比べてみる。

ほとんどの人は自分が書いた答えの差に驚くらしい。
「見知らぬもう一人の自分」を発見するよい機会となるかも・・・


そういうえらそーなことほざいている私は実は両手利き。


小さい頃は左利きだったのに小学校に入学した時に強制的に右利きに直された。
右手で圧力を調整することができなくて字が書けるようになるまで、ものすごく苦労した。
今思えば、強制的に「左脳開発」させられていたのだ。

教室で先生から注意されなかった字を書く以外の「お絵描き」、「定規の線を引く」、「消しゴムで消す」などの行為は今でも左手を使う。
歯を磨くのもケツを拭くのも左手だ。
右手で書く字体と左手で書く字体はまったく違って人格も違うように感じられる。
私はいつも矛盾した別個の人格を意識しながら生きている。
強制的に利き手を変えさせられなかったら人格混乱に陥ることもなかったかもと思ってみたりする。

「右脳」と「左脳」

何事もバランスが大切だが、バランスが取れすぎて利き脳がないというのもまた問題なのかもしれない。(昔、体育の授業のハードルで次どっちの足で飛ぼうか決められなくてこんがらがっちゃった苦い経験を思いだす・・・)


それにしても夫にはもう少し左脳開発して欲しいが・・・

もう手遅れかな。


著者: 中谷 彰宏
タイトル: 3分で右脳が目覚めた。―日常生活で簡単“右脳トレーニング”
著者: ロバート オーンスタイン, Robert Ornstein, 藤井 留美
タイトル: 右脳は天才?それとも野獣?


★ 『ものしり』記事コンテスト参加中

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コンテストは、 ものしり達が集うコミュニティ 『ものしり天狗 』の協賛で開催中です。

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April 25, 2005

あんな夫婦のように死にたい

テーマ:結婚生活
「ねぇ、年寄りの法王が死んで、新法王が選ばれただけのごく当たり前のことで、なんでこんなに多くの老若男女が集まって感極まってるんだろう? 信じられないよね。理解できる?」

そう夫が私に尋ねる

そんなこと名前だけ仏教徒の私に聞かれてもなぁ
クリスチャンはあんただろうがよ

私が何教徒だろうがとにかく共感して欲しいらしい


夫はよく私にこう言う

「君は日本人なのにキリスト教的な考え方をするね」


何でだろう? まあ、「長いものにはまかれろ」みたいな考え方はあまり好きじゃないけど・・・
カトリックのシスターである伯母が小さい時に送ってくれた「ベッドタイムストーリー」とか子供版「旧約・新約聖書」とか「イエズスさまのナントカ」みたいな本を読んで育ったからかも知れない

もちろん小さい時はお釈迦様の本だって読んだし、マホメッド様の本だって読んだ

そして子供なりに思った

「どんな宗教だって基本は同じじゃねーかよ

どれだっていいよ
それでハッピーになれるんなら

どれも要らないよ
それでケンカするんなら」



うちの夫は子供の時に日曜学校が嫌いで嫌いで早々にドロップアウトしてしまった

義父母も昔は教会に通っていたらしいけど途中で行くのをやめたそうだ
戦後すぐに教会が新しいステンドグラスのために信者から寄付を募ったことに疑問を感じたらしい
そのお金で戦災遺児や家を失った人たちを救えるのに教会の美化に使うとは・・・

教会の偽善、権力志向、教条主義に嫌気がさして、神に別れを告げたわけではないけれど、教会には別れを告げた義理の両親
そんなご両親、私は好きだなぁ

教会が奨めないからと言って「ハリー・ポッター」を子供が読むのを禁止するような盲目信者が家族だったらと思うとぞっとする・・・


お互いの宗教は違っても、宗教観が似通っているのはありがたいことだ
結婚したての頃は宗教観の違いなんてあまり気にならない
でも年をとるにつれて、そういうことの重みって増してくると思う
特に家族の死を経験し、いつか訪れる自分の死のことを考え始めるようになると・・・


「ねぇねぇ、あんたが先に死んじゃったらさ、私どうすればいいの? 
どんな葬式して欲しいの? 一応教会でやるわけ?」

「葬式なんてしなくてもいいよ。裏庭に穴掘って埋めるだけでいいよ。」

(ものすごい重労働だぜ)


彼ったら、私がこのあいだ彼の質問に答えたことと同じようなこと言ってる


私は本当はチベットの鳥葬が好みなんだけど、わざわざ死体をチベットまで運ぶのは本末転倒だから
そこらへんのカラスに喰わせてやれ、じゃなかったらワニのいる川にでも捨てちまえと答えたのだった


なんかもう、「先に死んだもの勝ち!」って感じ・・・
どちらも相手の後始末はしたくない


出来れば一緒に死にたいものだ

私の理想の死に方が「太陽は夜も輝く」という映画に出てくる

あの映画の中の老夫婦のように仲良く天に召されたら最高

 
タイトル: 太陽は夜も輝く

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April 24, 2005

ダーリンは外国人

テーマ:結婚生活
日本にいる友人が先日「ダーリンは外国人」という人気漫画を送って来てくれた

読んでいるうちに私たちのことを思い浮かべずにはいられず
「ど~しても読ませたい!」と思ったそうである


「なんか似てる」のだそうだ

これは別の友人にも言われた


「どれどれ」ってことで読んでみた


だんなの風貌は・・・・似てるかも・・・
あごひげはないけど、アップにした時の彫りの深い顔の描写はほとんどそのまま

基本的性格(繊細、優しい、頑固、礼儀正しい、質素、無害感など)も・・・・似てるかも・・・


でもこのダーリンの行動パターンは、うちの夫よりも私の方にそっくりなんだよな

テレビ・ラジオの語学講座をつけっぱなしにして全部聞く語学オタクぶりとか・・・
パソコンに向かっている時は人の話が一切聞こえなくなる集中ぶりとか・・・
出かけるぎりぎりまで紅茶等飲んでのんびりしていて直前で焦りまくるとか・・・


ということで私はこの漫画の妻の方にはあまり似ていない



とはじめは思ったのだ



でもよ~く考えてみたら確かに共通点あった


顔が平坦なのはほとんどの日本人がそうだからおいといて・・・


ベッドで朝食 期待しちゃってるし・・・


そして何と言っても






彼と生活しているうちにどんどん貧乏臭くなっていく自分

(しかももう10年も経ってるからすっかり筋金入りだぜ)



そう、すっかり忘れてたんだけど私、独身時代は確かにプリント柄のトイレットペーバー使ってたわ

今じゃあ、ごわごわの無漂白再生紙トイレットペーバーでケツを拭いている


信じられない

今じゃ他人のような気がする

若かりし日の自分


著者: 小栗 左多里
タイトル: ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。



著者: 小栗 左多里
タイトル: ダーリンは外国人(2)
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April 23, 2005

オーラ占い

テーマ:私という生き物
結婚した年に妹とゲームセンターでオーラ占いをした

あれ当たるよね

自己チューでずぼらでぐうたらな私は何と出たか
薄紫色とオレンジ色の私のオーラは画面からはみだして四角になって写ってた


あなたの運命

キミは現実的な問題にはあまり関心がない。だから仕事では有能ではあるけれど、日常的な生活に関してはからきしダメ。身近に世話を焼いてくれる人が必要になるんじゃないかな。しかもキミの場合は、人間付き合いが苦手なくせに、ごく一部の安心できる相手に対しては思いっきりワガママになって甘えるという傾向もある。キミの個性を理解してサポートしてくれるパートナーと巡り会えるかどうかで、キミの人生は大きく変わることだろうね。(SEGA(Copyright))」

こんなグサリとくるようなこと猫キャラに言われたくねーや(猫キャラだから許せる?)と思ったけど真実をついてるからしょうがない。


あ、「仕事では有能ではあるが」ってのは当時の話
(10年後の今では仕事さえも出来ない落ちこぼれ人生まっしぐら)


それよりここの部分に注目だ!
「キミの個性を理解してサポートしてくれるパートナーと巡り会えるかどうかで、キミの人生は大きく変わる」

ふっふっふ
もう見つけちゃったもんね
もう捕まえちゃったもんね

身近に世話を焼いてくれる人
思いっきりワガママになって甘えることが出来る人

なんか自分が蜘蛛女のような気になっちゃった

10年後の今、もう一度オーラ占いしてみたら
私は成長してるのだろうか

あれって今も日本のゲーセンにあるのかな?

著者: 中谷 彰宏
タイトル: なぜ彼女にオーラを感じるのか

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April 22, 2005

最初の贈り物

テーマ:結婚までの道のり
私たちの歴史の1コマ
本棚から出て来た

付き合い始めることに決めて
遠距離恋愛してた頃

彼の誕生日に
デッサン用ノートを贈った

「ぜんぶ埋まったら見せてね」


そのデッサン用ノートは
私の誕生日に戻って来た

私に捧げられた彼の気持ち?

スケッチ1

これ、本当に贈り物かって感じで
ノートはめちゃくちゃ汚くなっていた




コピーされて切り抜かれた
彼のお気に入りの言葉が
あちこちのページに無造作に貼付けられていた
スケッチ3




ちょっと何だよ
これ私かよ?
これはねーだろ

スケッチ2



インクの染みがあちこちについたページ
書き損じてぐちゃぐちゃのページ
ほろ苦い思い出がつまったページ


そう、これはデッサン用として贈ったノート
バカだね
完成された絵ばかり描かれたきれいなノートを期待するなんて

二人のほろ苦い恋物語は終わりを告げた
結婚というハッピーエンドで

著者: 加藤 誠史
タイトル: 感性の華―シュルレアリスム・デッサン集

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April 21, 2005

男脳・女脳

テーマ:私という生き物

男に生まれたかった

最初にそう思ったのは3歳の時だ
同い年の幼なじみの男の子が線香花火を持たせてもらったのに
私は「女の子だからダメ!」と持たせてもらえなかった時

3歳児ながらにぜんぜん納得できなかったしすごく悔しかった

お転婆な子だった
「スカートはいたまま塀の上に登って歩くんじゃありません。女の子でしょう!」
「股をひろげて座るんじゃありません。女の子でしょう!」

「大草原の小さな家」のローラは同じことやってるのにどうして私はダメなのさ
「女の子だから」じゃなくて、ちゃんと納得できるように説明してよ

男の子がうらやましかった

ついでにアメリカ人も・・・(ギブ・ミー・チョコレートではなくてな)

学生時代、クラスメートの女子のおしゃべりに加わるのは苦手だった
どうせすぐ誰かにばらす秘密の打ち明け合いの強要、ゴシップ、誰かの陰口
こういう話題がはじまるとトイレに行く振りしてその場から抜け出すことにしていた

今も、主婦たちのおしゃべりに加わるのは苦手
特に夫の文句大会が始まった時にはもうアウト。耳が痛いのなんのって・・・
「うちの夫が家に居ると家が散らかってしょうがないのよね・・・」
「こっちが話しかけても生返事ばかりでぜんぜん聞いてないのよ~」
「食事出しても、黙ってもそもそ食べておいしいの一言もないし・・・」

ソレハイツモワタシガオットニクドクドイワレテイルコトダ


カニ歩きでそそくさと逃げ出したくなる

気が利かない、愛嬌がない、ついでに胸もない
買い物が嫌い、美容院で座ってるのが苦痛
無口、めったにかけない電話をかける時は用件だけ手短に! だ

まぁ、そんな女らしくない女である

だんなのほうがよっぽど女らしいと思うことはよくある

繊細だし、よく気が利くし、母性愛ともいえるような優しさを持っている

子供と動物にもてるのだから本物だ
うちのペットはこんな優しいお母・・いや、お父さんがいて本当に幸せだと思う

末っ子の特性なのか観察眼がすごい
細やかなことによく気がつく

そしてなんだか悩みを打ち明けたくなるような人柄なのだ
実は私もそれがきっかけで付き合い始めたのだが
私の日本人の女友達も人生相談に乗ってもらってたぞ

んでもってめちゃくちゃ長電話

(はやく切れ~)

あんまり男らしいってタイプではないな

女々しいわけでもないけど間違ってもマッチョ系ではない

「話を聞かない男、地図が読めない女」という本によると

男と女の行動パターンの差というのは脳の違いからくる遺伝的なものらしい

この本の中に自分の男脳度・女脳度をはかるテストがあったのでさっそくやってみた

きっと私が男脳寄りで彼が女脳寄りであるに違いない



結果は・・・・



私が女脳で彼が男脳
しかも二人ともかろうじて平均値圏内


意外だ


確かに私、2回曲がるともう方向感覚がなくなるとんでもない方向音痴なんだ

そして彼は抜群の方向感覚の持ち主




そういうことで二人とも平均的な脳の持ち主だったわけだが何かつまんね~な

せっかく私のダメ女ぶりを脳のせいに出来るかもと期待してたのにさ・・・ちぇっ

著者: アラン ピーズ, バーバラ ピーズ, Allan Pease, Barbara Pease, 藤井 留美
タイトル: 話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く



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April 20, 2005

試された絆 - 後編

テーマ:旅行
博物館から出ると彼は待ち合わせ場所に向かってネヴァ川沿いの大学通りを歩き出した。

数丁も歩かぬうちに、前方に朽ち果てたボロ雑巾のような物体が道端に転がっているのが見えた。

もしや・・・・彼女では・・・?

道端に見えるのはその物体の上半身だけで、下半身は傾斜する川べりに向かってずり落ちていた。

近づいて確認した彼は自分の目を疑った。


そこにはやつれきった顔面蒼白の婚約者が世にもおぞましい姿で倒れていた。

声をかけると彼女は朦朧としていた意識から目を覚ました。

「いったい何があったんだ? どうしたの? 大丈夫かい? 立てるかい?」
(見ればわかることだが・・・)

彼女は力なく首を振り、蚊のなくような声でつぶやいた。

「本当は川べりに降りて隠れてたかったんだけどさ、ハァハァ、そしたらあんたに見つけてもらえないと思って・・・良かった~、最初に見つけてくれたのがあんたで・・・」

「とにかく、ほら、乗って」

彼はたいした広くもない背中を差し出した。

「えっ、いやだよ~、恥ずかしい。ハァハァ、ねぇ、私、川べりで寝て待ってるからさ~、ハァハァ、宿に戻って替えのパンツ持って来てくれないかな~。」
(どこで替えるつもりだ?)

「何、ばかなこと言ってるんだよ!君をこのままで置いて行けるわけないじゃないか。行って帰ってくる間に宿に戻って寝られるのに! 恥ずかしいもクソもあるか!(字義通りでござる) さあ、早く乗って!」

そうやって彼は○○まみれの女を背負ってよろよろと歩き出した。

ロシア感覚で言えば宿はとっても近いところにあった。歩いて川向こうに渡ってすぐだ。




この橋わたるんだけどさ・・・・・


橋


なんとか橋をわたりきったところでライオン像の下に座ってちょっと休憩した。

「ハァハァ、なんで昨日の晩、リュドミラに出されたあの魚の干物食べたんだよ? ハァハァ、いかにも危なそうだったじゃないか。」

「そんなこと言ったって、あれ、日本の棒ダラと同じだったんだもん。ハァハァ、ロシアにもあるってわかったら嬉しくて食べてみたくなるじゃない。ハァハァ、それに朝は大丈夫だったんだよ。ミルクティーだと思うけどなあ。」

「いやぁ、ぜったい魚だよ!」

小休止した後で、彼はまた私を背負ってよろよろと歩き出した。
あと半分。

思いっきり観光地のど真ん中を一歩一歩。
エルミタージュの横を通り・・
外人用観光バス乗り場の脇を通り・・・

彼はゆっくり一歩一歩、そして堂々と観光客の間を歩いて行った。
私は彼の背中に顔をうずめながら(っていうか隠しながら)「彼がそばにいてくれて良かった」と思った。


「彼で良かった・・・」


思えば、それから更にさかのぼって5年前、私はタイとミャンマーの国境沿いの小さな街でムー・サテー(豚の串焼き)を買い食いして同じように死にかけたものだったなぁ。

あの時に一緒に旅してた彼は、真夜中に私がホテルの部屋のバスルームで死に物狂いでのたうち回っているときにぐーぐーとイビキかいて爆睡してたよな~。それだけじゃなくて私を気遣うより先に、私が寝込んだせいで旅行の日程を変更しなきゃいけなくなったことを残念がってたよな~。考えてみれば、あれがあいつとの縁の切れ目だった。


今、私は世界で一番惨めな気分だけど、世界で一番幸せ者のような気がしていた。
だって彼がついてくれているから・・・

私は彼の背中を熱い涙で濡らしていた。

著者: スティーヴン カーター, ジュリア ソコル, Steven Carter, Julia Sokol, 小林 由香利
タイトル: 愛を長続きさせられない彼女(あなた)へ―本当の絆をつかむ8つの方法

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April 19, 2005

試された絆 - 前編(食事中厳禁)

テーマ:旅行
警告1: お上品なあなたには読むのをオススメしません。



時に海外旅行というものは、お互いの人間性を改めて知るきっかけとなるリトマス試験紙のようなものだと思う。
相手のふがいなさや自己中心的な態度に幻滅して成田離婚という結果を招くこともある。
もちろんその逆もあって、相手との絆を深めるきっかけとなることもある。

私たちにとっての初めて一緒の海外旅行は二人の絆を大きく深めた濃厚な旅だった。

彼に強烈なトラウマ を与えながらも、ようやく辿り着いたサンクトペテルブルグ。

私は現地の大学で二週間の語学研修を受けていた。
午前中に私が授業を受けている間、彼はエルミタージュ美術館 でぶらぶらしたり、大学のすぐ近くのクンストカメラ(珍品博物館)でホルマリン漬の奇形児コレクションをみたりして暇をつぶしていた。そして、お昼頃に大学の前で待ち合わせて一緒にランチをとって午後はあちこち観光するのがお決まりのパターンとなっていた。

ある朝、会話の授業を受けていた時、急にものすご~く気持ち悪くなって来た。
背筋に寒気が走って、手には冷や汗が・・・。
これは退出しなければ・・・と思って会話の途切れを見計らっているうちに下腹部の激痛がずんずん襲って来た。

「すみません。気持ち悪いので失礼します・・・」

といってなんとか荷物を片付けて平静を装い教室を出た後、トイレまで全力疾走!


警告2: お上品なあなたはここからぜったい読んではいけません。





ハアハアハア 危機一髪!

げぼげぼげぼげぼ 
上からも下からも全身脱水モード全開(全壊?)の私

げーげー ぜーぜー ひぃひぃ ハァハァ

いったい何が悪かったんだろう。
休憩時間にミルクティーとマフィンを食べただけなのに・・・・

げぼげぼげぼげぼ

それにしても苦しすぎる~。立ち上がれない。

ぜーぜー ぜーぜー 

間歇的にやってくる絞りモードにもだえながらトイレの中で立ったり座ったり立ったり座ったり・・・

ひぃひぃ ハァハァ ひぃひぃ ハァハァ

20分ほどして備え付けのトイレットペーバーも使い切り、なんとか立って歩ける力が戻って来たところでふらふらと外に出た。

良かった。まだ授業中で・・・廊下に誰もいなくて。


校門の前の公衆電話から宿に電話を入れる。
しかし黙って立ってるだけでこんなに辛いものか・・・


誰も出ない・・・・

彼、もう出ちゃったか・・・

ハァハァ ハァハァ


いかん、雷神様第二陣襲来の予感

だまって立ってられん・・・

どこか・・・どこか・・・隠れるところ・・・

ひぃ~

つづく

著者: 及川 豊
タイトル: まーチャンと二人旅

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