1 | 2 次ページ >> ▼ /
February 28, 2005

元気なご両親

テーマ:結婚までの道のり
フィアンセとして彼の国を訪問中、ご両親が近くの国立公園まで日帰りドライブに連れて行ってくれた。
お父上が往復4時間の運転を担当。10年前の当時は68歳。お母上は一才年下。

国立公園にはたくさんのハイキングコースがあって私たちは5キロくらい歩いた。
ところでご両親、健脚である。ぜんぜん疲れる様子を見せない。
運動不足の彼と私はだんだん足が棒になってきて、足の運びも遅くなる。

ハイキングコースがやっと終わって舗装道路に出た。
といっても駐車場までは更に何キロかあるようだ。
げぇ、まだ歩くの~?
と正直な私は多分、思いっきり顔に出していたのであろう。

ここでご両親、こんなちんたら速度にはとてもつき合ってられないとばかりに

「私たち、先に戻って車で迎えに来てあげる。」

とすたすたと足を速めてあっという間に視界から消えてしまったのである。

彼と二人でトロトロと歩きながら
70近くのご両親に気をつかってもらって、これって、どう考えても立場が逆だよね。」
と言っている間にお迎えの車が来た。

10年後の今も彼らは健在である。
特に、今年77歳のお母上は毎週テニスクラブでプレイしている。
10歳以上年下の選手に軽々と勝ってしまうらしい。

私も時々週末に彼女とゴルフを楽しむ。

いつも負ける。
(昨日も負けた。)

彼女の方が古いウッド(本当の木製のやつ)で私(メタルウッド使用)よりも飛ばす。

彼女のように元気な老後を送りたいものだ。


著者: 三浦 敬三
タイトル: 98歳、元気の秘密
AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
February 27, 2005

ご家族にご対面

テーマ:結婚までの道のり
お正月休みを利用して初めて相手のご家族に会いに行った。
2日前まで吹雪で飛行機はほとんど全便欠航。
一時は飛び立てないかもと気をもんだが当日までにはなんとか回復した。

はじめて彼の国を訪れる。
空港では一足先に里帰りしていた彼とご両親が迎えに来ていてくれた。

落ちこぼれで甘えん坊の末っ子が日本で釣ってきた婚約者ってどんな子だろう?

なーんて思われてたかどうか知らないが、私、挨拶もままならず、旅の疲れで車に乗り込むとすぐ、くーっと家に着くまで寝てしまった。
ちなみにこの国、やたらとだだっ広いのだ。
短い滞在中、彼はいろいろ観光地に連れて行ってくれたのだがどこに行くにも車で片道2時間以上かかる。
観光しているより助手席で爆睡していた時間の方が長かったような気がする。
「ほらっ、海が見えてきたよ。起きて起きて!」とたまに揺り起こされながら・・・

空港から1時間半ほどして家に着いたので起こされた。
家の壁には彼の学生時代からの油絵がところ狭しとかかっていた。
ふむふむ、子供の絵を捨てられないで飾っておく親の心理は万国共通である。

それから彼のお姉さん家族とお兄さん家族ともご対面。

ちょっと、お兄さん、めちゃめちゃかっこいいじゃありませんか?
ケビン・コスナーばりのいい男。
う~ん、こっちの方が良かったな~。


著者: NoData
タイトル: ケビン コスナー [ポスター]
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
February 26, 2005

入管物語

テーマ:結婚までの道のり
彼にはひとつ心残りがあった。
自分が作品を出品している展示会がビザの失効直後に開催される予定だったのだ。

帰国する前にそれだけは見て帰りたい・・・

彼は入国管理局にダメもとでビザの延長を頼みに行った。
展示会の案内状を添付して二週間の延長を申請した。

余談ではあるが入管というところはとっても融通の利かない役所である。
どれだけ多くの外国人滞在者が入管に苦しめられ恨みを持っていることか。

そう語る私も実はこの道の苦労人であった。

15年くらい前の話になるが、職場でもっとも面倒くさい類のビザ申請手続きをやっていたのだ。
ロシア人(ソ連人)とか中国人の招聘である。

まず身元保証人として招聘状を送るところから始まり、法務省に申請書類を提出し、それがクリアしたら今度は外務省に申請書類を提出し、外務省が現地の日本領事館にゴーサインを出したらやっとビザが出るという2ヶ月コースである。急の呼び寄せなどぜったい出来ないしくみであった。

出席してもらう行事が2日後にせまってるのにビザがでないような切羽詰まった状態の時などは、最後の切り札に賭ける以外なかった。

訛の強烈な田舎者丸出しの課長(しかも北島三郎と大川栄策を足して二で割ったような顔)にはるばる北海道から上京してもらって外務省にお涙ちょうだいの談判に行ってもらうという姑息な手を使っていたのである。

東京のスタッフがどう頼んでもダメな時の奥の手であったがこれがなぜか効くのであった。

さて、そうこうしているうちに彼のもとに四角四面の入管から返事が来た。

「あのですね~。二週間の延長ってのは規則で出来ないんですよ。」


「はあ・・・」(がっくり)




「ですから六ヶ月の延長にしましたから」


ぇっ? ぇぇぇぇええ?」 (まじかよ? ほっぺたをつねる)

融通の利かない入管が神様に思えた出来事であった。

こうして彼のビザが切れる前に日本国内でめでたく結婚し、次の更新時は配偶者ビザを申請できる運びとなったのである。


著者: 入管協会
タイトル: 外国人のための入国・在留・登録手続の手引―和英対訳
この本、彼も持ってました。
AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
February 25, 2005

駆け込み結婚はできません

テーマ:結婚までの道のり
彼のビザが切れる前にとりあえず結婚の決意はした。
決意はしたけれどもビザが切れる直前に駆け込みで籍を入れるつもりはなかった。

「わかった、結婚することに決めたよ」
「で、いつ? いつ? いつ?」

「来年おばあちゃんの喪が明けてから

「・・・その前に僕のビザ切れちゃうよ。わかってる? 日本から出て行かなきゃならないんだよ?」

「じゃあ、いったん出ていけばいいじゃん。出たら結婚できなくなるわけじゃないし。それとも何、あんたはビザ更新のために結婚して欲しいわけ? そんな偽装結婚もどきみたいなこと私はいやだからね。」

彼の落胆と言ったらもう・・・

アーティストビザは身元保証人が保証さえすれば一年毎に更新できるビザである。
彼は身元保証人に「もう一年お願いします」と頼む勇気がなかった。
長距離交際に見切りをつけて私と一緒に暮らすために身元保証人の目の届かないところに引っ越して来てしまったからである。

彼は危険を冒して私に賭けていたわけだ。

「あのね、あんたの気持ちはよくわかるよ。でもさぁ、ものごとには順序ってものがあるでしょ。まだ母国のご両親に紹介もしてもらってないんだよ。」

「・・・・」

「ビザ切れて帰ったら、お正月休みに私、会いに行くからさ。その時ご両親にまず会わせて」

「・・・・」

「それから喪が明けたら結婚して改めてビザの申請すればいいことでしょ」

「・・・・」

まあ、ふつう一番引き止めてもらいたい人に「ビザが切れたら荷物まとめてとっとと帰れ」と言われたらムッとするのも当然であろう。

でも最後には心を鬼にして突き放した私のドライさが勝った。

彼はクリスマス前に家族の待つ母国へ帰る航空券の予約をした。 つづく



著者: 國分 康孝
タイトル: 「いい結婚」ができる人できない人―後悔しない「相手・条件・時期」とは
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
February 24, 2005

ホワイトクリスマスの思い出

テーマ:結婚までの道のり
私の故郷は雪国である。
初めての二人一緒のクリスマスを過ごすために彼はこの雪国を訪ねて来た。
一緒に暮らす決断をする前、まだ長距離交際をしていた時だ。
彼にとっては初めての「ホワイトクリスマス」でもあった。

イブの日は土曜日だった。
午前中の仕事が終わってから彼との待ち合わせ場所に急ぐ。
彼は両手をポケットにつっこみ、寒さにふるえながら待っていた。
私に気がつくと微笑みながら歩み寄って来た。

「ポケットに手をつっこんだまま歩くんじゃないよ」って言おうとしたその時

ずっでーん

彼の視界からは私が消えて星が飛び散っていた。

すべって転びやがったのである。
しかも雪国人にはとうてい考えられないような痛々しい
頭からの着地であった。

「だっ だっ だいじょーぶ?」

「・・・・・」(顔面蒼白)

「目の前がぱちぱちいってるよ・・・ぼっぼくの瞳孔、開いてるかい?」

そういえば、なんか瞳が開いたままウルウルしてるよ、この人。
焦点定まってないし・・・やばいかも。

脳に影響があったら困るので病院に連れて行くことにした。


と思ったら土曜の午後である。
地方病院なんて診療時間外じゃん。

「先生、急患さんでーす。CTお願いしまーす」

告白してしまうが、彼がX線CTを受けている間、私が心配していたのは彼のことよりも、外国人が保険証なしで受ける急患扱いの
診療代の方だった。

結局、脳は異常なし。お金もその場で要求はされなかった。

ロマンチックなはずのクリスマスイブは台無し。
でも絶対に忘れることの出来ない思い出はできた。


雪国の掟その1
どんなに寒くても歩く時はポケットから両手を出すべし。
頭から着地するよ。



著者: NoData
タイトル: 山下達郎「クリスマス・イブ/ホワイト・クリスマス」―ピアノ弾き語り
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
February 23, 2005

アーティスト的美術鑑賞

テーマ:アーティストの生き方
昔から美術鑑賞が好きだった。アーティストと結婚したことはそれとは何の関係もないけど。

結婚するまでは私は展覧会にはいつも一人で行っていた。
他人のペースを気にしないでゆっくり見たかったからだ。

実は私は説明文を全部読まないと気がすまないタイプだった。
しかも語学屋のサガというべきか、英語とかフランス語の併記もあったら、ついついそれも読んでしまい展覧会場がたちまち語学勉強会場を兼ねてしまっていた。はっきりいって作品を見るよりも説明文を読むのに費やす時間の方が長かった。
「交通費かけて高い入場料払って人間の頭を見物しに行った」という表現がぴったりくるような展示会で「なんとか元を取らねば!」というせこい心理が働いていたせいもあるかもしれない。

でも、さすがに結婚してからは一人で見に行くことは滅多にない。

夫はアーティストなのだから、美術には人一倍関心があるはず。
彼は私のように「ゆっくり見る派」に違いない。

という淡い期待は見事にぶち壊された。

この人、興味のないところは徹底的にすっ飛ばすのである。
当然説明文なんて読まない。

日本人とアメリカ人が信奉するルノワール等の印象派がお嫌い(ゴッホは別)。
個性の微塵も感じられないドイツ写実派も大嫌い。
猿まね大嫌い。だから日本の近代洋画家もほとんど全滅である。

「Boring. こんなの見る価値ない」とか言って立ち去られた後でどうして鑑賞を楽しめというのだ。
挙げ句に出口で待ちくたびれて「まだ~?」と急かしに来ることさえある。
サイテーの美術鑑賞の供である。

こんな、いただけない彼ではあるが、無言でいろんなことを教えられたような気もする。

つまり、美術鑑賞というのは自分の感性との対話であるべきで、知識を押し付けられて有難がるものではないのだということ。

今まで私はこれは誰の作品だとか、どんな素材だとか、いつどこでどのような経緯で創られたのかとか、アーティストが何を表現しようとしたのかとか、そういう背景知識を得ることによって作品の理解が深まると信じていた。そして、それに何の疑問も持たずに受け身の姿勢で美術鑑賞していたのだ。でもそういった情報が多ければ多いほど、作品とは感性よりも理性でつながるようになってしまう。

気に入った作品の前では時間も忘れてえんえんと眺め続けている彼をみると、感性だけで作品とつながることができる子供の目を持ち続けているのだな~と羨ましく思う。

彼を見ていたら情報蓄積に腐心していた自分がばからしくなってきて、今は以前ほど丁寧に説明書きを読まなくなった。 

でも、始めっから欠如してる感性を今から磨くのは・・・

もう手遅れかも・・・

と最近感じている。


著者: 視覚デザイン研究所
タイトル: 巨匠に教わる絵画の見かた
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
February 21, 2005

貧乏アーティストの大きな買い物

テーマ:結婚までの道のり
ある店にけっこう気に入ったエスニック調のピアスがあったのだけど高かった。
8000円。
正直ぼったくりだと思った。
きっと安く仕入れてるくせに。

そこでいいことを思いついた。
彼を店に連れて行って聞いてみた。
「ねーねー、こういう感じのピアスが欲しいんだよね。あんた作れない?
「いゃあ、これは無理だよ。一つだけ作るのにはコストが見合わないよ」
「あっそう、ざんねーん」
モノに対する執着心があまりない私はたいした気にもとめず、すぐに忘れてしまった。

ところが・・・・

あれは誕生プレゼントだったのかな~、彼が例のピアスをプレゼントしてくれたのである。

素直に喜べばいいのだけど喜べない。

「まさか、あんた正値で買ったわけじゃないよね?」
「いやあ、正値で買うしかなかったよ。」
「うっそー、あのピアスに本当に8000円も払っちゃったの? 別に買ってとは頼まなかったじゃない。」
「でも欲しいって言ってたじゃないか。喜んでもらいたいと思って奮発して買ったんだよ。」

アーティストの彼が、超貧乏の彼が、不当に高いということがわかりきっているピアスになけなしの金を使うとは・・・
まったく予期せぬ行動だった。

愛は貧乏男をも散財させる。

その2ヶ月後。その店のセールであのピアスが2900円に値下がりしていた。

くーやーしー


著者: 伊集院 静
タイトル: 可愛いピアス
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
February 20, 2005

世界でたった一つのエンゲージリング

テーマ:結婚までの道のり
エンゲージリングを用意しろと言われた彼は、まあ、アーティストだから自分でデザインした。

「どんな石がいい?」
♪そーおーね、誕生石ならルビーなの♪ 
でも青の方が好きだからサファイヤがいいよ。

日本ではジュエリー用の道具を持ってなかったので知り合いのジュエラーさんに作ってもらった。
出来上がったのは流線型のプラチナに小さなサファイヤがはめ込まれたオリジナルリング。
世界でたった一つのエンゲージリングはやっぱり嬉しい。

でも彼、完璧主義のアーティストだから、オリジナルデザインよりもカッティングが浅く仕上がって来たことがちょっと心残りのよう。
「母国にいたら道具があるから自分で作ったんだけどな~」と残念そうに言う。

私も可愛くないもので
「どうせたいした金払ってないんでしょ。いくらで頼んだのよ?」
とつっこむ。

「ん? 材料費込みで三万円」(正直なやつ)

知り合いのジュエラーさんがとっても気の毒になった。
ジュエラーさんも彼のことをとっても気の毒に思っていたに違いない。

貧乏人にとってみればそれでも大きな買い物ではある。

これよりも安いエンゲージリングもらった人は名乗り出てください。
でも50年前はナシね。


著者: 瀬田 貞二, 田中 明子, J.R.R. トールキン
タイトル: 文庫 新版 指輪物語 全9巻セット
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
February 19, 2005

台無しプロポーズ

テーマ:結婚までの道のり
「それで結婚の決心してくれた?」と彼。

素直に「決断しました」とは言えないあまのじゃくの私。

「そもそもさ~。私プロポーズされたっけ? されてないよねぇ。」

「えっ、何をいまさら」

「いや~、プロポーズの言葉聞いた覚えないんだよね。」
「じゃ、will you marry me?」

「何それ~? そのとってつけたような言い草は。
ぜんぜん心こもってないじゃん。心こめていいなさいよ。」

「WILL YOU MARRY ME?」

「ゆっくり言えばいいってもんじゃないでしょーが。
まずセッティングを考えなさいよ。
普通ひざまずいて言うもんなんじゃないの?」

「えー? いやだよ、ひざまずくなんて恥ずかしい。」

「でも、あんたの国ではプロポーズする時ひざまずくのが普通でしょう?
それにエンゲージリングは?」

「エンゲージリング欲しいの?」

・・・・絶句・・・・・

「顔洗ってエンゲージリング用意して出直しておいで!」


「・・・・で、結婚決めてくれたの?」

だめだこりゃ。



タイトル: 101回目のプロポーズ
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
February 18, 2005

決断の時

テーマ:結婚までの道のり
一緒に暮らして半年。彼のアーティスト・ビザの滞在期限が刻々とせまっていた。
だんだん焦ってきた彼は早く決心してくれとせがむ。
私は今ひとつ心が固まらない。

家で待ってくれている人がいることは一人暮らしの寂しさからの解放でもあったけど、ちょっと会社帰りに寄り道して帰ることさえ気ままに出来なくなるのは束縛以外の何物でもなかった。

風の向くままふわりふわりと飛んでいく風船が誰かに捕まえられてしまったようだった。
本当にこれでいいの?
けんかばかりの半年だったじゃない?
でもこの人は私の一番醜い部分を見てそれでもいいと言ってくれてる。

そして、家政夫が面倒を見てくれる生活もちょっと捨てがたくなっていた。
早い話がはまってしまったのである。

結婚? 私が結婚? 
出来るの?

乗りかかった船だ。
航海してみることにするか。


著者: アギー ジョーダン, Aggie Jordan, ハーディング 祥子
タイトル: 今日から1年以内にベスト・パートナーと結婚する13の方法
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。