現在、長崎県美術館にて開催中の展覧会。
イタリアを拠点に活躍する世界的な彫刻家・長澤英俊氏(1940- )の作品展。
『水戸芸術館での個展以来、日本における約16年ぶりの本格的紹介となる本展では、近年の大作を中心とした代表作19点により、深遠で根源的な長澤の世界を紹介します。現代美術ファン必見!』というPR。


コチラはお借りした写真。
大きな、現代美術の作品がずらりと並んでいて、見応え十分の作品展。
スケールのでかさはとても参考になりました。

会期:2010年7月3日(土)~8月29日(日)
時間:10:00―20:00(入場は19:30まで)
休館日:7月12日(月)、8月23日(月)
入場料:一般900円、大学生・70歳以上700円、高校生500円、中学生以下無料


こちらは、同時開催されている、長崎ゆかりの現代作家を紹介するシリーズ第三弾。
この作品は、長崎を拠点にユニークな活動を繰り広げている中島洋和(1969- )さんの作品で、ドロップボール。
建築資材に使われている塩ビパイプを長~く繋いで、端っこからビー玉を入れて音を楽しむというもの。
いろんな分かれ道を通ってきたビー玉は最終的に出口に置いてあるタライに落ちます。
なんとも単純明快でありながら、鑑賞者の心をくすぐってくれそうな作品です。
子どもも喜びそう~。

こちらは中島洋和さんのHPです。


こちらは、野外展示されていた、城戸孝充さんの 《ポ・ン・プ》 です。
城戸孝充さんは、1970年代半ばより常に現代美術の一線において活動されている作家さんです。
ポンプという作品、水が勢い良く中央に吸い込まれていく様子がなんともすがすがしい、心が癒されるよな感じがしました。

こちらは城戸孝充さんのHPです。

会 期:2010年6月18日(金)~9月12日(日)
会 場:長崎県美術館 常設展示室 第1、2室ほか
入場料:一般 400円、 大学・70歳以上 300円、 小中高生 200円