生まれてから24歳までの成長期
25歳から49歳までの生殖期
50歳から74歳までの青春期
75歳から99歳までの熟年期
100歳以降は夢想期

前回このように人生を区切った今まさに青春真っ只中のおかみが考える各期の説明。



福岡県・福岡市
アートギャラリー郁郁(いくいく)

ギャラリーおかみ・ アーティスト発掘人 郁郁です。

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まずは成長期について振り返りながら記録していきます。

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生まれてから24歳まで、これは自分の人生ではありません。両親のものです。
親がかりで育ててもらい自分の意思では物事が進まない子供時代です。

三姉妹の末っ子としてこの世に生を受け、両親や姉達の庇護のもとふわふわと生きてきました。可愛い手作りのお揃いのワンピースを着せてもらって一番隅っこにちょこんと写っている写真を見ると愛されていたんだなぁと確認できます。決して裕福ではない一般のサラリーマンの家庭に生まれ、母は苦しい家計の中洋裁の内職をしながら私達三姉妹を育ててくれました。
いつも手作りの洋服を着ていたのも、生地を買って手作りした方が安上がりだったからのようです。
父は銀行員だったので転勤が多く私達も何度も転校したのを覚えています。各地にお友達ができていいとも思えますが、内気だった末っ子の私は転校先で挨拶をさせられるのが苦痛でした。やっとお友達が出来たかと思った矢先にまた転校。幼なじみがいる人が羨ましかったです。

10歳の時、岡山から福岡に引っ越す時の強烈な思い出があります。

父の銀行の転勤司令は急に言われるようで、司令が出たら翌日には父だけ一足早く勤務先に赴きます。その後、母が一人で荷造りし引越し業者に荷物を新しい住処(社宅)に送る手配をして、空になった部屋を綺麗に掃除して娘3人を連れて近所に引越しのご挨拶。電車に乗るべく母に連れられて駅に向かうというパターンが多かったです。

いつものルーチンの行程を経て駅に向かったのですが、ちょうど台風が来ていたのか雨がひどくなり、私達が乗るはずだった列車が運休になってしまったのです。

途方にくれた母は雨の中三姉妹を連れて先ほど後にした旧部屋に舞い戻りました。当然荷物は一つもなく、お布団さえありません。一晩がらんとした何も無い部屋で肩を寄せ合ってまんじりともせず過ごしました。台風の影響で大雨となり床下浸水にまでなってしまいました。
翌朝、お天気は回復したものの玄関を開けると前の道が川のように様変わりして、ネズミが泳いでいたのが強いインパクトとして焼き付けられてしまいました。

成長期の前半の思い出でした。