響きあい、連鎖するイメージの詩情―70年代の版画集を中心に
テーマ:観シュランガイド 2009本日は、今年に入って3度目となる目黒区美術館へ。
ここの美術館の美術展は、とにかくマニアック!
ある時は、 “祝祭の衣装展 ロココ時代のフランス宮廷を中心に” 。
またある時は、 “上野伊三郎+リチ コレクション展~ウィーンから京都へ、建築から工芸へ” 。
普通に考えて、普通に人が行かないような美術展を、普通に開催する。
それが目黒区美術館。
そんな目黒区美術館は、先日まで内部の改装のため、お休みをしていました。
これを機に、いろいろとリニューアルするかと思いきや。
リニューアル一発目の美術展が…
響きあい、連鎖するイメージの詩情―70年代の版画集を中心に”
…と、いきなりの番外編からのスタート。
さすが、目黒区美術館。タダモノではありません。
9月27日まで行われているこの美術展は、
『日本の版画にとって、独自のめざましい発展が見られた70年代に焦点を当て、
目黒区美術館がコレクションした版画集や詩画集をもとに、版画の一断面をふりかえろうというもの。』
どうでしょう…?
このビックリするほど、ワクワク感を煽らない美術展は (笑) ??
何だか、逆に、興味が湧いてきました (笑) !
さてさて、美術展は、やっぱり、版画だらけの美術展でした。
壁中に、版画がズラズラっと。
版画を引き出して見る仕組みの謎のケースも、いくつか。
70年代という時代がそうなのか、
それとも、今回の展示作品が特別そうなのか。
どちらかというと、マイナーな作品が多かったような。
しかも、どことなく暗い感じの。
例えば、
秀島由己男 《版画集「わらべ唄」より「かたつむりと花子」》 とか
柄澤齋 《「肖像 part1」シャルル・ボードレール》 とか、
他にも、草間彌生とか。
何と言うか、全体的にマニアック。
そういうわけだからでしょうか。
会場のあちこちには、何故か、 “眼の休憩” なるスポットが。
そこにあるのは、小さな鉱物…。
ちなみに、職員さんに聞いてみたところ、
これらの小さな鉱物は、展示とは一切関係ないとのこと。
“何故に鉱物…???”
眼の休憩をする場所なのに、
反対に、頭は休まらなかったです。
全体的には、暗い感じの作品が多かったですが、
中には、ポップな感じの作品もありました。
今回、妙に心が惹かれたのは、
飯田善國の 《詩画集 「Chromatopoiema」 》 の一連の作品。
これは、西脇順三郎という方の英語詩を、
ビジュアル化した作品なのだそうです。
なぜ、こうなったかは、神と飯田氏のみぞ知るのでしょう。
というわけで、 「面白い♪」 とは真逆の美術展でしたが、
「不思議と嫌いじゃない」 という感じではありました。
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一つ星でしょうか。


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