松岡映丘とその一門
テーマ:観シュランガイド 2009山種美術館 で3月1日まで開催されている、
“松岡映丘とその一門 ―山口蓬春・山本丘人・橋本明治・高山辰雄―” に行ってまいりました。
山種美術館に行くと、
「おじいさん、おばあさんばっかりだなぁ」
と、毎回思うのですが、
今回ももれなく思いました(笑)。
会場にいる観客さんだけでなく、職員さんもお歳をめされています。
さらには、展示品のキャプションに、作家がその作品を描いた時の年齢も記載されているのですが、
そのほとんどが60歳以上ばかりで。
作家たちまでが、お歳をめされてる。
なので、まぁ、僕が浮くこと浮くこと。
その日に限って、カーキのナイロンコートで行ってしまったので、
さらに輪をかける形で、浮くこと浮くこと。
…何というか、居心地がよろしくない。
星は、まぁ、そういうわけで (あと数十年経ったら、この評価は変わるはずです!) 。
![]()
さてさて、おそらく、多くの方が、
「松岡映丘って誰?!」
と、思ったことでしょう。
え~、ご心配なく。
それが普通の方の健全な反応です。
松岡映丘 (えいきゅう) は、大正から昭和初期にかけて活躍した画家。
彼自身の名前は、美術に興味のない方には、ピンとも来ないことでしょうが、
彼の兄の名前は、わりと多くの方に知られていると思います。
兄は、あの民俗学者・柳田国男。
美術史における松岡映丘の功績は、何と言っても、
平安朝以来の 『やまと絵』 を復興し発展させたことにあります。
と。
いきなり、 『やまと絵』 と言われても、よくわからないかと…
実際に、今回展示されていた彼の作品を観てみましょう。
《春光春衣》
まぁ、要するに、こういう絵です。
古くから日本にあるようなスタイルの絵。
しかも、彼は、ただ昔の絵をそのまま復興させたのではありません。
《春光春衣》 を、実際に見てみると、
かなりキラキラとしていて、ゴージャスな一枚であることが、よくわかります。
映丘は、古いようで新しい、そんな 『やまと絵』 を描いたのです。
さて、この美術展。
一番気になったのは、松岡映丘の絵が4点しかないということ。
約50点ある出展作品のうちの4点。
いくらなんでも少ない。
“松岡映丘とその一門” なのに。。。
タイトルにもその名が登場しない杉山寧の作品は、8点もあったというのに。。。
いっそのこと、JAROにでも言おうかとも思ったのですが。
よくよく考えてみると、 「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」 も、ムツゴロウが見たいのでなく、ゆかいな仲間たちが見たくて見るわけで。
きっと、この美術展も、“その一門” の方が真の主役なのではないかと。
そう思い至って、“その一門” をメインに鑑賞していると、
そのうちの一人・橋本明治の作品が、非常に気になりました。
《月庭》
“う~ん、この絵のタッチ、どこかで観たことあるような…?”
と悩むこと、数分。
ハタと気づきました!
“あ、yukimoneさんの絵のタッチに似てるんだ!!”
この太い線は、 “美術展へ行こう!” シリーズのカードイラストで、よく見ていました。
なので、橋本明治には、勝手に親近感を覚えてしまいました。
ちなみに。
親近感を覚えたついでに、
橋本明治について、いろいろと文献を漁ってみました。
すると、驚愕の事実が!
何と、彼はこの日本画の技法を、通信教育で学んだのだそうです。
すいません。通信教育をなめてました。
“ユーキャンを、はじめよう!”
そんなことを少し思った、今日の午後。
ユーキャン始めた方も、そうでない方も、
ブログのランキングへの協力も始めましょう (笑) !


・








1 ■無題
最近日本画が続いているのは気のせい?
私が観始めて日が浅いからかしら。
山種美術館って千代田区三番町にあるんだー。
まあ、すごいところにあるんですね。
新卒で入社した会社がその辺にありましたが、とにかく何もない、
どこの駅からも遠いという印象しかありません。
そんなところに来れるのはご近所の方だけだかた、Over60なのでは?
カーキのナイロンコートで行かれたんですか。
さぞかし青島君は目立ったことでしょう。。。