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子供の頃(昭和30年代)、母が行った美容院に付いて行った。
男の子だけれど 小さかったから雑誌(全部読めたわけじゃないけれど)を見て
待っていた。
自分には当時の墨田区錦糸町のネオンは、キラキラに未来都市で
トロリーバスはUFOの連想があって、パーマの機械も宇宙人さながら(笑)。
そのドライヤーがなんと大黒湯にあったのだ。
そう言えば、女湯にも髪を乾かすのに、当時は置いてあったのかもしれない。
子供の頃、あれをかぶってみたい(俗称は お釜 だったらしい)との
念願が、個展搬出日にかなったのだ。

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20円で順調に動いたのだが、うん?鷹さ調整が効かないのか・・
わからないままかぶると首まで降りて、息苦しい 熱い(笑)
のけぞって首で支えて、ふー・・いつ終わるんだろう。
20円にしては大サービスやんけ。ゴワーってすごい音と熱風と・・
気絶同然で止まってくれて・・ふううーー

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でも今どきで言うと、これ、髪を傷めるね、きっと(泣)。
帰路の車窓に見えた自分の髪型は、今風の若者よろしくぼさぼさじゃったわい。
昭和のサザエさんパーマに欠かせない逸品だったようでございますなあ。

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