脳科学者の茂木健一郎さん、タレントのSHELLYさん、現代アーティストのスプツニ子!さんが司会をされている TOKYO DESIGNERS WEEK. tv (BS日テレ毎週月曜日23:00-23:30放映)の収録を観覧してきました。
間髪入れない切り返しでとても回転の速いSHELLYさん、場が硬くならないよう絶妙な調整を加える茂木さん、ふわっと入り込んできながら核心をついた発言のみを連発するスプツニ子!さん、この素晴らしい3名の司会陣を中心に最初から最後まで濃厚な内容で本当に楽しかったです。
この日の「夜塾」のゲストは文化庁長官の近藤誠一さんと建築家の伊東豊雄さんでした。
私にとって最も印象的だったのは、近藤さんの未来の日本におけるアート産業に対するお考えです。長官というお立場に立たれる方がこれほど柔軟に芸術についての想いを語って下さるとは、大変失礼ながら、思いも寄りませんでした。国の後押しが欠かせない芸術分野が残念ながら後回し扱いになっているのが現状です。そんな中、なぜ今、そしてこれからの日本にアートが必要なのか、アートや芸術家の存在がどう社会を支えているのかなど、限られた時間内でのお話でしたがとても心に響きました。
近藤さんにもっとお聞きしたいことがあり、収録後に催されるゲストを交えての宴で直接色々お話させていただきました。近藤さんは、私の率直な質問にも真摯にお答えくださり、今のようなお考えに至るまでのご自身の経緯についてもお話くださいました。経済成長も大事だけど、何より大事なのは「人」そのものなのだ、と。他の参加者の方々の意見にも丁寧に耳を傾け、またそこで話が盛り上がり、ととても刺激的で貴重なひと時でした。
ゲストの方と直接お話ができるなんて、本当に面白い良い企画ですね。
他の参加者の方々もアートやデザインに興味があったり、何かしらの志がある方が多く、時間の許す限り色々な方とお話できたのも大変楽しかったです。収録を観覧したのは今回が初めてでしたが、何回か観覧にいらしている方のお話によると、いつも変わらず濃いのだそうです。私はテレビでは何度も観ていましたが、やはり現場の臨場感はテレビで観るのとは比べ物にならないほど刺激的なのですね。「ここに来るといつも元気になる」とおっしゃっている方もいましたが、そのお気持ちが本当によく分かります。
今回の収録は6月中に放映されるようです。収録現場の熱気がテレビでどんな風に映るものか、観るのが楽しみです。


