2010年05月30日(日)

カクテルコンペティションの思い出第15章。

テーマ:”バーテンダーとして”
前半の課題カクテルを終え、いよいよ後半残すところ一競技。

今回自信満々で挑んだ創作カクテルの競技に移る。

なぜ自信があったのか?

練習以外にもう一つの理由があった。

「カクテルに対する思い入れ」がひときわあったからである。

この年、創作したカクテル「サイレント・ナイト」

夕暮れ時の、夕闇に入っていく手前の時間をカクテルに表現した

アペリティフカクテル。

リンク先の日記にも書いたように使用材料が決まってから

配合を決めるまで実に70パターンほど、

同じ材料で作り自分の中ではこの材料でこれ以上の配合は無い。

と思えるまでに突き詰めた自負があったから・・・

デコレーションはいたってシンプルなので時間に追われることなく

リラックスした状態ですごしていたことを記憶している。


そして訪れた自分の出番。

壇上に上った自分が驚くほど落ち着いていた。選手2名の同時進行で

競技が進んでいく・・・練習の手順どおり時間が流れる中、

なぜか武者震いがするというか、作業をしながら鳥肌が立つのがわかった。

今までに無い不思議な感覚だった。

この当時から、ハードシェークだったが当日は引っかかり無く

振りぬける感じがたまらなく心地よかった。

競技が終わっても心地のいい感じに包まれる。



そして、いよいよ審査結果の発表。

フルーツ部門、課題部門、創作部門、ベストシェーキング(現テクニカル)

そして、総合3位、2位、優勝の順で発表される。



先ずは「フルーツ部門」の発表。第一位は・・・

ここで、自分の名前が呼ばれた。とても意外だった。

これまで評価された記憶があまりないし、

正直ナイフ使いが上手いとは今でも思わない。

心の中で「一つ獲った!」とつぶやいた。



続いて「課題カクテル部門」の発表。第一位は・・・

またしても、自分の名前が呼ばれたのである。「え!?」

一瞬耳を疑った。がしかし、呼ばれたことは事実。

壇上に上がり、表彰状、トロフィー、記念品を受け取る。

「二つ獲ったということは、全国にいけるかもしれない!」そう思った。



しかし、次の表彰は創作。今回、最も自信があったのに

今年は評価されないのか?とがっかりした記憶がある。



そんなことをよそに、部門賞最後の「創作カクテル部門」の発表へ・・・

祈るような思いで「神様!お願い!」と心の中でつぶやいた。

第一位は・・・

なんと!ここでも自分の名前が呼ばれたのである。

本当に驚いた!自分自身、初めての経験だったし今まで出場した

中国地区大会で見たことも無かったから・・・

驚きながら壇上に上がった。周りからのどよめきを背に。

結局、ベストシェーキング(現テクニカル)もいただき、

全タイトル総なめの総合優勝を飾った。



会場の「出雲ロイヤルホテル」は生涯忘れることの出来ない

記念すべきホテルになった。



そして、秋の全国大会に向け、トレーニングが始まるのだった。



第16章へ続く・・・





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