ライブが良いとCDを売れる
この構図は今でも成り立っている。
CD単体ではバブルのころのようには売れない。
CDショップに行ったり、アマゾンで注文するといったことは確かに減ったのかもしれないが、ライブ会場ではCDが売れている。
ただし、そこには良いライブとう必要前提条件がともなう。
ライブでの感動を持ち帰りたいという想いから物販に並ぶファンの列を見ることがある。
ライブ会場での手売りというビジネスでみれば、従来のバブルよりもだいぶ規模は縮小されたが、そこで何十枚、何百枚とはければ、何十万という売上を一日で上げることができる。
つまりは、アーティスト一人が食べていけるビジネスモデルを構築することだって可能となる。
とまあ、前置きはそのくらいにして、本題はライブが良いという必要前提条件があるということである。
良いライブとは、という定義はそれぞれあると思うので、割愛するとして、パフォーマンス力という要素に着目しているアーティストが少ないと見受けられることがあるので、今回はそこに苦言したい。
ことインディーズアーティストのほど、その傾向があると思う。
やはり、マネージャーやプロデューサーが関われば、それなりにライブのパフォーマンスにも気を遣うだろうし、アドバイスも入る。
演出家という職業が成り立つのも納得いく。
では、セルフプロデュースをするアーティストはどうするかというと、自分で磨くしかない。
ちなみに演奏力とパフォーマンス力は違う。
ミュージシャンとなれば、当然自分の演奏力に気がいくのは当然のことだが、もっと自分がどうみられているかといった、どうみられたいか、お客さんにどうなってもらいたいか、何を感じてもらいたいかなど、聞く人、見る人のことも考えるといいだろう。
パフォーマンス力の磨き方として、まずは自分がライブに足を運び、他のアーティストがどんなライブをしているのか、お客さんの立場から見てみるのが一番いいだろう。
そこから学び自分に活かすことが向上の近道だ。
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音楽活動戦略コンサルタント 大関勇気
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