2005-05-07 00:39:09

ポスト0506:バースデイ・ケーキの恐怖

テーマ:家族の肖像

太樹のためにパパとママでこしらえたバースデイ・ケーキのこと。


フルーツをたっぷりサンドし、またトッピングしたあまりできの良くない

ケーキだったのだが、誕生日当日の夜中、太樹が寝てからパパと

ママとでちょっと味見をしてみることにした。


いかにも上品ぶって小さくカットしたそのケーキを口に運ぶと、何やら

変わった香りが鼻腔からぬけてゆく。


「むむむ」とパパは声にださずに思った。


ふたくち目・・・・・・・・・・・・・。


やっぱり何か臭う!! 何だろう。生クリームが悪くなってるのか?

まさか。腐ったような臭いなんかではないのだ。


「ねえ」とパパはママに言った。「このケーキ、ちょっと臭わない?」


ママ曰く「うん、ちょっと・・・・・・・ねえ。何だろう???」


沈黙。


その沈黙をママが破った。


「もしかして、アレかなぁ」


「アレとは?」とパパは尋ねる。


「まな板の上でニンニクを切ってから、そのあとで苺を切ったのね。

勿論、まな板はお湯でさっと流したんだけど・・・・。その臭いかな?」


「あああああああ、もう絶対そう! 

  これ、ニンニク!!」(血の叫び)


口中に漂う異臭が一体何なのかあれこれと推測してみたものの、

ニンニクなんて全く考えつかなかった。いや、「ケーキとニンニク」と

いうコネクションの間には想像もつかない大きな隔たりがある。

「IT企業とわらじ」みたいに。


「ニンニク切ったら、まな板はちゃんと洗剤で洗えよ!!」


残ったケーキは、気合で食べる。


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2005-05-06 23:48:08

1歳になった

テーマ:家族の肖像

5月6日で、太樹はめでたく1歳になった。


子どもが、無事に健康で誕生日を迎えられるというのは、親として

何にも増して幸福なことだ。


当日は、午後からパーティーの準備。

ママと一緒に作った色紙のチェーンを一番広いお茶の間に飾り、

パパが作った横断幕(大袈裟!)を貼り、スペシャル・ディナーを

完璧なものにすべく各々の分担した料理を真剣にこしらえた。


夜の7時半、パーティー開催。

ちょっとお洒落をした太樹の目の前には、本人もたじろぐほど普段

とは異なる見栄えの料理が並んだ。


雲丹と生クリームのパスタ(ベイクド・ミニ・トマト添え)

ハーブ鶏ソテーと茸のスープ(ポテト添え)

温野菜2種

ごぼうのサラダ(マヨネーズ風味)

オレンジ


そして、


バースデイ・ケーキ(ろうそく1本付き)


ケーキだけはちょっと楽をして、既成のスポンジ・ケーキを使って

しまったけれど、あとは理想通り全て手作りでするという目標が

達成された。


「うむ、これがやりたかったのだ」と(殆ど職人気質の)パパとして

は満足。


たった1本だけ燃えるろうそくの炎を見て太樹は何を思ったのだ

ろうか。食事中も、そのあとのプレゼント贈呈式の間も、太樹はいたく

ご機嫌だったのでそれだけで充分なのだが。


沢山の人からのプレゼント、電報、お祝いのメールや電話を貰い、

本人にも増して感動した1日だった。


来年はどういう演出にしようかと、パパの小さな野望には既に火が

ついている。

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2005-04-10 22:56:56

春の家族旅行(箱根編)

テーマ:家族の肖像

週末は、実に1年ぶりの旅行にでかけた。

 

実家に帰省したりするための長距離移動は何度かあったけれど、

純粋にくつろぐためだけの旅行は1年ぶりなのだ。

そして、太樹にとっては生まれて初めての温泉。

 

目的地は、会社の保養所がある箱根。

施設は山の奥にあるので歓楽街からは離れており、一般の観光客は

立ち入ってこない。周囲は山、山、山、である。こういう景色をずいぶん

長い間見ていなかった。

 

とりわけパパはわくわくしていたのだが、その理由たるや実に所帯じみて

いて、「料理を作らなくて済むのと、食器洗いが不要」というもの。

料理は好きだから、日々苦痛というのではない。しかし、その労働を

しなくともよいとなれば、勿論それは嬉しくもなるだろう。

 

温泉には太樹と一緒に入りたかったけれど、平日はパパがべったり

なので、今回のチャンスはママに譲ることにした。

そして喜び勇んで浴場へ赴いたママだったが、30分後はひきつった

笑みを浮かべて部屋へ戻ってくる。

 

「もおおおおおお! 太樹ったら、大泣き!」

 

それはもう大変だったらしい。

 

寝る前のミルクをあげると、太樹はその後すーすーと寝息をたて始め

た。泣き疲れだろうな。

一方、ママも空気をぬかれた「ダッコちゃん人形」のようにぺたりと

なり、布団に張りついたままぐーすかぴーと寝てしまった。

まだ9時だぞ。9時。

 

パパは部屋にひとりで取り残されてしまった。

 

仕方がないので、館内の自動販売機でサッポロビールを1缶買い、

それを次の間で開けて飲んだ。

飲みながら、村上春樹の「ポートレート・イン・ジャズ」(文庫版)を読み、

窓の外に広がる漆黒の闇を時々眺めては2時間余りの時を過ごした。

 

ちょっと寂しいけれど、こういう時間が欲しかったのも事実だ。

 

これもまたよし。

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