最近、多くの方にモリオンの在庫について問い合わせを頂きます。
サイト、店舗共によく問い合わせがあるのですがモリオンとは
黒水晶の事を指す一般的な名称のことであることは
ご存じの方もおいはずです。
しかし、モリオンの定義についてはハッキリとしない曖昧な
感じがします。
モリオン=黒水晶というのは間違いないのですが、
このモリオンの黒さの要因などについては定義がないと
言っても過言ではありません。
一般的に、黒水晶というと煙水晶の濃いものをさす
過度の放射線による茶色よりも黒いものがその大半です。
昔は、焼きモリオンなるアーカンソー産の水晶にガンマ線を当て
黒く処理を施したものが良く出回っていました。
今でもたまに見かけますが、天然という表記がされている事も
未だに多々あります。
まぁこれはアーカンソーに限らず、ガンマ線で簡単に黒くする事が
出来るわけですが、暗黙の了解か多の産地のものでこれほど
大量に焼きモリオンを見る事はありません。
ちなみに、この焼きモリオンを加熱するとシトリンっぽい黄色い
水晶が出来ちゃうわけですがそれはアーカンソー産では
見ないのが不思議です。
昔中国でブラジル産の水晶に処理を施して黄色くした
シトリンをよく見かけたのですが今はあまり見なくなりました。
さて、このモリオンですが天然と処理ものをどうやって
見分けるのと言うと、実際のところ産地くらいしかヒントが
無いのが実状です。
確実にモリオンだと言える産地のものを買う。
これが今のところ安全策な訳ですが、本当に産地が少ない。
まぁ小さながまから少しだけ採れたという事は煙水晶が
採れる産地ならごく当たり前にあるのですが流通させると
なると数が全く足らないのが通常です。
一応、国産でも岐阜県などは黒と呼べるものがちょこちょこ
出ているのですがそれほどの量ではありません。
これだけペグマタイトが多いのだから、もっといっぱい
流通しててもおかしくないんですが、あまりでないところが
モリオンの魅力なのかもしれませんね・・・
ポリッシュされたものなどは、正直なところオニキスなどと
全く見分けが付かないので当店では扱う予定がありませんが
ここはやっぱり売る側のモラルを信用するしかないのが
悲しいところではあります。
さて、明日は新着商品のアップ予定です。
詳細は以下の通りとなっています。
●日時
2月28日(火) 22時より順次行います。
(作業過程により遅れる場合もございますのでご了承下さい)
●ラインナップ
クォーツでは、ネパール・ガネーシュヒマール産のカテドラルなど
様々な特徴を持ったクリアタイプのクォーツ、ブラジル産の
淡いカラーのエレスチャルクォーツ、奈良県・天川村産の
水晶などをご紹介致します。
他の鉱物では、メキシコ産のダンビュライトの結晶や
ブラジル産のカルサイト、トルマリン、ベリルなどを
それぞれ一点ずつ、またナミビア産のアズライトの結晶など
一点ものを中心にご紹介致します。
ポリッシュでは、とても鮮やかな発色をしたペルー産の
アマゾナイトのラフカットの他に、一点ものを数点、
また、久しぶりにガネーシュヒマール産のクォーツ、
中でも特に大きく美しい結晶を使用したペンダントトップ等も
ご紹介致します。



