MC's Art Diary

* アート以外の日記はhttp://tourdefrance.blog62.fc2.com/にて * (写真・文章 Copyright@Naco)


テーマ:

1)    鑑賞時間は2時間半でも少ないぐらい(理由は後述)

2)   監修者が「特に力作!」と推奨する絵はこれ

3)    会場内にある13分のビデオがお勧め

4)   《スラヴ叙事詩》の鑑賞には事前勉強がお勧め

5)    混雑状況

6)    望遠鏡(あるいは望遠機能付き単眼鏡)は必須

 

 

(以下の通り《スラヴ叙事詩》の最後の部屋は写真撮影OK)

 

 

新国立美術館で始まったミュシャ展。

(スラヴ語ではムハといい、こちらの呼び方を定着させたい様子だった。)

 

アールヌーヴォーの商業作品から一転、

スラヴ民族の歴史を謳歌する作品に着手したミュシャは

大型の作品20点を仕上げた。

 

その名も《スラヴ叙事詩》。

日本だけでなく世界で初めて全20点が公開されたとあって

注目度No.1となっている。

 

 

1.    鑑賞時間は2時間半でも少ないぐらい

 

会場内のビデオ上映を見て(場所は後述)、

解説を読んでいくと、《スラヴ叙事詩》だけでもかなりの時間がかかる。

 

さらに《スラヴ叙事詩》以外のコーナーも充実し、

建物の壁画の下絵、切手や紙幣、宝飾品デザインなど、

レアなものも一堂に会している。

 

それにオーディオガイドを付加すると、

2時間半でも少ないぐらい。

3時間あれば、少し余裕をもって見られる、という印象。

 

 

 

2.    監修者が「特に力作!」と推奨する絵はこれ!

 

監修者のヴラスタ・チハーコヴァー先生によると、

20点あるうち、出来栄えには多少のムラがあるとのこと。

 

特に秀でているのは最初の3枚だそう。

さらに、

スラヴ民族の発展に寄与した人物へのオマージュである

作品番号7と、ひとつ飛んで9と10の作品から成る

『言葉の魔力三部作』シリーズにも魂がこもっているとのご指摘。

 

 

 

3.    会場内にある13分のビデオがお勧め

 

ちょっと見逃がしやすい場所にある会場内の休息コーナーでは、

13分間のビデオ上映が見られる。

 

ミュシャの情熱を知るには格好の素材なので、

お勧めです。

ちょっと一息つけます。

 

 


4.    《スラヴ叙事詩》については事前勉強がお勧め

 

絵画鑑賞には、まっさらな気持ちで向き合う方法と

事前に勉強する手法があるけれど、

この《スラヴ叙事詩》については

表象している確固たる歴史上の人物やアレゴリーがあり、

シンボリックな意味合いに満ちているので、

知らずに見ると、見当違いな鑑賞になってしまう。

 

なので、最初は先入観なしで見たとしても、

2巡目にはその意味合いを手元の雑誌や解説で

確認しながら見るのが断然お勧め。

 

会場内の解説は手短なので、できればカタログに

目を通しておくと便利。

 

 

カタログが大混雑で買えない?

これは裏ワザですが、

同美術館3Fには図書館があり、カタログが置いてあり、

事前勉強には最適です。

 

時間が限られている場合は不向きですが、

私は先に図書館で作品の勉強をして

(ただし絵とは会場で初体面したかったので、絵の部分は隠して読みました)

さらに帰宅後、ネットに出ていた情報を紙にプリントアウトして、

翌日、それを持参して鑑賞に行きました。

 

 

 

5.    混雑状況

 

ミュシャ展のテレビ番組が3月16日にあるので

その後さらなる混雑の可能性もあり、訪問はできればその前が理想でしょう。

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92608/2608083/index.html

 

それが無理でも、会期中前半がいいと思います。

 

さらにお勧めは平日遅めの時間帯。

私は閉館5分前まで2時間45分ほどかけて

《スラヴ叙事詩》>それ以外>《スラヴ叙事詩》の順で見ました。

 

閉館間際にはアールヌーヴォーの方が込んでいて、

《スラヴ叙事詩》の方は、写真の通り1室に5人程度になりました。

でもこれも、どんどん混雑していくはず。

 

 

 

6.    望遠鏡(あるいは望遠機能付き単眼鏡)必須

 

大きい作品なので単眼鏡は不要だな、と思い

持ち込まなかったのだけど、大型の絵の上部がよく見えないのに気づいた。

 

特にNo.2の絵のゲルマンの神トールが最上部に描かれていて

表情がよくわからない。

 

再入場を依頼して急きょ単眼鏡を持ち込んだ。

 

この単眼鏡、望遠機能もあり、

No.1のプラネタリウムのような星空のマチエールが秀逸で見惚れた。

 

オオカミに引かれていくトールの表情もよく見えた。

 

折角なので望遠鏡持参がお勧め。

 

 

見どころと人物の意味などについてはまた後日。

 

 

 

会期2017年3月8日(水)ー 6月5日(月)

 

 

● ミュシャ<スラヴ叙事詩> 1枚だけ未完・・のトリビア

● スラヴ叙事詩の画中に登場するミュシャの息子は文化人として活躍

● ミュシャ展 @新国立美術館 <所要時間>と<鑑賞の裏ワザ>

● ミュシャ展 <予習>

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