MC's Art Diary

* アート以外の日記はhttp://tourdefrance.blog62.fc2.com/にて * (写真・文章 Copyright@Naco)


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西洋美術館で開催中の「アルチンボルド」展では、

先日エントリーに入れた

自分の顔が自動的にアルチンボルドの絵画風になる企画

のみならず、粘土で作った現代版アルチンボルド作品の展示もある。

 

こちらのタイトルは、「今夜はカレー」。

 

 

 

「誘惑」。

ただし、後ろ側から撮影したので、この写真ではただてんこ盛りのように見えるけど、

正面はもっと「顔」っぽくなっている。

 

 

 

これらは「おねんどお姉さんと一緒にアルチンボルド展を楽しもう」という企画なのだそうで、

タイトルと合わせてユーモアのある作品たちが並んでいる。

 

こちらは先日の顔ビデオ同様写真撮影OKで、

同じ場所、つまりチケットを見せて階段を下がった入り口前に飾られている。

 

アルチンボルドの作品を見て、こう切り替えるとは・・・

発想のおおらかさと、PR上手なしたたかさに敬意を表したい。

 

 

その他、このタイトルもユニーク。

「胃もたれ」とは、なるほどね。

アルチンボルドが描いた顔にそっくりで、これはあっぱれ。

 

 

 

画家自身も500年後にこんなかたちでいじられるとは

よもや思いもしなかったに違いない。

 

かつて絵画のジャンルのヒエラルキーが歴然とあった堅苦しい時代もあった。

 

けれど今や、崇高な芸術をアニメやこうした粘土作品でなぞったりして、

芸術に関する垣根はずいぶん低くなった。

 

こうしたリベラルな風潮は、現代ならでは、と思う。

 

けれどいつか行き過ぎて、ブレーキがかかったり

逆向きに厳格化する時代がくるのかもしれない。

 

古典が周期的にリバイバルしてきたこれまでの美術史を

振り返るにつけ。

 

 

 

下の写真は内覧会にて

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以前NHKの「ブラタモリ」目黒編で、

雅叙園をフィーチャーしていた。

 

この地に今も残る大名たちのとある名残りを

百段階段の最上階で見ることができるという。

 

ということで、先日坂本龍馬展に行った際、

最上階からその名残を確認してきた。

 

では登ろう、てくてく。

 

 

 

 

時折天井画を愛でながら。

おめでたい扇模様があちこちに散見される。

 

ちなみに百段階段と言いつつ、実際は99段だ。

その理由には諸説あるそうだが、

完璧の一歩手前でとどめることで、永遠性、永続性を表した

その説を私は支持している。

 

 

 

 

ふー、上り切って、窓越しに眼下を見てみる。

 

 

これこそがブラタモリが話題にしていた当該の場所だ。

なんでもその昔、

この石の部分に人工のせせらぎが通されていたそうだ。

 

 

 

三田用水の水をここまで引いて、崖の段差を利用して小さい滝のように

せせらぎがかつては流れていた。

 

もとはと言えば、この一帯は大名・細川越中守の下屋敷だったそうで、

大名たちがこのせせらぎを愛でたのが始まり。

 

その後も、この地が雅叙園になってからもせせらぎは絶やされることなく、

三田用水廃止まで続いたのだとか。

 

 

 

 

これまで何気にこの窓から外の景色を見たりしていたけれど、

ブラタモリのおかげで、ちょっと違う視点で風景を眺め、

かつての大名たちの空気を感じることができた。

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■ エンディングシーンで勝負する映画

 

 

フランス映画「おとなの恋の測り方」を見てきた。

感想はというと・・・

 

なんというかハリウッド的なフレンチ映画というか。

 

「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」で主演したジャン・デュジャルダンが

相変わらず人たらしの素敵な大人を演じているのだけど、

内容がやや単純すぎる。

 

思った通りの内容で ひねりもなく、

この映画はもしかしたらエンディング場面のみで

着想されたのでは?と思ったり。

 

つまり、最後のシーンは、こじゃれていた。

なるほどあれがここに結び付くのか、、といった感じで。

 

あとは、中心部分に意外性、あるいは

印象に残るナチュラルなアップダウンをもっと盛り込んでほしかった。

 

デュジャルダンは身長136cmの小柄な男性という設定で、

身長が変わるとこうも人の印象って変わるものなのか、

という発見にはなった。

 

一方で、小男になったデュジャルダンの撮影法の謎はなかなか見破ることはできず。

結構自然にはまっていて、

合成と遠近法の調整の2つが使われたのかな?

などと技巧的な部分で興味がそそられた。

 

 

 

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 コンサートの整理券が”お楽しみ”!

 

 

泉屋博古館 で開催中の「名刀礼賛」展に付随した催しのうち

昨日は尺八コンサートがあり、行ってきた。

 

 

 

奏者は田嶋謙一さん。

人呼んで、尺八サムライ、または尺八王子。

 

演奏の合間には、尺八にまつわるレクチャーがあり、

これがまた興味深かった。

 

 

尺八は虚無僧(こむそう)が手にする楽器として知られている。

 

虚無僧とは純粋な僧とはちょっと違い、世俗に片足を置いている

中間的な存在だった。

 

日本では、もともと武士だった者が様々な理由で虚無僧になっていったのだが、

身分替えの理由のひとつとしては、武士が増え過ぎた対策でもあったとのこと。

 

虚無僧の役目には隠密行動も含まれ、

そのためには武道に優れた者が適していた。

武士というバックグラウンドは好都合だったのだ。

 

 

尺八の穴は前に4つ、後ろに1つだけ。

穴を少しふさぐ、たくさんふさぐなどで音色が変わる。

 

拭き方を何種類か披露いただき、

枯れ葉の舞い落ちる音、

波が打ち砕ける音など風景描写が披露された。

 

絵筆のみならず、楽器でも風景を表すことができる。

 

といってもあの乾いた音色なので、

哀愁と荒々しさがつきまとう風景だ。

 

 

最後に館長さんのお話もあり、尺八と脇差の長さが似ていること

(尺八はその名の通り1尺8寸)に触れられ、

名刀の展覧会にふさわしいコンサートであった由。

 

実際田嶋さんはコンサート前に展覧会をご覧になって、

刀のイメージを追加し、いつもと違う気持ちで演奏できたとのこと。

 

 

ちなみに、ちょっぴり嬉しいのが、コンサートの整理券。

以下は我々夫婦2人分の整理券の裏と表。

 

整理券は透明のビニール袋に入っていて、

絵葉書が同封されていた。

 

 

 

 

 

泉屋博古館 「名刀礼賛」展 関連のエントリー:

http://ameblo.jp/art-masciclismo/entry-12280545985.html

http://ameblo.jp/art-masciclismo/entry-12279987731.html

 

 

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タレント・高田万由子さんのご先祖様は、

明治・大正期に関東の商社御三家と目された

三井物産・大倉組と並ぶ高田商会の創業者。

 

その高田商会は、海外から電化製品などを輸入していたそうで、

池之端の旧岩崎庭園・洋館にも、

高田商会経由で日本に持ち込まれた品々が今も保存されている。

 

旧岩崎庭園は、これまで何度も触れてきた通り、岩崎3代目・岩崎久弥氏が

ジョサイア・コンドルにつくらせたもので、

日本では当時手に入らず輸入で取り寄せたものが

内部には散見される。
 
例えばこのヒーター。
これが、高田商会が輸入したものなのだそう。
 

 

 

 

細かい模様も入っていてしゃれている。

単なる実用品の域を超えている。

当時はいわゆる「舶来もの」として目を引いたことだろう。

 

 

館内にはヒーターだけでなく暖炉も置かれていたけれど、

 

 

 

実はこの暖炉も、薪をくべるタイプではなく、

こっそりガスでたかれていた。

よく見ると、ガス栓がついていたりする。

 

 

 

また、トイレの洗面台は埋め込み式。

これは船によく使われたタイプのもので、

船が上下前後に揺れても、一定の水平を保てる構造。

 

岩崎家=三菱財閥は海運業も営んでおり、

そうした経験に基づく設置のようだ。

 

 

 

 

旧岩崎邸の洋館はジョサイア・コンドルにつくらせたものだけど、

実は高田家、および高田商会の建屋も、同じく

ジョサイア・コンドル作なのだとか。

 

明治時代に流々とした岩崎家、高田家の様子が

偲ばれる。

 

ただ、高田商会は関東大震災で大きなダメージを受け、

三井物産には大きく水をあけられてしまった。

 

 

下の写真は先日に引き続き再び岩崎邸洋館。

今は改修工事で全貌を仰ぐことはできない。

 

 

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雅叙園で開催中の坂本龍馬展には

本人の着物の展示もある。

 

寸法的には、日本人にしては結構大柄だったそうだ。

 

よく出回っている写真では、痩せ型に見えるので、

小柄なのではと思っていた。

 

 

 

 

展示されていた手紙の内容も、なかなかおおらかで、

時にくったくがなく、時に熱く、

そしていつでも男気に溢れている。

 

こうした遺品を通して

龍馬がすごく身近に感じられ、

かっこいい男子だったんだなぁ、とつくづく思った。

 

リアルタイムで出会っていたら、

惚れていたかもしれない。

 

 

(写真は坂本家の家紋)

 

 

 

展示室最後の方の部屋では暗殺の詳細を伝えていた。

余りにも早い死がつくづく惜しまれる。

 

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旅立たれてしまったのは、言いようもなく残念でショックですが、

ものすごく多くのものを

たくさんの人々の心の中に残しましたね。

 

辛い治療にもよく耐えて

本当に頑張りました。

 

最後の頃はとても辛そうでした。それだけに、

もう闘わなくていい、それだけは他人ながらちょっとほっとしています。

 

心残りはあるかもしれないけれど、

あなたがいつか書いていた通り、

素晴らしい人生でしたね。

 

どうぞ安らかに、

そしてどうもありがとう。

 

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朝早く出かけたついでに

出先(目黒)でモーニングを食べることに。

 

場所はフルーツのお店、果実園。

 

たっぷりのフルーツサンドイッチが有名なので、

初トライ。

 

ただ、今の時期、国内産のイチゴはなく、

外国産になるので酸味が強いのだとか。

 

フルーツサンドを食べるなら、春先がいいのかも。

 

 

 

果物のつなぎのクリーム部分は余り味を感じなかった。

 

さすが、と思ったのは、レモンティー。

レモンの川はきれいに取り除かれていた。

 

珈琲を頼むと、お代わり1杯だけOKなのだとか。

 

 

 

 

店内はイメージ通り。

昭和的な雰囲気。

 

 

 

 

上記モーニングは税込みだと950円。

 

平日朝は混雑もないそうだけど、

週末は並ぶこともあるらしい。


お店の人は「いってらっしゃい」などと言ってくれて、アットホームな対応。

まるで家族経営みたい。

 

ただ、早い時間はフロアはひとりで切り盛りされていて、ちょっと大変そう。

オーダーや支払いで待たされるケースもタイミングによってはあるけど、

一生懸命やっていらっしゃるし、全然気にならない。

 

 

フルーツはたっぷり摂れてよかったけど、

1度試したら気が済んだというか、たぶんリピートはなし。

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とっても病状がきつそうだけど、

病人とは思えないような

美しい笑顔の小林麻央さん。

 

私が行っている美容院の担当女性は、

「麻央さんのブログを見るとせつなくなりそうで、、、」

と言って、ブログは見ていないのだとか。

 

でも、「逆に私たちが力をもらえるぐらい前向きで立派。素敵ですよ」って

返答しておいた。

本当のことだから。

とにかく私はエールを送りたくて、ブログをチェックさせて頂いている。

 

お子さんの写真が少なくて、

麻央さんや麻耶さんのエントリーが少し途絶える今日のような日は

ことさら病状が気になってしまう。

 

とにかくお祈りするだけ。


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■ 壊されてしまった慶応大学三田キャンパスの新萬来舎

 

 

2017年6月、日経新聞「私の履歴書」の主人公は、

著名な建築家の谷口吉生さん。

 

東京国立博物館の法隆寺館を設計された方としても知られている。

 

 

 

 

父の谷口吉郎氏は、同じ東京国立博物館の東洋館の設計をされた方だ。

 

 

 

おふたりは、慶応義塾の建物設計にも深くかかわられていて、

特に父の吉郎氏は、幼稚舎から大学まであらゆる校舎を手掛けていらっしゃる。

 

ところが残念なのは、

氏が彫刻家イサムノグチ氏とともに手掛けた新萬来舎が、2003年に解体されてしまったこと。

新校舎建築の犠牲になってしまったとのこと。

 

 

新萬来舎はもともと慶應義塾大学三田キャンパス内にあったものの

第二研究室として使われていたため、一般の学生には

余り縁のない場所ではあったので、解体されてからその存在を知った人も多いはず。

 

解体されてしまった新萬来舎は、

その後同じ三田キャンパス内南館テラス部分に中身が移設されている。

いわゆるノグチルームだ。(下が外観)

 

 

 

 

中では薄いオーガンジー風のカーテンが風にそよぎ、

集う場所は囲炉裏風になっていて、

和と洋が合体した極上の空間だ。

 

普段は非公開で時折公開されるけれど、

内部は写真撮影禁止。

僅かに内部から外を写した写真がこちら。

 

イサムノグチの彫刻が正面に見える。

 

 

 

 

 

ちなみに上述の法隆寺館はNHKドラマ「スニッファー」で撮影に使われていた。

 

井川遥さん演じる耳鼻科の先生のクリニック、という面白い設定だった。

 

 

 

 

博物館の正面玄関から中を見渡すと、

東洋館は右手。

法隆寺館は右の建物のさらに奥なので、正面からは見えない。

 

 

そのため、訪れる人も少なく、

いつも閑散としている。

しかし行けば国宝がいくつも見られる貴重な場所だ。

 

 

 

 

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