2012年04月11日(水)

優しい人にはなれない

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亡くなったご主人の話をする人がいる。思い出話ならともかく、まるで生きている人の言動のように、それを「現在形」でする人がいるものだ。数にしても、そういう人は、結構いらっしゃる。

その時の話題の何かが、その人の記憶のボタンを押すのではあろうことは理解できる。

だが、そんな話は、聞いていてなぜか落ち着かない。

目が座ったようになって、亡くなった人のことを語っている時、その人は、この瞬間にはおらず、過去のどこかに行ってしまっているような気がするからだ。

だいたい、私の関心事は、今をどう生き、それをどのように明日につなげるか、と、いうことなので、過去がどうだったかというのには、興味が持てないのだ。

ご本人たちが話さずにはいられない気持ちになって語る過去のことを、優しい気持ちで聞いてはあげられないのだから、おそらく、私は優しい人ではないに違いない。

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2012年04月09日(月)

凪(なぎ)

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手詰まりで、八方塞がりで、勢いよく歩いてきたその足を止めずにはいられなくなって、、、、 その次に来るのは、「凪」である。

大海原の真ん中で、風がふいに止んでしまったので、動けなくなった。

幸い、視界は良い。

水平線の向こうから、何かのきざしが見えないか、と、目を凝らす。

どちらの方角から来るのか、と、頭をめぐらすことをやめないようにしよう。

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2012年04月07日(土)

時代の限界

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その時代の社会的な状況や環境によって、できることとできないことがあります。

それを「時代の限界」と呼んでいます。

私たちの親の世代の「時代の限界」は、第二次世界大戦でしょう。戦後の平和と繁栄が長く続き、実際にそれを体験した人の数が少なくなっていくにつれ、それは、どこか遠くの話になっているようです。

ところで、今、話題にしたいのは、戦争体験の風化についてではなく、「時代の限界」についてです。

親の世代の「時代の限界」については、そのように観察しており、これからの世代にとっての「時代の限界」は何だろう、、、 と、思いを馳せることはあっても、自分の属する世代の「時代の限界」というのは、まだ良く分かりません。

自分のことが良く分からない、と、いうのは、いつものことです。

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2012年04月06日(金)

手詰まりな時

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困難な状況に直面して、どこにも打開策が見いだせない時、何とかしなければと思いつつも、時間ばかりが過ぎてゆく、、、

そういう時、ひとは、自分の過去を振り返り、過去のある時点で似たような状況はなかったか、そして、それをどのように解決してきたか、と、考えてみるものである。

年をとればとるほど、そういう風に、経験に頼った解決策を探るものである。

それは、間違いではない。

けれども、解決策が見つからない時こそ、それまでやったことのないことをやってみる時だと思う。

突然の思いつきで、大胆な行動に出てみろ、という意味では、もちろん、ない。

具体的な行動のことを言っているわけではなくて、、、、 問題は、”思考法”。

ものごとの見方、視点を変えてみるということです。

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2012年04月05日(木)

乗り越える

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まちがったり、失敗したりすると、へこむものだ。

自分の落ち度を誠実に謝ったとしても、相手のこじれた感情までは修復できない場合もある。

そういう経験は辛いものだ。

でも、その辛さをも抱えた上で、次を頑張っていくことが、失敗を「乗り越える」ということになるのではないか、と、思う。

そして、おそらく、そうした失敗は誰にでもあるはずなのだ、、と考える。

だから、そう、落ち込んでばかりもいることはない。

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