ブラジルワールドカップもベスト16が決まり、中盤戦に突入しました。
予選リーグを終えてサプライズ次々と起こりました。個人的な意見としては
・スペインがまさかの予選L敗退
前回王者スペインが予選で消えるとは、接戦と見込んだオランダ戦はサンドバックの様に5発を食らって惨敗。ショックから立ち直れずチリにも敗れ良いところなく姿を消しました。
やはり初戦の結果がすべて、先制したものの前半終了間際にファンペルシーのダイビングヘッドで追いつかれ、その後はオランダのワンサイドゲーム。名手カシージャスがロッベンのゴールをアシストするなど信じられない結果に。
優勝候補が大西洋で轟沈してしまうなど予想外の展開となりました。
・死の組となったグループD意外な結末
優勝経験国が3か国並びどこが1位突破するか視線が集まったグループDはコスタリカが1位通過、2位にウルグアイが滑り込み。優勝経験国のイタリア、イングランドが姿を消しました。
ノーマークのコスタリカがここまで躍進するとは考えても見なかったので全世界中がサプライズと思ったでしょう。ウルグアイは2位に滑り込み前回ベスト4の意地を見せました。しかしこの後はさらに衝撃が!
・スアレス イタリア戦で選手に噛みつき大会追放
グループリーグ最終戦でキエッリーニに噛みついたとして試合後スアレスに以下の処分が
①ウルグアイ代表として9試合の出場停止
②サッカーのあらゆる活動を4か月間禁止
③罰金10万スイスフラン
処分の重さには賛否両論ですが、いずれにせよウルグアイは自らの愚行で大きな戦力を失ったことになります。
98年のワールドカップでは決勝T1回戦でベッカムがアルゼンチン戦で退場処分を受けてチームは敗退し、勝ち上がったアルゼンチンは準々決勝オランダ戦でオルテガが自ら招いた退場劇でオランダに逆転を許しともにA級戦犯扱いされていますが、今回の場合もこれに匹敵するくらいの重罪です。
前にも記載しましたがイングランドで最も嫌われている選手が今度は「世界一」嫌われている選手の称号を与えられる皮肉な結果になりました。
そんなスアレスに言い聞かせたい諺は「仏の顔も三度まで」でしょう。今まで擁護してくれた人たちへのこの行為。これは許されないと思います。
それでは