ブラジル代表の場合

ベスト8をかけたチリ戦では先制しながら追いつかれ、PK戦までもつれこむ接戦!


MVPはチリのキックを2本連続でストップしたジュリオ・セザールとゴールポスト。開催国・セレソンの執念とブラジル国民の思いがゴールポストに乗り移った気がします。

PK戦での激闘を思い出すのが中国で開催されたアジアカップの日本-ヨルダン戦。あの時川口の神ががり的セーブで救われたのを思い出します。


オランダ代表の場合

先制点を許しメキシコペースで試合が進む中での前後半の「給水タイム」


選手等の健康面を守るために今回から導入された制度がオランダを救ったとも言われています。およそ3分間の中断が明暗を分けたしまったと言っても過言ではないかと思います。この制度は是非ともJリーグ始めタイムアウト制度のない他のスポーツでも認めて欲しいシステムです。


ですがオランダが勝てた理由はロッベンへのプレーでPKを与えたジャッジでは思います。今大会PKを与えるジャッジが取り上げられていますがここでも議論を呼びそうです。


それでは

あと数分で幕を切るワールドカップ決勝トーナメント


順当に勝ち上がった国、躍進を遂げた国とありますが、ベスト4の勝ち上がり予想をするとこんな感じではないかと思います。


ブラジルvsドイツ


ブラジルのゾーンは南米の強豪が引きめくエリアとなっています。

手の内を知り尽くしている同士の戦いとなるので多少やりにくいともいますが、自力では二枚上手に感じます。攻撃の核・ネイマールがキーマンになりそうです。


ドイツのゾーンはフランスがライバルと目されます。エース同士、ミューラーとベンゼマは互角だと思いますがタレントの層の厚さからドイツに軍配が上がると思います。キーマンはミュラーではなくエジル。


オランダメキシコの勝者vsアルゼンチン


オランダとメキシコお互いに力の差はないのかと思います。前回大会準優勝のオランダは2トップのロッベン、ファンペルシーが好調で、ロンドン五輪金メダルのメキシコも守りを固めカウンターで攻めるスタイルがはまっています。


キーマンになるのはオランダはファンペルシー。予選リーグ最終戦は累積警告の為出場出来ませんでしたがその分仕事してくれそうです。

メキシコはブラジルを完封した守護神・オチョア、当たっているだけにゴールを奪うのは至難の技かも知れません。


決勝トーナメント1回戦・屈指の好カードの勝者が勢いそのまま準決勝まで勝ち上がりそうです。アルゼンチンはメッシが絶好調。得点ランク争いでもネイマール、ミュラーと並んでトップに並んでいます。

1回戦の相手はスイス。予選リーグ最終戦でハットトリックを演じたシャリキがいますが、メッシの方が役者としては格上でしょう。


キーマンはいうまでもなくメッシです。


決勝戦・マラカナンのピッチに立てるのは何処になるのか、自分の4強の予想が当たればいいのですが、勝負は水物。何が起こるか分かりませんが、マラカナンが建っているリオのキリスト像はすでに答えを出しているかも知れません。


それでは

ブラジルワールドカップもベスト16が決まり、中盤戦に突入しました。


予選リーグを終えてサプライズ次々と起こりました。個人的な意見としては


スペインがまさかの予選L敗退

前回王者スペインが予選で消えるとは、接戦と見込んだオランダ戦はサンドバックの様に5発を食らって惨敗。ショックから立ち直れずチリにも敗れ良いところなく姿を消しました。


やはり初戦の結果がすべて、先制したものの前半終了間際にファンペルシーのダイビングヘッドで追いつかれ、その後はオランダのワンサイドゲーム。名手カシージャスがロッベンのゴールをアシストするなど信じられない結果に。

優勝候補が大西洋で轟沈してしまうなど予想外の展開となりました。


死の組となったグループD意外な結末

優勝経験国が3か国並びどこが1位突破するか視線が集まったグループDはコスタリカが1位通過、2位にウルグアイが滑り込み。優勝経験国のイタリア、イングランドが姿を消しました。


ノーマークのコスタリカがここまで躍進するとは考えても見なかったので全世界中がサプライズと思ったでしょう。ウルグアイは2位に滑り込み前回ベスト4の意地を見せました。しかしこの後はさらに衝撃が!


スアレス イタリア戦で選手に噛みつき大会追放

グループリーグ最終戦でキエッリーニに噛みついたとして試合後スアレスに以下の処分が

①ウルグアイ代表として9試合の出場停止

②サッカーのあらゆる活動を4か月間禁止

③罰金10万スイスフラン


処分の重さには賛否両論ですが、いずれにせよウルグアイは自らの愚行で大きな戦力を失ったことになります。

98年のワールドカップでは決勝T1回戦でベッカムがアルゼンチン戦で退場処分を受けてチームは敗退し、勝ち上がったアルゼンチンは準々決勝オランダ戦でオルテガが自ら招いた退場劇でオランダに逆転を許しともにA級戦犯扱いされていますが、今回の場合もこれに匹敵するくらいの重罪です。


前にも記載しましたがイングランドで最も嫌われている選手が今度は「世界一」嫌われている選手の称号を与えられる皮肉な結果になりました。


そんなスアレスに言い聞かせたい諺は「仏の顔も三度まで」でしょう。今まで擁護してくれた人たちへのこの行為。これは許されないと思います。


それでは

サッカーワールドカップもあと数日で開幕!


日本代表以外での注目カードを挙げるとすればこの3つという人が多いのではと思います。


B組 スペイン VS オランダ


前回大会の決勝カードがいきなり予選リーグ初戦から!( ̄□ ̄;)

贅沢すぎるこの組み合わせ!オランダがリベンジを果たすか、スペインが返り討ちか?

個人的にはマンUで香川と同僚のファンペルシーに注目しています。


B組の1位になれば決勝トーナメント1回戦で開催国ブラジルと試合が避けられる可能性が高いので、それをかけた試合にもなります。


D組 イングランド VS ウルグアイ


死のグループに入った優勝経験国同士のガチンコ勝負!

プレミアリーグで今季、驚異的なペースで得点王になった男がサッカーの母国・イングランドの前に立ちはだかります。


因みにスアレスはプレミアリーグで最も嫌われている選手になりました。試合結果次第ではさらに票を伸ばしそうです。


G組 ドイツ VS ポルトガル


タレントが豊富にそろった帝国・ドイツにロナウドが立ち向かう一戦

アスリートとして絶頂期を迎えた三十路前のロナウドにドイツはクローゼらベテラン組にトーマス・ミュラーを筆頭に若手が次々台頭しています。


選手としてクラブで数々の栄光をもたらした男にとって最後に獲りたいタイトルがワールドカップ優勝。初戦から強豪同士の激突にお互い譲れない試合になりそうです。


それでは


ワールドカップ開幕まであと少し

独断と偏見でブラジルワールドカップの死の組と「隠れ」死の組はどこかを決めたいと思います。


死の組・・・グループD

分かっているのであえて省略・・・


気になる「隠れ」死の組は・・・グループE

本大会優勝経験国の一つフランス、予選を楽勝で勝ち上がったスイスの欧州勢に南米と北中米の代表として地の利を生かしたいエクドルホンジュラス

今大会のポイントはブラジルの気候や地理などにコンディションが上手く合わせられるか?移動距離の長短や温度湿度の変化によって選手の体調は大きく変わってきます。疲労回復と選手層をどう生かすのかが勝敗を分けそうです。


加えて南米・北中米に有利なジャッジが出る可能性もありますし、サポーターの声援が多いと選手はより以上の力を発揮するものだと思います。


皆さんの「隠れ」死の組はどのグループでしょうか?(・∀・)


それでは!