お久しぶりです!
幸か不幸か、なぜか今月は結構空き時間があるんですよね。
この際一人の時間やりたいことをやろうと思って、フリーダムな日々を送っています。
例えば、
スタバで読書
家で映画鑑賞
プールでひたすら平泳ぎ
無駄に下北散策
みたいなことをやりたいタイミングでやります。
やっぱり僕は本当はゆるく生きたいのかもしれません。笑
(一応誤解されないように書いとくけど、もちろん仕事もしてますよ。)
こんな生活の代償で夜型生活に拍車がかかってしまいましたけど。。
まー、いつか直るでしょう。
フリーダム最高ですね。
僕は見ていないんですが、NHKで平清盛という大河ドラマをやっているそうですね。
実際の平安時代の埃っぽさを演出するために、映像もわざと埃っぽくしてるって話を聞きました。
リアリティーを出すための演出だそうです。
視聴率はあまりよくないらしくて、その懲りすぎたリアリティーが原因だというコラムも読みました。
実際僕はドラマを観てるわけではないので内容の話はできないんですが、リアリティーが作品を台無しにしてしまうのだとしたら、僕としてはちょっと興味をそそるテーマではあります。
というのも、今まで僕はリアリティーは作品をプラスにするための要素だと思っていたからです。
僕がこのドラマ制作の責任者だったら、埃っぽい画面にするという案にゴーサインを出していたと思います。
だってリアルを観たいじゃないですか。
本当の平安時代に近づけられるなら、それに越したことないんじゃないかって。
なので、今回ドラマの視聴率が悪いことから何かを学ばないといけないなと思いました。
将来僕がプロデューサーになった時に何かの過ちから回避できるかもしれません。
そこで考えてみたんですが、きっと人々はリアルを求めてはいないんでしょうね。
もちろん、僕みたいにリアルを求めることを楽しめる人もいると思いますが、そのようなタイプの人が少数派だということを今回の視聴率が表わしているのかもしれません。
確かに、今の時代ってリアルを追求すればするほど悲しくなることって多いですよね。
例えば去年の地震や原発事故。
僕は幸いに被害はなかったですが、もし僕が被害者だったら現実を受け止められたかどうかわかりません。
もし現実よりも違う何かがあるのなら、現実から逃避しようって思っていたかもしれません。
災害もそうですが、景気、社会問題、家庭問題…見たくない現実ってきっとたくさんありますよね。
だからリアルをちょっと加工してやるんです。
リアルを自分の都合の良いように加工する。
正確に言うと、加工するのは発信する側の人間なので、受け手は自分の都合のよく加工されたリアルを取捨選択しているのです。
今回のドラマの視聴率の悪さは、加工の仕方が悪かったって言えるかもしれませんね。
それか加工の場所を間違えたか。
これを受けて、僕たち音楽に関わる人間はどう動くべきなのか。
はたして加工食品をリスナーに提供できるのか?ってことですよね。
そこで思い出したのが、ずっと前にNHKの特集番組で取り上げられていたCGを使った映画の話です。
高層ビルが破壊されて、ビルが倒れていくシーンが取り上げられていました。
その映像を作った人の話が放送されていたんですが、実際ビルが倒れるスピードよりもちょっと速く倒れるようなCGを作ったそうです。
彼のセリフを何となく覚えているんですが、「リアルを演出するために、現実とは若干異なる映像にした」とかなんとかって言っていました。
リアルと違っていても、それがリアリティーになり得る場合があるということですね。
なんだか難しくなってきましたね。笑
つまり、人々はリアルを求めてないわけではないのかもしれません。
ただ、リアルを求めてはいるものの、たどり着いた先がリアルとはちょっと違う場所だったってことなのかな。
まあそのあたりは僕も知らないけど、この話で絶対言えることは、リアルを知らなければアンリアルも作れないってことですよね。
先ほどのビルの例でいうと、実際にビルが倒れる速度を知らなければ、実際より速く倒す意味がないってことです。
だから、発信する側である僕たちミュージシャンは、いずれにしてもリアルの追求は必要だってことです。
まずはリアルを知る。
それからそれを無加工で提供するか、ちょっと形を変えたリアルとして提供するか、はたまた非現実に作り変えるか、それは各自が勝手にすれば良いことだと思います。
僕もまだまだ知らないことばっかなので、いろいろ知識を身に着けいたいですね。
音楽に限って言えば、まだまだ僕の知らない音がたくさんあるので、それを知りたい、というか作りたい。
なので、僕が一番やっちゃいけないことは、音楽を型にはめることだって気がしました。
既存の音で満足していたら、知識が増えていかないからね。
て、長々とリアルについて考えてきたものの、ここで僕の好きなミスチルの「Any」という曲を思い出すわけです。
「『愛してる』と君が言う 例え口先だけだとしても たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実」
本人が良いなら、何でもリアルなんでしょう。
そこについて客観性の入る余地はないのかもしれません。
じゃあこんなにリアルについて考えたところで仕方なかったんですかね。笑
Tatsuro Ariki on
Twitter