音楽クリエイター有木竜郎のブログ

音楽クリエイター有木“リッキー”竜郎が、マイペースに更新する適当ブログ


テーマ:
こんばんは。



5/23日に発売になったアーティストMOCAさんのミニアルバム「Meaning」のサウンドプロデュースをさせて頂きました!

5曲入りのミニアルバムで、そのうち4曲を僕が書き下ろしたんですが、実は一枚のCDにこんなに僕の曲を使って頂いたのは初めてでした。


MOCAさんはパワフルな歌唱が魅力のシンガーさんです。

そのパワフルさに負けないようにとバリバリのロックサウンドに仕上げたんですが、これも僕にとって初めての試みでした。

というのも、今まで曲を作るときもアレンジをするときも、基本どの曲にもピアノを入れていたんです。

制作する時は、ピアノを弾いてからその上にシンセやストリングスを足して色彩を増すというやり方が多かったのですが、このやり方だといつもの単なる僕の好きなポップスになってしまう!と思ってあえてピアノを弾かないという縛りを自分に課して作ってみました。

それが上手くいき、今回の制作を通して音楽性の幅が広げられたなと思っています。


また、全曲ギターで白須賀悟さん、ベースで二階堂拓人さんにレコーディングに参加して頂きました。

お二人の協力もあり、素敵なCDになったと思っています!
ありがとうございました!


ぜひ聴いてみてくださいね。


Tatsuro Ariki on Twitter

テーマ:
お久しぶりです!



幸か不幸か、なぜか今月は結構空き時間があるんですよね。

この際一人の時間やりたいことをやろうと思って、フリーダムな日々を送っています。

例えば、

スタバで読書
家で映画鑑賞
プールでひたすら平泳ぎ
無駄に下北散策

みたいなことをやりたいタイミングでやります。

やっぱり僕は本当はゆるく生きたいのかもしれません。笑

(一応誤解されないように書いとくけど、もちろん仕事もしてますよ。)


こんな生活の代償で夜型生活に拍車がかかってしまいましたけど。。
まー、いつか直るでしょう。

フリーダム最高ですね。







僕は見ていないんですが、NHKで平清盛という大河ドラマをやっているそうですね。

実際の平安時代の埃っぽさを演出するために、映像もわざと埃っぽくしてるって話を聞きました。
リアリティーを出すための演出だそうです。

視聴率はあまりよくないらしくて、その懲りすぎたリアリティーが原因だというコラムも読みました。



実際僕はドラマを観てるわけではないので内容の話はできないんですが、リアリティーが作品を台無しにしてしまうのだとしたら、僕としてはちょっと興味をそそるテーマではあります。


というのも、今まで僕はリアリティーは作品をプラスにするための要素だと思っていたからです。

僕がこのドラマ制作の責任者だったら、埃っぽい画面にするという案にゴーサインを出していたと思います。

だってリアルを観たいじゃないですか。
本当の平安時代に近づけられるなら、それに越したことないんじゃないかって。



なので、今回ドラマの視聴率が悪いことから何かを学ばないといけないなと思いました。
将来僕がプロデューサーになった時に何かの過ちから回避できるかもしれません。




そこで考えてみたんですが、きっと人々はリアルを求めてはいないんでしょうね。

もちろん、僕みたいにリアルを求めることを楽しめる人もいると思いますが、そのようなタイプの人が少数派だということを今回の視聴率が表わしているのかもしれません。



確かに、今の時代ってリアルを追求すればするほど悲しくなることって多いですよね。


例えば去年の地震や原発事故。

僕は幸いに被害はなかったですが、もし僕が被害者だったら現実を受け止められたかどうかわかりません。
もし現実よりも違う何かがあるのなら、現実から逃避しようって思っていたかもしれません。


災害もそうですが、景気、社会問題、家庭問題…見たくない現実ってきっとたくさんありますよね。



だからリアルをちょっと加工してやるんです。
リアルを自分の都合の良いように加工する。

正確に言うと、加工するのは発信する側の人間なので、受け手は自分の都合のよく加工されたリアルを取捨選択しているのです。


今回のドラマの視聴率の悪さは、加工の仕方が悪かったって言えるかもしれませんね。
それか加工の場所を間違えたか。






これを受けて、僕たち音楽に関わる人間はどう動くべきなのか。

はたして加工食品をリスナーに提供できるのか?ってことですよね。





そこで思い出したのが、ずっと前にNHKの特集番組で取り上げられていたCGを使った映画の話です。

高層ビルが破壊されて、ビルが倒れていくシーンが取り上げられていました。

その映像を作った人の話が放送されていたんですが、実際ビルが倒れるスピードよりもちょっと速く倒れるようなCGを作ったそうです。

彼のセリフを何となく覚えているんですが、「リアルを演出するために、現実とは若干異なる映像にした」とかなんとかって言っていました。

リアルと違っていても、それがリアリティーになり得る場合があるということですね。



なんだか難しくなってきましたね。笑



つまり、人々はリアルを求めてないわけではないのかもしれません。
ただ、リアルを求めてはいるものの、たどり着いた先がリアルとはちょっと違う場所だったってことなのかな。



まあそのあたりは僕も知らないけど、この話で絶対言えることは、リアルを知らなければアンリアルも作れないってことですよね。

先ほどのビルの例でいうと、実際にビルが倒れる速度を知らなければ、実際より速く倒す意味がないってことです。




だから、発信する側である僕たちミュージシャンは、いずれにしてもリアルの追求は必要だってことです。

まずはリアルを知る。

それからそれを無加工で提供するか、ちょっと形を変えたリアルとして提供するか、はたまた非現実に作り変えるか、それは各自が勝手にすれば良いことだと思います。



僕もまだまだ知らないことばっかなので、いろいろ知識を身に着けいたいですね。
音楽に限って言えば、まだまだ僕の知らない音がたくさんあるので、それを知りたい、というか作りたい。

なので、僕が一番やっちゃいけないことは、音楽を型にはめることだって気がしました。
既存の音で満足していたら、知識が増えていかないからね。






て、長々とリアルについて考えてきたものの、ここで僕の好きなミスチルの「Any」という曲を思い出すわけです。

「『愛してる』と君が言う 例え口先だけだとしても たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実」


本人が良いなら、何でもリアルなんでしょう。
そこについて客観性の入る余地はないのかもしれません。



じゃあこんなにリアルについて考えたところで仕方なかったんですかね。笑



Tatsuro Ariki on Twitter

テーマ:
最近PCが不調です。

一日10回近く再起動する時もあります。
音楽制作のパートナーCubase6に負荷を与えすぎてるのですが、仕事なのでやめるわけにもいかず、相変わらずこき使っています。笑

あと、地味に嫌なのがYouTubeが固まるのと、iTunesがいつまでたっても出てこないこと。
YouTubeとiTunesは、仕事上使えないと話にならんので厄介ですよねー。
原因は何なんだろー。

困りものです。





昨日は、僕が音楽を担当した「どんずまり便器」(http://www.cinematoday.jp/movie/T0012867)という映画が公開になったので観てきました。

自分の作った音楽をスクリーンを通して聴けるのはやっぱり嬉しいですね。

映画音楽を作ることは昔からの夢でもあったので、とても良い経験になりました。



「どんずまり便器」の台本を初めて読んだときの衝撃は今でもよく覚えています。

冒頭でいきなり体育倉庫でやってますからね!笑

そのあとは、主人公のナルミと弟の圭を中心に、どろどろしたストーリーが展開していきます。


人間は誰もが汚い部分や影の部分を持っていると思います。
嫉妬とか恨みとか。欲とか。トラウマとか。

そういう部分を見つめるのってあまり気持ちの良い作業ではないと思います。
できることなら汚い部分には目をつぶって、きれいなことを見ていたいと思うはず。

でも、そんな汚い部分を目に見える形にしたものが、「どんずまり便器」だと僕は勝手に思っています。

そういう部分を映画にしようと思った小栗はるひ監督の発想ってすごいなと思いました。


こちらが公式サイトです。




今回の映画音楽を作ったことで、学んだこともたくさんありました。


今までは人物の感情を作曲家が読み取り、それに合った音楽をつけるものだと思っていました。

でも今回の作曲を通して、音楽が付けられる前は人物の感情も100%ではない、ということがわかりました。

例えば、極端な例を出すと、音楽がつけられる前は人物が嬉しいという可能性もあるし、悲しいという可能性もあるんです。
そもそも無感情の可能性もあります。

それが、音楽がついた瞬間、人物がどういう感情を持っているかが人々に伝わるんです。


自分でも面白かったのが、同じ映像でも音楽を数パターン作ってみたら、曲によって人物の考えや性格までもが変わるような気がしたんです。

だから、作曲家が自分の独断で人物の感情を決めてしまうのは、ちょっと危険だなと思いました。

曲を作って映像と合わせるまで、人物の感情を決定する権限はないんだとも感じました。

そうなると、今まで以上に音を作るという作業がデリケートなことのように思いました。

もちろんそれが音楽をやる醍醐味なんですけどね!





「どんずまり便器」は、渋谷のユーロスペースにてレイトショーで公開中です!
渋谷にお越しの際はぜひ観にいらしてください~。



Tatsuro Ariki on Twitter

Amebaおすすめキーワード