安保法制に賛成の方は、「もし、中国が攻めて来たらどうするんだ」と口を揃えて言いますが、「個別的自衛権」で防衛の権利は憲法でも認められています。
それに有事になったら、アメリカは自国のことで手一杯になり、わざわざ日本を助けに来ることはありません。
戦争法案は、抑止力どころか、却って日本が敵視されテロの標的にもなる恐れがあるのです。
原発を狙われたらひとたまりもありません。
それでもまだ戦争法案に賛成の方は、こちらの記事をお読みになって下さい。
安倍首相が考えている企みが分かります。
リテラより
安倍の目的はやはり対中戦争だった!強行採決前「南シナで日本人がいのちをかける」と発言
全国各地で反対の声をあげる市民を完全に無視し、ついに安全保障関連法案が衆院平和安全法制特別委員会で強行採決されたのにつづき、衆院本会議でも採決が強行されてしまった。
安倍首相はこの“戦争法案”を「日本の安全と平和を守るためのもの」と言い張り、「抑止力が高まり、紛争が回避され、我が国が戦争に巻き込まれることがなくなる」と話してきたが、もちろんそんなものは詭弁にすぎない。
事実、先週発売の「FRIDAY」は、安倍首相が15日採決に踏み切った際に口にしたという驚きの言葉を官邸スタッフが明かしている。
「支持率ばかりを気にして採決を先延ばししていたら、南シナ海(有事)に間に合わない」
国会の審議の場ではことあるごとに「ホルムズ海峡が~」と言っていたが、安倍首相の本音はやはり、南シナ海での中国との戦争にあったのだ。
すでに南シナ海では、今年6月、海上自衛隊がフィリピン海軍と合同軍事演習を行っているが、官邸は1年以内に、自衛隊が米軍やフィリピン軍とともに、中国が進める南シナ海での岩礁埋め立て工事現場付近に出動し、この工事を武力で止めるシナリオをもっている。
「この話をすると、国民がさらに戦争への危機感をもってしまうため、国会や会見では一切口にしていませんが、これは既定のシナリオです。
『FRIDAY』がすっぱ抜いた発言以外にも、安倍さんはオフレコでは何度も口にしている」
実際、本サイトでも報道したように、この6月1日、高級中華料理店「赤坂飯店」で開かれた官邸記者クラブのキャップとの「オフ懇」でも、「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」と発言している。
しかも、安倍首相はその中国との戦いで、自衛隊に戦闘行為に直接参加をさせ、比喩ではなく実際に自衛隊員に血を流させるつもりのようだ。
南シナ海で米軍と中国軍が一触即発の状態になれば、それを即座に集団的自衛権行使の要件である「存立危機事態」とみなし、中国軍に攻撃を加える。
そして、戦闘状態になって、自衛隊員が命を落とし、一気に世論が中国憎しで盛り上がる。それが安倍首相の望むシナリオらしい。
これは妄想などではない。
事実、過去に安倍首相自身が南シナ海、東シナ海で、中国の脅威をおさえこむために「日本人が命をかけて血を流すべきだ」とはっきり発言しているのだ。
それは、「WiLL」(ワック)と双璧をなすヘイト雑誌「ジャパニズム」(青林堂)2012年5月号で行われた外交評論家・田久保忠衛との対談でのこと。
田久保は今年4月、日本会議の第4代会長に就任したばかりだが、ことあるごとに安倍を絶賛する安倍応援団の一員。
教育現場での体罰を肯定する「体罰の会」では顧問をつとめているような人物である。
そんなふたりの対談のタイトルはずばり、『尖閣に自衛隊を配備せよ!』。
まず、この対談のなかで安倍は、自らの決意を次のように語っている。
「(自由民主党の結党以来の目標は)一つは憲法改正し、真の独立を果たして自分の国を自分で守るということ。
(中略)河野洋平元衆院議長、加藤紘一元幹事長の世代では、一番目の目標(憲法改正)に嫌悪感さえ抱くようになりました。
(中略)その結果、中学校の教科書に従軍慰安婦問題が掲載されたりしました。そうした流れに危機感を抱き、敢然と取り組んだのが、我々の世代だと思います」
まるで日本会議への「忠誠」を表明しているかのような「決意」だが、 憲法改正こそが安倍首相の悲願というのはいまも変わらない。
しかし、問題はこのあと。
田久保に「安倍先生には自衛隊を国軍にするような方向に持って行って欲しいのです」と言われ、安倍は嬉々としてこう答えている。
「まずその第一段階といってはなんですが、私の首相在任時に防衛庁を防衛省に昇格させました。
自衛隊の諸君は任官するにあたって、我が身をかえりみず国民の負託にこたえるという主旨の宣誓をします。
従って彼らに与えられるのは名誉であるべきです」
今年3月の国会で安倍首相は自衛隊を「我が軍」と呼んだが、彼にとって自衛隊はすでに国軍なのだろう。
そして、その“我が国軍”が敵視するのは、もちろん中国だ。
「(中国は)自国がどんどん発展していくという、いわば中国人が中国人として誇りを持つための愛国主義教育を行っているわけです。
その線上に覇権主義、領土拡大があり、中国に多くの国々が従っているという姿の演出が必要で、それが南シナ海、東シナ海での一連の中国の行動につながっている」
ここから安倍はヒートアップ。
突然、“血の安全保障”を意気軒昂に主張しはじめるのである。
「わが国の領土と領海は私たち自身が血を流してでも護り抜くという決意を示さなければなりません。
そのためには尖閣諸島に日本人の誰かが住まなければならない。誰が住むか。海上保安庁にしろ自衛隊にしろ誰かが住む。
(中略)まず日本人が命をかけなければ、若い米軍の兵士の命もかけてくれません」
「血を流してでも護り抜く」「日本人が命をかける」……。
もちろんこれらは首相再任以前の発言だが、しかし、今、安倍政権で進めていることとの符号を考えれば、これこそが安倍首相の偽らざる本音であることがよくわかるだろう。
しかも、この対談のやりとりを読んでいると、安保法制が中国への牽制といったプラグマティズムにもとづくものではなく、むしろ、まず、「日本人が血を流す」「日本人が命をかける」、それ自体が目的であることがよくわかる。
誰でもいいから死んでくれ。そうすれば日本は東アジアの盟主となる──。
「日本の平和と安全」なんてただの方便。
とどのつまり安倍首相が夢見ているのは、武力による“大東亜共栄圏の復活”でしかない。
ニコニコ生放送の番組では「戦争したいなんて誰も思ってませんよね(笑)」などと話していたが、誰よりも戦争したくて仕方がないのは安倍自身なのだ。
安保法制が現実化したとき、国民の生活は平和と安全どころか、危険に晒されることになる。
しかし、まだ覆すチャンスはあるはずだ。わたしたちの命を、こんな男に任せていいわけがない。
<転載終わり>
こちら↓も参考にされて下さい。
戦争やる気満々安倍オフレコ発言ぜんぶ書く
安倍氏の野心、日本の悪夢
新井信介氏も、6月24日の記事で似たような話を書いていらっしゃいます。
新井信介氏のブログより
『軍事情勢に詳しい人間から、コンタクトがあった。
「新井さん、実は、とんでもない謀略があった。これが、まだ、完全に消えたわけじゃない。
日米の戦争屋は、安倍が国会で強引に集団的自衛権を通過させたら、、その直後にアメリカの無人の艦船を南沙諸島で爆破させる。
これは、自作自演だが、それを中国の仕業として間髪をおかず海上自衛隊に出動させ、南沙に中国が造った構造物や守備戦力を破壊させる。
当然、攻撃を受けた中国海軍が、ミサイル攻撃で一斉に自衛隊を殲滅。
アメリカは日本の自衛隊を守らず、被害が甚大になったところで仲裁に入る。」
「まさかとも、おもえますが、真珠湾や911をやった連中だから、ありえない話ではないですね」』
<抜粋終わり>
もし、安倍首相についてのこれらの記事が事実だとすれば、恐ろしい企みです。
今度の成り行きを注意深くみつめ、騙されないようにしたいものです。
みなさんは、「台湾」が東日本大震災の時も、真っ先に多額の援助をしてくれたりして、何故いつも日本に好意的なのかそのわけをご存知ですか?
それは、八田與一(よいち)さんというひとりの日本人のおかげなのです。
台湾では、彼のことを知らない人はいないそうです。
愛は国境を越える
中国が攻めて来るのを心配する以前に、何故彼らの幸せを考えられないのでしょうか。
中国人の気質は分かります。けれど、本当に愛を持って彼らと接していれば、やがては気持ちは通じると思います。
戦争をしないようにするためには、世界の人々の心の中から、憎しみをなくすほどの「愛」でいっぱいにする事だと思います。
まだまだ理想論ではありますが。。