テーマ:ありえないマーケティング
来る日も来る日も新聞やニュースをにぎわせていたのは企業不祥事。それも、内部的なものではなく、本来一番大切にするべき存在である、エンドユーザーに対しての不正でした。
これは、過度の利益追求の結果「マーケティング」に偏重してしまったがゆえに生まれた歪に他なりません。
そんな世間の風潮の中、人々は今、本当の意味で精神性について真剣に考える局面にきていると言えるでしょう。企業が不祥事を起こす度合と比例するがごとく、書店には「本当の自分と向き合う方法」といった、精神世界に関する書物が好評を博していますし、これまでのように理屈だけで成立していた合理的な志向がある意味で逆位置に触れている。そんな気がしています。
その中にあって、「商売」で身を立てていきたい私たちはどうすればよいのでしょうか?
その答えは、原点回帰だと考えています。つまり、本質的な意味においての商売の原点。
建前ではない顧客との向かい合い。そういったものに一度立ち戻って、足元のしっかりとした商売に、仕組み自体を再構築することです。
そしてそこから生まれるものが本来的な「価値」となって私たちに金銭対価がもたらされる。そんな、地に足のついた取り組みこそがこれからの世の中を作るのではないかと考えています。そしてその本質を理解したものが今後、評価を受けるような世の中になっていくのではないかと思っています。
何も「儲けるな」といっているのではありません。稼ぎを追及するのは、商売人として正しい姿勢です。ただ、その稼ぎの質というのが、これからは少し違ってくるのではないかということです。
言うなれば、これまではニセモノが蔓延って、彼らが儲けた時代。
これからは、本当にお客を喜ばせることができる人たちが儲ける時代。
ただ、残念なことが一つだけあるんですよね。
せっかく世の中が、そういうムードになってきているのに、「本物」を売っている人たちほど、稼ぎ方を知らないんです。頑固親父みたいに「ウチの商品は本物さ。分かる人にだけ買ってもらえればいいから宣伝はしない。」そんなスタンス。もしくは、「あまり売り姿勢が見えちゃったら、いい商品だと思ってもらえないかもしれない・・・」そんな不安があるのでしょうか。どうも良い商品を持っている人ほど、アピールがへたくそだったりします。
これは非常にもったいないことです。良いものを持っている人たちにこそ、たくさん稼いでもらいたいし、その資格もあるはずです。だから僕はこの本を書くことにしました。
インターネットは平等な世界です。
誰でも、インターネットを使えばビジネスで成功することができます。
僕自身も同じように、パソコン一台、実家の一室から始めて4年間で3つの会社のオーナーになりました。僕と同じような人たちが今、日本では増えています。
そういう人たちには、共通していることがあります。それは「本物」であること。そして、それを正しくお客に伝える方法をしっているか知らないか。そしてそれを実際にやっているか、やっていないか。それだけです。
ちなみに言うと、僕が初めて自分のパソコンをインターネットにつないだのが2000年でした。今から約8年前の話になります。それからずっと今まで、「インターネット」というものに関わってきているわけです。
ですから、ちょっと稼ぎ方自体の話をする前に、インターネットを使ってビジネスを構築するとはどういうことなのか?という本質的な部分について、ひとつ知っておいてもらいたいことがあります。
それは「なぜ偽モノがはびこるのか?」という命題に対する回答でもあります。
