今日は最高だった。
youtubeで発見して、すごく歌がうまくて、うわーすげーなー超歌うまいなー。このくらい歌えたら気持ちいいだろうなーと思って、一方的にファンだった人がいた。
で、mixiでコミュニティを見つけて入っていたんだ。
一方的に、勝手に好きでいたアーティストで。
プロデビューが決まっているみたいなことが書いてあったから、一方的にそれをすごく楽しみにして、時折ネットで検索して調べたりしていて。いまかいまか、いつデビューするんだろうと楽しみにしていたのね。
でも、なかなかその話が表にでなくて。
あれ?どうしたんだろうと思っているうちに、いつの間にか、ネット上から消えていて。(僕がその人を知るきっかけになった、youtubeとかも消えていて・・・)
何かあったんだろうか?と心配していて。
音沙汰だけでも知りたいなと思っていたの。
まあ、僕もかつて芸能活動や、音楽活動をしていたくちなので、ああいう業界のトラブルがどういうふうに起きるかとか、決まっていたけどポシャる原理とかは人一倍知っているから、キット何かあるのだろうと思った。
その人は、一応プロデビューが決まっていて、事務所もあって、それなりにネットや路上でもファンがいて。でも、まあ、ここでは控えるけど色々な事情があって、結局まあ事務所に裏切られるみたいな形で、歌手の夢を絶たれた。で、生活のため、愛する奥さんのために、不本意ながらも一介のサラリーマンとして、一家の大黒柱になった。
*
そんな彼から、ある日mixiからメールがきた。突然だった。
「へ?」と思って開いてみたらこう書いてあった。
要約すると、彼も僕のことを知っていて、mixiの自分のコミュニティを見ていたら原田がいることに気づいて、今は会社員をしつつ、ネットビジネスの勉強をしている、と。
偶然も偶然、こんなことあるのねーとすごく嬉して。
で、宣言したとおり、いま、原田は音楽活動をするためにアルバムCDをセルフカバーでセルフレコ-ディングしています。僕の曲を聴いてくれた彼が、僕の曲を気に入ってくれて、コーラスで参加させてくれないか?と。
もちろん二つ返事でOKです。だって、自分もその人の声がすきで、youtubeで見つけて勝手に好きでいて。その人と一緒に作品を作れるなんて、とても光栄だし、嬉しいこと。
そんなこんなで、ネット上だけでお付き合いがあったのですが、今日挨拶もかねてお茶をしていました。合計7時間語り合っちゃって。一緒に「歌がうまくなる」レッスンをやっていこうということになりました。
山田くん(弟子)もそうだし、溝江先生(師匠)もそうなんだけど、自分が好きだなーと思えて、その人の実力を本当に心からリスペクトできる人とやるのはいい。
ネットビジネス系の人のセオリーは、極論をいえば、「儲かりゃええねん^^」なところがあるけども、それは僕には無理。
好きでもない人はうれないし、メディアやマーケティングによるブランドのブーストだけでメッキの魔法をかけることなんざ、正直たやすいけれど、それは僕にはできない。
実力がなければ嘘になるし、本当に心からリスペクトできるところがない人とはできない。
それに、金以上に想いを共有できる人と俺は仕事がしたいの。
人生の時間を使って、共有して、一緒に作るわけだから、大意や大志がなければ一緒になんてとてもじゃないけどできないよ。
和佐大輔にせよ、底流に流れる、熱い気持ち。業界に対する愛情。そういうものがあって、そこを共有できるからこそ、一緒にやれる。
ちなみに、和佐大輔とはどういう関係なのかを言っておけば、どこまでいっても友達だということが先に来る。一緒にやるときも、金の話なんて一切しなかったし、取り分がいくらだ、みたいな話すらしていない。極論ゼロでもやっていたと思う。それ以上に、一緒にやることで1+1が2以上になれる。2以上を作れる。そう思えなければ、一緒にやることに意味はない。
僕がプロデュースをさせてもらうときの基準は、いつだってそこだ。
全力で、本気で、本音と、情熱と、一流の技術を届けられるか。
本当にその一点にまずは尽きる。
勇気と信念で、お互い一歩を踏み出す。
そこから生み出せる価値を、めいいっぱいの愛情で世の中に届けたいんだ。
もちろんビジネスという側面はあるから、きれいごとだけではない。
でも、正しい価値を正しい価格で届ける。
だって、そこに至るまで、研鑽した先人の学びへのリスペクトだと思うから。
僕の場合だったらマーケティングだとか、ビジネスごとにたぶん2000万円くらいかけて研鑽を積んできたし、8年間の蓄積を伝えているから。その分の価値はあると思うのね。
そういう信念で、あたしは仕事をしております。
原田プロデュースでまた一人、最高の先生をみなさんにお伝えできると思います。
真心をこめて、歌い方、歌心を伝えます。
すごく嬉しいです。
その前に、その人に僕の歌の先生をやってもらいますので、身をもって歌の上達をCDでお見せします。最高です。
*
で、
僕にはある信念があって。
それは、彼みたいな天才的な能力をもっているクリエイター(アーティスト)の才能を世の中に埋もれさせたくないということ。
原田は、まあ、クリエイターとしては正直並以上、スーパープロ以下だと思います。
デザインも、しゃべりも、コピーも、音楽も、映像も、たいがいのことなら平均以上にできるけども、どれもちゃんぽん。
まあ、バランスはいいけど、突き抜けていない。
だからこそ、彼みたいにすごくとがった才能をすごく尊敬する。
し、埋もれさせたくないと思う。
父親もミュージシャンだったのだけど、彼もすごく腕がよくて。
何が言いたいかというと、ビジネス的にうまくいくことと、
表現力やその技術とは、ぶっちゃけかけ離れたところで世の中は評価するということだ。
だから、才能があっても食えない人がたくさんいるわけで。
で、その「食えない才能のあるクリエイターやアーティストたち」は、
どうなるかというと、十中八九、あるところで早かれ遅かれあきらめて、
その道からはずれる。
するとどうなるかというと、大半が肉体労働者、ブルーワーカーになるしかない。
大半のアーティストの卵たちは、才能はあれど、学歴はない。
だから、社会との接点を再度模索するとき、苦しいながら、そして屈辱的ながら、
肉体労働で「ライスワーク」を作るしかない。
これが、日本のみならず、世界中共通する事象だ。
これを僕は社会的な損失だと思う。
その才能が、1ミリ違うところで、偶然の産物で、たとえば天才的なプロモーターや、プロデューサーと出逢って、才能を発見されていたら・・・?
もしかしたら第二のジョンレノンになっていたかもしれない。
第二のカートコバーンになっていたかもしれない。
これはあくまで「if」にすぎないけども、
その人の才能を通じて、新たなる次の世代の才能へきっかけや、可能性を与えられたかもしれない。
だから、僕はマーケティングという武器を学んだ。
その人たちの悔しさを、その屈辱感を味わずに、彼らのやりたいこと、好きなことに集中して生きられるようにしたいと思って。
だから、今回の出逢いは、僕にとって、そんな意味も持つ。
彼のプロデュースを通じて、世の中で、屈辱感に甘んじながら、
「ライスワーク」に忙殺される、声なき声。埋もれてしまった才能を掘り起こせるきっかけを作れるかもしれないって。
小さい試みからしか正直できない。
それなりに小金持ちかもしれないけど、僕程度の資力でどうにかなるレベルじゃない。
本当は、社会的なインフラレベルからのアプローチも必要だ。
そこに介入していくには、原田ではまだ若すぎる。そして金もなさすぎる。経験もなさすぎる。
だけれど、それを何もやらないいいわけにはしたくない。
だから俺は、「いまできること」から挑戦をしていきたいと思っているの。
「小っちゃな革命」
と、最近ずっと叫んでいるけど、その心を率直いえば、そんな感じ。
というわけで、長文ご拝読、ありがとうございました。^^
ばいちゃ!