聯合艦隊司令長官山本五十六
テーマ:Movies封切りから3週間以上、ヒット御礼舞台挨拶から一週間遅れで見ました
「70年麼の真実」は何を指しているのかは、最後までわかりませんでした
英米に留学した人が多い海軍では「アメリカに勝てっこない」という認識があったことは前から言われていました
確か中学生の時にみた五十六映画でも
「やれというなら1年ぐらいは暴れてみますが」といいうセリフがあり
日米共同制作の「トラ・トラ・トラ」でもアメリカ魂に関する五十六の分析がしっかり江ががれていたと覚えています
この2編と違うところといえば
「国民(の一部)が対米戦を望んでいた」というTVアサヒにしては修正主義のスタンスでしょうか
搭乗機撃墜の引き金になった
長官の視察旅程を通信と、それを傍受されたことの扱いはあっさり過ぎたと感じました
なぜか田舎のIndianapolisで行われた暗号解読はイギリスによるドイツのEnigma解読とともに
暗号解読の歴史に残るものでしょうから
一言で言ってしまうとあまり感動的でもドラマティックでもない映画でしたが
CGの出来は良かったと思います
軍艦のレプリカを使って、撮影するなんて今の映画製作予算では無理でしょうから
CGは新しいテクニックとして根付くのでしょうね
男ばっかりの映画でなくすために五十六の姉、家族や小料理屋のおかみは出さざるを得なかったのでしょう
家族の食卓のつましさ(大きいとはいえカレイ1匹の煮つけを6人家族で分ける)には真実なら驚きです
それと街に出る時の私服、東京の家からなら納得ですが、司令長官になってからは
船に私服を持って行って良かったのかとちょっと違和感がありました
玉木君はビジュもよく(当時あの髪型はなかったとは思いますが)、なんといっても
語りの良さはいうところありません
若く、真剣に仕事に立ち向かう姿勢もよくあらわれていたと思います
素直にこれが演じられるのも地ではないのでしょう
それにしてもタイトル「山本五十六」では通じないと考えたとしたら
近頃の歴史教育がなっていないということになりますね
大学生でも「日本とアメリカと戦争したの」とほざくものがいると伝え聞いていますが....
焼夷弾の空襲が「世間」への認識の初めであった昭和16年生まれの私にとっては
平和、民主主義のお題目を唱えるだけの日本人大衆は誠に忘れっぽいと言わざるをえません






