コルシカへ嫁に行く女

地中海の小島で奮闘しています


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はい、フランス人化です。また政治の話です。


昨晩めでたく(?)新大統領が生まれました。


ティーンネージャーと思われる男女までが泣いたり叫んだり、いやーそれはそれは熱かったのですが、なんともこんなに若い人たちが、こんなに政治に熱狂する国って不思議です。


大統領があなたの人生をバラ色に変えてくれると思ってるのでしょうか??

バカンスは確保して仕事量も増やさずに生活だけ良くなると思ってる??


とまぁ、辛口のつっこみはこのくらいにして、この国が、ヨーロッパの経済が、少しでも良くなることを祈りましょう。


さてさて、現大統領が持っているすべての権力を駆使して負けたのですから、それはそれはドラマチックな選挙戦だったようですが、私としては前回落選したセゴレン女史がとても気になる。

彼女、前回の選挙では今回当選したオロンド氏の妻(籍は入ってない、ここがフランス風)でしたね。選挙戦の最中、セゴレン女史の影にいつもオロンド氏がいたのを覚えています。


その後どうやら二人は別れたそうで、

今回当選したオロンド氏の隣には、別の美しい女性がいました。


ということは、


前回の大統領戦では大統領の座を獲得し損ね、

今回の大統領選では、ファーストレディーの座を獲得し損ねた、


ということで2回の屈辱。。。。



かわいそうに、

とは思いつつ私は別に彼女に肩入れしているわけでもなんでもないのですが、しかもソーシャリストとしては今回のオロンド氏の当選で喜んでいるはず(?)なのですが、女性として、ちょっと同情心が芽生える。


てかそれにしても、


サルコジ氏は前回当選後に前妻と離婚し、美しいセレブと結婚(そして今回の選挙前に出産)

セゴレン女史は前回落選後に同僚と離婚、

その同僚は別の美しい女性と一緒になり今回当選、


なんとも、フランスはポリティックとゴシップの境目がないというか、


ポリティックがゴシップに成り下がってませんか?


あー、そうか、だから私のようにフランス語も政治もよくわからない人間も、こうやって政治を語ったりするのか。つまり、私が話しているのは、ポリティックではなくゴシップなのだ。



そうかそうか。

これでおばちゃん納得。(笑)



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決戦は、今週末。

さて、どう転ぶか??


日本にいたころは選挙だろうがなんだろうが、みんな忙しいし、それこそ出張や出勤だったら投票だって行けないし、とはいえ不在投票するほどの熱意もないし、ということで東京にいたころは投票すらしたことがなかった私。はい、非国民で済みません。でも、これごく普通の東京人ですよね?


それが、フランスは初戦で80%の投票率って!!

フランス人、すごい!

ってかもしかしてヒマ!?(あ)


前にも書いたかもしれませんが、フランス人、とても政治好きです。この時期はみんなテレビで演説を聞いているし、朝まで生テレビ並みにジャーナリストになりきった素人が議論を交わしております。


とはいえ、こんなに参政率の高い国民を抱えた国が、よくならないのはどういうこと?

素朴な疑問!!


私は政治の話をフランス語で理解できるほどのレベルにありませんが、かいつまんで得た情報だけでも、どう考えても今一番の課題の経済対策がどうしても弱い気がする。不況が続く中ユーロ危機に陥り、そんなご時勢でもウチみたいな零細企業に膨大な社会保障費や税金を要求するというだけでも驚くことである。

起業促進とか失業対策なんてぜんぜん出来ていないよね、この国。学生ベンチャーがDellやGoogleを生み出したアメリカや、一般市民がネットショップとかでどんどん独立できる日本には程遠い状況。。。


経済危機の自覚がないのか、

もしくは単に「経済危機を認めたくないだけ」なのか。。


あと、権力者や経営者が利益を搾取するのが当然という歴史を持つこの国は、労働者層が長い間不当な扱いをされてきた。なので、ストとかデモとかがいまだに頻繁に行われている。そんな報道を見ていると日本の昭和の映像を見ている気分だ。


労働者層はストやデモ以外に状況を変える手段を持たないというのは、

人が資源となった先進国では非常に致命的なこと。

労働者層が他力本願では、この体制が変わりようがないからだ。


誰が大統領になってもいいけどね、

今この国は大きな節目を迎えてますよ。

今こそ変わらなくちゃいけないですよ。



なんて、こんな話をブログにまで書いちゃう私も、フランス人化しているという証拠でしょうか。


選挙権もないのにね!!



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コルシカは、田舎も田舎、離島で相当の僻地だが、

イタリアとフランスの間という場所柄か、おしゃれ(≒見栄っ張り)な人が多い。


バカンス地として洗練されたヨーロピアンたちが集まるためちょっとお高めのブティックなどもあり、そのせいかもしれない。最近はユニクロかしまむらか、というファッションレベルの私としては、パーティなどで気後れすることもしばしば。

私たちは街の中に住んでいて、街の中に店(オフィス)があるので徒歩通勤。毎朝出かけるのにおしゃれするほど頑張り屋でもないのでいつもジーンズにスニーカーだが、街のほとんどの人が市外に住んでいるので街に出るときは気合を入れてくる人も多い。


市っていうか、街っていうか、村ですが。

数えるほどしか人いませんが。


それでも、夜一杯ワインを飲みに行くとかそういうオケージョンでは、シャネルのバッグを持ってプラダのピンヒールとかを履いている女の子もいる。


おい、すげーな。

気合入ってますな。


そして街にはなんと、ファッションリーダーなる人たちが存在する。

なんていうの?ほら、高校生のときとかにおしゃれな子たちのグループがあって、なんとなくそのグループが注目を集めてたりするじゃない?そんな感じのグループが大人になっても存在する。というか、恐らく高校生の頃から「そのまま継続している」というのが正解なのだろう。40歳のファッションリーダーとか、笑っちゃうけど存在する。

で、その中でもさらにトップレベルのファッションリーダーたちは、

いやー、あっぱれ。本当におしゃれである。

てか、彼らはファッションに疎い私なんかにジャッジされたくないだろうが、やはり素敵な人たちを見てると気分がいいのは確かだ。


日曜の朝のカフェ、教会周りに人が集まる。

さすがに朝なので黒いピンヒールとかではないけど、

おしゃれな人たちはおしゃれなカジュアルで颯爽と登場する。


そんなおしゃれなお友達とコーヒーを飲んでいたJJ、話題は最近流行っているスニーカーブランド。普段ファッション話はちんぷんかんぷんのJJだが、たまには日本で買ったスニーカーを自慢できたりすることもある。

が、

同じテーブルでコーヒーを飲んでいたご年配のお友達。

こうやっていろんな年齢層が同じテーブルを囲めるのも田舎の醍醐味だが、

こちらの話題はイノシシ猟。


ここ、どう見ても同じテーブルを囲む友達じゃないでしょうと思いきや、流行のスニーカーの話の後に、みんなでイノシシの話で盛り上がる。


最近あいつら増えすぎ、畑を荒らすんだ!

あー、うちの畑もやられたよ!



ほぅ。



田舎だが、僻地だが、おしゃれなカフェとかもないが、

話題の多様性という視点ではなかなか侮れないコルシカである。



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実家の犬テュピが、いよいよ本格的に老犬になった。

お姉ちゃんが学生時代に飼っていた犬を実家に押し付けたという話だったので、かなりのお年だ。


それでも私がコルシカに来た2006年にはまだかわいかったんだけどね。

ボーイフレンドもいたし!


で、テュピは何歳なの?と家族に聞くと、15歳だとか、16歳だとか、聞くごとに、聞く人ごとに年が増えていくのでいったいいくつなのか不明。きっと16歳は超えているのだろう。近所にあげたテュピの子供がすでに老衰で死んでいるという話もウケる。

長生きの秘訣は、毎日テュピが食べているスーパーマーケットで最も安い保存料のたっぷり入ったハムとのこと。テュピの体はその保存料で腐敗を防げているのだろうとみんなが言う。。。


ほんとかよ!


人間が食べる塩分の高いハムやチーズは犬にはあげちゃいけないはずだし、よくケーキやチョコレートなんかも食べてたし、こんなもの犬にあげちゃダメだよとよく私は言っていたが、ここまで長生きされると私の意見も大いに説得力に欠ける。

ここ3年ほどは、クリスマスに姪っ子があげたチョコレートで具合が悪くなり入院したりしていたので、日本に帰るたびに帰ってきたらテュピは死んでるかも?と心配しているが、そんなこともなく毎年元気にはしゃいで出迎えてくれる。


すごい、本当に不死身かも?


とはいえ、見た目はもう使い古したモップのようで、お風呂も嫌がるのであまり洗ってないし。。。正直私はもうあまり触ったり抱っこしたりはしたくない。ごめんよ、テュピ。目も耳も遠くなり、毎日粗相の始末にため息をつくママは「もう犬は絶対飼わないからね」と宣言している。

が、

パパはそんなテュピを溺愛していて、誰かがテュピの悪口なんか言った日には激怒。テュピが死んじゃったらパパは寝込むかもよ?どうする?似た犬探してリプレイスする?とか今からみんなで相談している。

ある日、パパが「マシェリ~」(英語で言えばハニーとか、ボクの愛しい人という意味)と呼ぶのでママが「なぁに~」と返事をしたら、パパはテュピに向かって話していたそうな。。。


マシェリは私じゃなくてテュピだったわよ、とお怒りのママ。

うーん、これは重症。


そういえば、コルシカでは助手席に犬を乗せたおじいちゃんをよく見かける。なぜか妻が乗っていることはない、いつも犬だ。


私もいつか妻の座を犬に奪われるのだろうか?


知り合いの家ですごいかわいい犬とかを見るとたまに魔がさして犬飼いたいと思うこともあるが、

やっぱり犬は飼わないことにしよう。




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パリ在住3年のお友達2名と話していた結論。



フランスでストレスを感じずに生きていくために、

フランスをマスターするための術。

つまりフランス人化するステップを具体化させたのがこの3つのフレーズ!



この3ステップをマスターしたアナタはもう「えー、そんなのありえない!」とか「フランスって理不尽!」とか「日本だったらこれってスキャンダルよね!」とかそんな台詞はでてこないこと確実。


1.セ・ラヴィ(これも人生)

どう考えても納得のいかないことがあって、さらにそれを修復することもその事実に対してクレームすることもできないとき、カーッと瞬間湯沸かし器のように脳みそを沸騰させずにさらりと一言

「セ・ラヴィ」

とつぶやき諦める。

これは最初の大きなステップ。


えーと、これが言えるまでにだいたい3年はかかります。100回くらい脳みそを沸騰させて、それがなんとエネルギーの無駄かと気づいたときにやっと到達することができる、いわば禅、解脱の境地にちょっと近い心境。渡仏前に座禅を組んだりしておけば少しはトレーニングが可能かもしれません。




2.セ・パ・グラーヴ(大したことじゃないよ)

英語で言えば、It's no big dealって感じでしょうか?

このフレーズを使うときのポイントは、相手がミスをしたときに気にし過ぎないように慰めるために使ってあげるというのは非常に日本人的発想で、フランスでは「自分がミスしたときに」「自分の非を忘れるために」使うが正解。このフランス式の使い方をマスターするためには最短で5年の年月が必要となるでしょう。

例:

客「注文した商品が届かないのですが」

店「セ・パ・グラーヴ!」


補足として是非アイコちゃんブログもご参照くださいませ。
http://ameblo.jp/eyecocoro/



3.セ・パ・マフォー(私の落ち度じゃないわ)

正しくは、Ce n'est pas ma fauteと書くのでス・ネ・パ・マフォーというのが正解だろうが、私にはセ・パ・マフォーとしか聞こえない。

これは、自分の落ち度じゃない理由で問題が起きたときにそれをきちんと相手に理解してもらうときに使う、というのはやはり非常に日本人的発想で、誰がどう見ても自分の落ち度だったとしてもいろいろな理由をつけて自分の非をもみ消すために使う、というのがフランス式。

仕事に穴を開けたとして、その理由は、自分の休暇の都合(仕事終わらせないで&引継ぎもしないでバカンス行くなよ)から始まり、子供の送り迎えやペットの病気まで、仕事の場に持ち込んでいいのかそれ?ってくらい個人的な理由もどっさりつぎ込み、自分の非を真っ向から否定する。


「だってしょうがないじゃない、セ・パ・マフォー!」


これが言えたらあなたもすっかりフランス人。

余計なストレスを感じずフランス生活を楽しめるはず♪




ちなみに、渡仏6年目の私もまだ1ステップしかマスターできていません。

やっぱり海外移住は脳みそが柔らかい若い頃の方がいいのでしょうか?(爆)



修行の道のりはまだ長い!!!!


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