フランスでは私が来て以来だからかれこれ最近5年くらい(もしかしたらその前から)日本モノブーム。
このカーペットってZENだよね??
とか
うちのインテリア、ジャポニゾンなの
とかいう台詞をよく聞きます。
ふーん、と思うこともありますが、まぁ、日本文化が世界で市民権を得るのは喜ばしいこと。という私自身日本の製品を輸入してるしね。
最近ではカフェでテ・ヴェール(緑茶)は絶対においてあるし、ごついオジさんがエスプレッソを卒業してテ・ヴェールを啜っているのもよく見かける。そんな彼らは健康にも気遣う、これまではオカマの趣味とされていた(失礼)ヨガなどもたしなむ、あらちょっとインテリジェントな方かしら?と思われ、文化的なレベルの高さを誇示することが出来る、らしい。
こないだも日曜の朝のコーヒーをJJと飲んでいたら、二杯目は緑茶(エスプレッソはまだ完全に卒業できない)という男性がいた。
あら、こんな田舎にもそんな波がやってきてちょっと好印象じゃない、と思っていたが、急にがっかり。
その、緑色のガムを噛みながら緑茶を飲むとはいかなることか!
いや、そんなのは個人の自由で私が文句言うところではないのでぐっとこらえたが、日本人としてはガムを噛みながらZENとか言われたらたまったもんじゃないと思ってしまうのだ。フランス在住の日本人の方ならわかってくださるでしょうか。ガムを噛みながらエスプレッソを飲んでいてもなんとも思わないんだけどね。
さらにいえば、ZENとBUSIDOをちびっ子たちに熱心に教えてくれるうちの空手の先生の一人、彼は稽古中にガムを噛んでいる。上手に上歯茎の裏に隠しているので多分私しか気づいていないと思うが。。。
とても素晴らしい先生でね、ちびっこから私まで、てんで年齢もサイズもバラバラのクラスを教えるのは至難の業だと思うし、楽しく学ばせてもらってますから文句は言いませんが、
ガム噛みながらZENとか言われると萎えちゃうのは私だけ?
とはいえ、
じゃぁZENってなんなのさ?
と言われると言葉ではうまく説明できない情けない日本人なので、新渡戸稲造の武士道とかを読んでみたりする今日この頃。。。
新渡戸さん、今日本語で読んでも理解できないくらい難しい本をあの時代に英語で書かれたとは、いやはや、すごい方です。わからなくて何度も読み返しているので、なかなかページが進みませんよ。
こんな私にZENは語れません。。。(涙)


